■スポンサードリンク
SOSの猿
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
SOSの猿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.10pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全111件 61~80 4/6ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初見では正直、難解でした。 が、2度目に全て理解しました。 内容についてはあえて触れませんが、 思考能力の低い方々にはわからないでしょう。 ここのレビュアーの大半がそれです。 急いで読まずに1日1章程度に抑えれば、とても読みやすいでしょう。 「人を衝き動かすのは、その人の意識だが、その背後には巨大な無意識が存在している。」 ん〜、名言。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いつものように複数の話が(今回は2つですが)同時進行していきます。 いつものように最後この2つの話が繋がります。 以上。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂さんの作品は、読んでいてすごく引き込まれて、「次が読みたい」と思うのにこの作品は「????」と言うようなのが多すぎて。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂さんの事を”若手のホープ”だと思っていました。死神の精度が一番のお気に入りです。陽気なギャングの2冊も結構好きです。 ところが、17冊目に読んだモダンタイムスを好きになれませんでした。 そしてこれ。駄目です。 読むのが苦痛でした。共感出来ず、物語に入っていけませんでした。 最後は、内容が良く分からない、という所まで落ちてしまいました。 もう次の作品は読まないかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『あるキング』ほどではないが、伊坂としては珍しく外した作品。 この2作はほぼ連続して出版されたと思うが、何か実験的意図があったのだろうか。 『あるキング』は内容、構成ともに問題があったと思うが、本作は何だか妙に読みづらかった。 まあ、『マリアビートル』でさすが伊坂!という貫禄を見せつけたからいいけどね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ひきこもり少年について相談されたエクソシストが副業の主人公。株の誤発注について調査する冷静沈着な調査員。 2人の話が交互に語られ、たぶんどこかでこの2つの話が交わるのだろうなぁと思いながら読んでいると、はたしてその通りになるが、「フィッシュストーリー」のようにそこが面白い話ではない。 コンビニ、ファミレス、住宅街といった日常描写がもっと描き込まれていて、そこに牛魔王や孫行者がもっと生き生きと、現実に幻覚が割り込んできてせめぎあったらおもしろいのに、その辺りは中途半端というかひかえめである。 でもそれが伊坂幸太郎の持ち味のような気もする。 また主人公を家電量販店店員にしているが、主人公が同じ職業の「俺俺」を読んだ後のせいか、それに比べてリアリティの無さが気になる。イタリア留学の理由もよく分からない。 主人公が繰り返し「げんなりした」という言葉に「げんなり」した。繊細な人は日常でげんなりする事が多いってこと? さらに脇役たちが話の都合上、配置された小道具のようで、立ち上がってこない。 と、さんざん文句を言っておいて5点なのは、この物語に個人的な記憶を呼び起こされ、感慨深く読んだから。 私も子供の頃、救急車の音に対して母親に主人公と同じこと(多少言い回しが違うが)を言われていたし、私も子供たちに同じ事を言って育てた。たぶん今でも多くの母親が子供に同じことを言ってると思う。 それは単に、救急車というものの役割を幼い子に教える方便なのだが、なるほど、同時に「他人の痛み」というものを幼い子供に教えていたのだ。 しかしいつからか自分の痛みと他人の痛みの間には断崖絶壁の落差が生じ、他人の痛みに鈍感になることで、日々をやり過ごす。 救急車の音に「誰か痛いよ〜って泣いてるのかなぁ?」と心配そうに言う幼子に「早く痛いの治るといいねえ」と見知らぬ人の無事を願っていた母親が、いつの間にやら、運転中の救急車の音に舌打ちしながら車を寄せるようになってしまう(すみません、自分のことです) しかしこのセンシティブな主人公は大人になっても、他人と自分の痛みの境界線がはっきりしない幼児のように救急車の音を聴くのだ! 他人の痛みに敏感であること、教条的でなく、幼い子に教えるやり方でそれが描かれていることに素直に感動してしまった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他のレービューを読むとあまり評価が高くないみたいですけど 僕はこれ好きです、今までの伊坂小説とは少し違う、不思議な世界がありつつ、 今までの伊坂ワールドの2つの世界が溶け合って、いい感じです。 この感じもっと展開していけば面白いと思います 新しい伊坂スタイルを期待してます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アイデアだけで書いた小説。 悪魔祓い・引きこもり・孫悟空・株の誤発注・家庭内暴力 もう、てんこ盛り。いやはや。これで面白ければ文句無いんだけど。 文章は高校生の作文並。(高校生に失礼かな) 喜びはじめた? うーん、文法的には間違っていないのかもしれないけど、私には珍妙な表現。 機嫌がよくなったでいいんじゃない? 山のように、ドラ焼きを食べた? ドア焼きって、その形状・大きさから言って山のように食べたはないでしょ。続けて五つ平らげた、くらいにしておいた方が、読んでる方も満腹感あるよ。 なーんて、今をときめく流行作家に市井の主婦が意見しても始まらない。 多分作者は仕事のしすぎでしょう。アウトプットばかりじゃなくて インプットの時間をもっと持てばいいのに。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
