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鷲と虎
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鷲と虎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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日中戦争時、96艦戦を操縦する麻生哲郎大尉と、I-16を操縦する中国義勇軍に所属するデニスワイルドの戦い。武士道とは、騎士道とは?上海漢口重慶の空を舞台に男の意地がぶつかる! | ||||
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時間経過と飛行機の機種で、あれっ?という箇所もありましたが、盛り上がりと言い、読後感と言い、作者らしい作品。値段分、ちゃんと楽しめます。 | ||||
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佐々木氏の作品は、丁寧だと思います。 少しずつ少しずつ、私を引っ張ってくれる。 この作品も、楽しみました。 男のロマンですかね。 仕事に打ち込んで、命を懸ける。 それに、惚れてくれる女がいる。 言い訳しない男たち、に好感を持ちました。 だけど、戦争は、やっぱりダメ! | ||||
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「エトロフ発緊急電」や、「ベルリン飛行指令」に並ぶ、 大日本帝国海軍を中心とした佐々木譲お得意の冒険活劇。 1930年代の中国を舞台に、日本海軍96式艦上戦闘機搭乗員と、アメリカ傭兵パイロットや中国空軍兵との闘いを描く。 実際の歴史的背景を踏まえながら、架空の主人公を生き生きと描く佐々木譲ならではの秀逸な作品。 好戦的な牟田口廉也が強引な圧力を中国軍にかけて、国際関係をこじらせた場面、南京大虐殺を臭わせる当時の報道陣の動き、などリアルな著述に読む者が固唾を呑む。 96艦戦から12試艦戦に乗り換える麻生と、I16からカーチスP40に乗り換えるデニスの対決が見られなくて、少し残念だったが、潔く新旧交代に甘んずる男たちの姿にも美学を感じる。 | ||||
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この著者のものは、すべて歴史的なノスタルジーを感じさせる。航空ものも面白く、空中戦や戦闘機の描写も詳細で、興味深く読める。第二次大戦前の上海の雰囲気と当時の歴史的な状況が醸し出される場面には、想像を描きたてられ、今の上海を知る人は、更に楽しめる。 文中で、あの有名な中国空軍顧問シェノートがPー40を見て「きみの機のマーキングは素敵だ。おれの義勇航空隊も同じマークにして、フライング・タイガースと呼ぼうかと思っているんだがね。」と、言うシーンがあり、当時の中国での傭兵的外人戦闘機パイロット集団から義勇航空部隊へと変化する時代もよく分かり面白い。飛行機好きには堪らない魅力がある。 昭和十二年の盧溝橋事件から昭和十五年頃までの日中の歴史小説としても読めるが、旗本武士の家系である海軍航空士官の主人公と、米国陸軍航空隊出身のもう一人の主人公である米国人青年傭兵パイロットとの騎士道的戦闘機乗りの葛藤、そして当時の彼らの空への憧憬と空中戦に対する心には、感動させられる。 | ||||
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