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ジェネラル・ルージュの伝説
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ジェネラル・ルージュの伝説の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 1~20 1/2ページ
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海堂さんの作品は、どれも面白い。 ルージュの意味が最後に分かり、笑えた。 | ||||
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今まで買った中古の本の中では一番汚れていたかもしれません。でも、いつも図書館の本を読んでいるので気になりません。それに、1か月くらい前には、定価より高い単行本しかなかったので、今回読みたいものが安く手に入りました。私としては、半分くらいが小説ではないところが残念です。 | ||||
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ジェネラルジュージュ 血まみれ将軍 赤字将軍。救命救急センター 速水部長。 徹底して 患者のために すべての自分の能力と病院の機能をささげる。 そして 唯一裁くことができるのは 患者だという。 それに対応するのが、リスクマネージメント委員会 田口講師。 行灯といわれながらも 鋭く現実的に問題を解決しようとする。 エシックス(倫理)委員会 沼田助教授。 沼田助教授の 理論的構築と現場から乖離した思念。 それと対決する 速水部長。 高階病院長のしたたかさ。 藤原看護婦のネットワーク。 仕入れ操作により 必要な器具を購入する。 それは 私的利用ではなかった。それを裁くことができるのか? 救命救急センターは 採算や収益を考えて、経営を成り立たせることができるのだろうか? そして 死後原因究明には 保険が支払われないが、果たしてそれでよいのか? 投げかける問題は 現場から起こっている。 | ||||
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伝説-1991- 速水だけではなく、猫田や花房、水落冴子が出てきたりします。マネージャー城崎が、桜宮病院とかかわりがあったとは! 話題に出る渡海は「ブラックペアン1988」に出てくる。このときのICU医師・世良は「ブレイズメス1990」に出てくる。 疾風-2006- 三船事務長の話。タンクローリー炎上事故のドタバタなどは、ジェネラルルージュとかぶります。最後にほろり。 残照-2007 ジェネラルルージュから1年後の部長代理・佐藤の話。いなくなってからも、残照のように存在を忘れさせない速水の帰りを待つ。 独立した、盛り上がりのある本ではなく、過去の伏線などをからませているので、前の本と読み比べると楽しめるかもしれません。 | ||||
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非常に面白かったです。続きに期待します。他のシリーズも見てみたいです。 | ||||
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短くて物足りなかったが、少し面白かった。もう一つの栄光のほうが面白そうだ。 | ||||
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帯、表紙、中身とも状態はとても綺麗で良かったです。また、購入したいと思いました。 | ||||
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若き日の速水の活躍は爽快且つ明確。 じりじりする事も苛々する事もなく、速水のスピード感を楽しめる1冊。初読の時は「昔話」として読んだので、「こういう事があって『凱旋』の速水になって行ったのか・・・」と思いましたが、こちらが先と思って読むと「こんなにまっすぐな若者が、この先、自分を擦り減らしていってしまうんだなあ…」と少々切なくなりました。 | ||||
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ブラックペアンから海堂氏の本にはまったので、とても面白く読めた。 | ||||
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タイトルはジェネラルルージュだが冴子もメインで出てきたりするので、 ナイチンゲールの沈黙の番外編的作品でもある短編集で、まあいつものように 現代医学体制への不満や困った時の努力や根性的内容となっておりシリーズファンなら 楽しめる内容だろう エッセイや資料集は読んでいないが、何でもシリーズ的作品にする海堂氏なので、 新作を手に取り人間関係や時系列に混乱した時に役立つのかもしれない まあシリーズを知らない人が買う作品ではないだろう | ||||
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時代が進んだ分の追補がすごく、新作も読め、ものすごく得をした感じです。 | ||||
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この著者の絶大なるファンなので手元に一冊欲しかったものです。大変きれいな本を迅速に送っていただき満足しています。事情があり、パソコンの調子が悪く、評価を出すのが遅くなりましたことをおわびします。 | ||||
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ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)で大活躍した速水医師の若き日、ジェネラルルージュの由来を描いたファンサービス本。筆者の作成の内幕や一連の物語の背景をまとめてあり、「参考書」としては有用。 だが、純粋にストーリーを読みたいだけの人には不要かも。 | ||||