悪魔祓いの話。日本古来の言い方でいうと,狐憑きの状態になっている人の憑き物を落とすとでもなるか。 話の進行において,孫悟空のお話が出てくるが,いま考えると「和洋中」揃った贅沢な造りになっているが,それがややクセが強いのか,読者によっては受け入れにくい原因なのかもしれない。 そう難しい話はなく,「どう憑き物を落とすのか」と読んでいくと,あっさり終わってしまったりして拍子抜けもあるが,著者のいつものうまさのせいか,テンポよく読むことはできる。スーツで作業にとりかかるあたりが,とてもポップだったりする。 普通に考えれば精神病の類なのだけれど,なにか事件を予想してしまうあたりはずるかったりする。倍の厚さで,もう少し読ませても良かったのでは? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作品世界が精神世界の表現として優れているし深層心理の心の動きに取り組んだ意欲作だと思います。 ただ確かに一回目は面白さに勢いで読んでしまいましたが二回目は読みにくいですね。 しかし全体として繊細な優しさに溢れた作品ですし、表題のsosの猿もラストのしめと重なってとても美しいです。 荒々しさを残しつつ分析的側面がある点も読みにくさを加速させますが視点の幅の広さを持たせる構造になってると思います。 少し読んでみて読める方なら是非、と言いたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂幸太郎のいいところはシチュエイションや展開にあると思う。 その思いがけなさや、同時進行する物語が最後にキレイにリンクするところ。 でもこの作品はちょっと。。。惹かれるところがまるでなかった。 シチュエイションも展開も登場人物も。 読んでいて楽しめるどころか眠くなる一方。 村上春樹を真似ている風な箇所があるが、それも失敗している。 「物語は、語り手が喋ればそれが真実となる。鬼がいるといえば、鬼がいるのだし、 証券会社の総務部長が牛魔王だというのならば、部長は牛魔王に他ならない」 このように時々作者が読者に直接語りかける箇所があるが、 これもいただけなかった。 あまりにもおもしろかった作品 「オーデュボンの祈り」や「グラスホッパー」と比べると、 本当に同じ作者が書いたのか疑いたくなる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ちょっとこの作品はひどすぎる。 実験的な技法を使ってみただけだったのか。 伊坂幸太郎は注目していた作家だったけど、もう読まない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本著の前後の作品から見る限り、 ・全体的な、一般的な常識への懐疑 ・正面きって問われると答えに窮する問いへのアプローチ ・現実とは異なるルールをもつ社会の想像と検証 あたりが主題としてあげられる。 本著のテーマは以下である。 ・暴力はいかなるときも悪なのか ・因果関係と罪の重さ 重いテーマをライトに描き、 物語の構成も、得意の複線の収斂の見事さもあるが、 ただ、テーマに物語がついてこれていない印象。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「エクソシスト」と「孫悟空」という,元来,時代も地域も宗教も違う2つが,どこでどう結びついていくのだろうかとワクワクしながら読んでいく. この手の物語の展開は終盤で急展開をしてバタバタと週末を迎えがちだが,意外と落ち着いた丁寧な展開だった. 中盤が若干弛み気味かな. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本当に最後まで読むのがキツイ作品 すんなり物語に入り込めず 一言でいえば本当につまらない作品 伊坂幸太郎の本はほとんど読んでいますが 昔のように続きが読みたくて読みたくて。。と、いう 気持ちがもうこの作者の本にはないようだ 非常に残念 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
交互に語られる二つのストーリー。 交叉するのは間違いないけど、どうなるのか?一方のストーリーのみ、途中から出だしに妙なセリフが入ってくるのが気になったけど、、意外なところで交錯する。 わかったような判らないような曖昧な結末。でも、少なくとも”イヤミス”ではない。曖昧だけど、ホッと救われるような感覚が残る。 エクソシストのややヘタレ気味のキャラはともかく、コンピュータシステムの調査員の方は、もうお話のためのデフォルメされ過ぎたキャラとなっているので、まったく感情移入ができず、このパートの章を読むのが若干きつい。 コミックスとノベルスのそれぞれで、描かれているらしいので、コミックスの方も読んでみたい。SOSの猿 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂作品としては珍しく途中で読むのをやめようかと思った作品だった。私の話と猿の話、それぞれが交互に展開される話なのだが、どちらも中途半端で、なんとか最後に話をつないだ感じがあった。例えば、猿の話の五十嵐真が因果関係を探求する話は、結局株の損失の根本原因はよく分からないままだったし、遠藤次郎の悪魔祓いの話は、特に何かを解決したわけでもないのに気がついたら原因が解決していたり。ミステリの要素も少なく初期の伊坂作品と比べると物足りなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何故暴力を振るってはいけないのか? 全ての暴力がいけないのか? 伊坂幸太郎の見えない何かとの対峙が、西遊記に準えて語られてます。 例えば、僕の書いた文章が、誰かに影響を与え、行動を変えます。 その行動が積み重なり社会は動いているのです。 作中に出てきた、あるフレーズにはとても感動しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これまでの伊坂作品とは少し違う作品。 他の作品に比べ、読み終わった後の伊坂作品ならではの爽快な感触は少ない。 本作のテーマに「物語を想像する」ことがある。 これはこの作品自体にも言える。 読み終わった後、こちらに想像させている。 読者の想像の中ではじめてこの作品は完結される。 これが伊坂ファンには賛否の分かれるところだろう。 彼の作品の醍醐味は全てがおもしろいくらいに結びつき完結されるからだ。 個人的には試験的な作品としておもしろい。 存在感のあるキャラ設定も健在であり、伊坂ワールドは感じられる。 独自の世界観を保ち、ちょっぴり遊んでみたような作品。 音楽性を変えてみたインディーズバンドの作品のようだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新聞連載だから。漫画とのコラボだから。という理由を差し引いても、わかりづらい作品でした。 娯楽作品に仕上がってはいると思うのですが、わかりにくいです。ちょっとSFっぽい、かつての超能力ブームとかあの時代を思い出してしまいました。 何でも超能力めいた「有り得ない話」に押し込んでしまうのはいかがなものでしょうか? 魔王〜モダンタイムスにもややそういう部分があったので、今後どんどんそちら側へ移行されると個人的には興味が薄れてしまいそう。 伏線と伏線がどんどん絡み合ってワクワクする作品が好きなので、少々辛口の評価とさせていただきました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!