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海堂尊『ジェネラル・ルージュの伝説』は『ジェネラル・ルージュの凱旋』の速水晃一の新人医師時代を描く。多数の負傷者が出た城東デパート火災の大惨事に際して速水は病院長不在の中、独断で患者を引き受け、多くの患者の生命を救った。ここから速水は「ジェネラル・ルージュ」と呼ばれるようになる。 速水は新人医師の頃から唯我独尊で自信満々の人物であった。先輩医師にも天才的な技量を見せつける。しかし、城東デパート火災に際しては悩み、逃げようとする等身大の人物として描かれる。第三者からは自信満々の人物に見えても、視点人物と描くことで内面の弱さが浮かび上がる。伝説となったエピソードは話に尾ひれがついて虚像が作られた面もある。 等身大の速水以上に看護師の猫田が恐るべき存在である。田口公平をアシストする藤原看護師を含め、桜宮サーガでは看護師の存在感が強い。著者は医師であり、医師の視点で医師の立場を擁護する姿勢が見られる。それは『ジーン・ワルツ』など産婦人科をテーマとした作品群で顕著である。 特に医療過誤で訴えられた産婦人科医を扱った『極北クレイマー』では臭いものに蓋をする行政に憤り、真実を知ることを求める死亡患者の遺族をクレーマーのように印象づけている。真相を知りたいという遺族の思いは真っ当なものであり、その遺族の思いに医療サイドが応えなかったことが問題である。 これは医師であるが故の限界である。一方で医師とは別の職種である看護師を医師以上に切れ者に設定する姿勢は貴重である。異なる立場の者を理解する深さがある。自分の立場を唯一絶対とする偏狭さが支配する中で貴重である。 猫田とは対照的に花房美和は初々しい。「ハヤブサ美和」の異名を持つ『ジェネラル・ルージュの凱旋』のキャラクターとはギャップがある。『ジェネラル・ルージュの凱旋』で師長を争う人物とは思えない。『ジェネラル・ルージュの伝説』には水落冴子と城崎のエピソードも絡ませており、物語が重厚になっている。(林田力) | ||||
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バチスタシリーズ作品「ジェネラルルージュの凱旋」に登場する、救命救急センター部長・速水晃一がジェネラルと呼ばれるようになった事件を「伝説-1991」、「ジェネラルルージュの凱旋」が「疾風-2006」、速水が去った後の救命救急センターでの出来事を「残照-2007」として、3部構成になっています。 「伝説-1991」の部分は、「ジェネラルルージュの凱旋」でも触れられていますが、事件が起きるまで、その後があるので楽しめるかと。 「疾風-2006」は、「ジェネラルルージュの凱旋」を読んでいれば、ダイジェスト版ということになると思います。。 「残照-2007」は、その後の話なのでこれという事件はないのでそれほど緊張感はなく惰性で進んでいる感じが。。。 あとは、著者の紹介(?)である「海堂尊伝説」、海堂尊作品の紹介となる「自作解説」です。。。 ちょっと物足りませんでした。 | ||||
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海堂作品ファン、とくにバチスタシリーズ好きなら読んでおきたい1冊かも。 いろんな角度から読めます。 後半については、最初、こんなの読んでもなぁと否定的だったが、 読んでみると以外に面白かった。 | ||||
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「ジェネラル・ルージュの凱旋」の外伝的な短編が3編収められています。 「伝説−1991」は、城東デパート火災で大惨事が発生し、東城大学医学部付属病院に大勢の怪我人がおしかけパニック状態になるところを、一年生医師の速水が留守の上司たちに変わって大活躍をする「伝説」を扱っています。 「疾風−2006」は、事務長三船の視点から、このカタストロフを描いています。 「残照−2007」は、速水が去ったオレンジ病棟のその後を扱っています。 いずれも「ジェネラル・ルージュの凱旋」により深みを与える作品になっていて、楽しい読み物になっています。 更に、「海堂尊物語」「自作解説」によって、作者の個々の作品が書かれた背景が語られています。 そして何よりも、海堂尊ワールドに魅了された人には、「海堂尊ワールド」と題された「桜宮市年表」「登場人物リスト」「用語辞典」「医療用語辞典」が付されているのが、堪らなく嬉しい本になっています。 | ||||
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「伝説」では、これまで完全無欠の速水先生の外科医としての成長がみられ、 速水先生の人物観が広がると共に、非常におもしろく読ませてもらいました。 ブラックペアンの次の本作を読んだので記憶も新しく、非常に楽しめました。 後半にある著者の半生や海堂シリーズの解説は、あそこまでページを割く必要が あったのかと少々疑問に思ってしまいました。 もしかして著者自身のまとめの意味も含んでいるのではと勘ぐってしまいます。 ただ、著者が執筆する各作品は、共に相関性が非常に高いことは周知の事実。 自作解説にある創作MAPは、これから著者の作品に触れる人にとって、 読む順番を考える上で参考になるのではないでしょうか。 | ||||
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ハードカバー版から大幅に加筆・修正されているため、ハードカバー版をすでに読まれた方にも楽しめると思います。 短編2作が追加されたのみならず、海堂氏のヒストリー部分も、ハードカバー版執筆時点以降の部分が追加されたのみならず、裁判騒動部分など、過去のことであっても海堂氏の感想が変わった部分については文庫版執筆時点の感想に書き換えられているなど、細かい点もかなり修正されているため、ハードカバー版と読み比べてみるのという楽しみ方もできると思います。 ただ、ハードカバー版にはあった、用語解説部分の写真がなくなっていたり、カルトクイズがなくなっていたり…と、文庫化にあたり削除されてしまった部分があるのが残念なので、☆ひとつマイナスします。 | ||||
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「伝説」には、ジェネラルとナイチンゲールの二つの物語の過去が同時に語られており、にんまりした。 「伝説」は物語中の1991年。『ジェネラル・ルージュの凱旋』は2006年で、別視点から描かれた「疾風」も納められている。そして、2007年が舞台の「残照」。 私がこの本を手に取り、読んでいるのは2010年であるから、それからどーなった?ともう一つ先を読みたいと思ってしまった。 現実世界と混同しているわけではないけれども、速水という魅力的な才能が、物語世界でも過去の伝説になってしまうのが悲しい。 潜水艦のコックピットが、再び蘇る日はあるのか。 エッセイなどは2010年春まで書かれており、文庫化にあたって加筆されていることがうかがえる。 「海堂尊物語」と「自作解説」で二重に、作者自身によるこれまでの作品の紹介を見ると、未読作品に興味が湧くだろう。 | ||||
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