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SOSの猿
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SOSの猿の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全111件 41~60 3/6ページ
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書店で最近見かけていたので気になって購入しました。 個人的な感想で申し訳ないですが、読み終わって・・・ 「・・で・・?結局何が言いたかったのだろう・・・??」と感じました。 二人の主人公の話が平行して進んで、最後の方で辻褄があってきて、隣の部屋に乗り込んだ頃に少しは面白くなったけど、最後肩透かしで終わった感じがしました。 概略で言うと、不登校の男の子が「僕は孫悟空の分身だ!」「その力を見せてやろう!」と主人公の一人の未来を予言し、半年後に死体を発見する!と言い、 それをもう一人の主人公が、確認しに行ったけど「DVが行われてた住人の部屋だった・・」 ってだけの話。 それを複雑に書いて参考資料を流し込んだだけのように感じました。 まぁ・・・今後、この作者の作品は買わないと思います。 | ||||
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構成がとても不思議で、最初はワクワクしながら読み進めましたが、途中から読むのもしんどくなりました。残念の一言です。 | ||||
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200Pほど読んで挫折した amazonランキングにのっていたことや 書店で最近必ず平積みされていることから興味を持って購入 最初はよくわからなかったが二人の主人公がいるのだなと思いながら読み進める どちらもいまいち魅力を感じることがなく淡々と物語は進んでいく たびたび孫悟空のようなものが出てくる(これはなんなんだ?) しかし、そこに神秘性や魅力はやはり感じずただ疑問が浮かぶばかりである どこまでこんな調子で進むのだろう?もう少し進めば面白く。。。 そんなことを思っている段階で、本は面白ければ自然ぐいぐい引き込まれるもので 無理して苦痛を感じながら読むものではないだろうと思って本を閉じた 品質管理や、トラブルの原因究明する部署に就いていたことがあるので、一方の主人公に若干の興味を持った この一文に惹かれた方は読んでみるのもいいかもしれません | ||||
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思えば「ゴールデンスランバー」 「週末のフール」 でクビをかしげ 「モダンタイムス」 「あるキング」 で終わったか スランプか とまで思った伊坂ワールドでしたが・・・・ 祝・やってくれましたね。 伊坂幸太郎の十八番ともいえる「伏線転がし」が 堪能出来る作品です。 登場人物の会話や思考、エピソードなど言葉中に なるほどなあと思ったり、うまいこと言うなあと 思ったりする場面の多い小説が好きな私には最近 読んだ中ではドンぴしゃに楽しい1冊でした。 こんなこと現実にあるわけないという入り方で 読んでしまうと単なる訳のわからない小説であ ることもまちがいないでしょうが。 | ||||
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読むのが苦痛、意味が分からない等のレビューが目立ちますが 私は一気に読めましたし、突っ掛かりは感じませんでした。 諸々のテーマの織り込みが秀逸。 忘れていた感覚を思い出した感じ 軽く読めた割には 得たものは多かったです。 SARUを読んでから また読み返すことにします。 ありがとうございました。 | ||||
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09年11月の単行本からの文庫化.『文庫版あとがき』によれば,改稿が行われているとのことです. 著者の最近の作品によく見られる,どこか寓話的な,そしてメッセージ性の強い作品という印象です. 二つの視点を入れ替えながら進む物語は,どこで,どのように結びついていくかが気になるわけですが, いかんせん,片側の様子が突飛であるため,戸惑ってしまい,スッと中へと入っていくことができません. とはいえ,『SOS』であったり『猿』,そして『孫悟空』と,キーワードが序盤から提示される展開は, おなじみの軽妙なセリフ回しも後押しし,やはりその先,何より並走する二つを意識せざるを得ません. また,女性陣が魅力的で,三人の母と一人のおばさん,彼女たちの大きさと思いには強く響くものがあり, このあたりは,過去の作品にも見られますが,家族や親子といった,著者の『家族観』がよく現れています. そして終盤,それまで続いていた疑問は晴れますが,交互に,さらには時系列をずらしていた効果は弱く, 確かに,驚きなどはあったものの,そこからの収束には物足りなさが残り,その演出の意図も掴みかねます. ほかの繋がりにしても,「あのときの」という気づきはあれど,ピースがはまっていく爽快感には乏しいです. コミックス版の案が先にあり,そこから世界観を共有,ブラッシュアップされていった作品とのことですが, 残念ながら最後までスッキリとはできず,ではあちらで補完を…という気にもなれないのが正直なところです. なお,加筆修正を著者の考え,具体的な場面を挙げて語るなど,解説はかなりよくできていたと思います. | ||||
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奇妙キテレツ魔可不思議!! わかるよーなわからないよーな 謎解き部分のラストにスッキリしないと不満を爆発させる気持ちもわかりますが 細かい複線が、ぼんやり感はあるものの一本に繋がるラストは 流石の伊坂節♪ ちなみに私 マンガの『SARU』は 絵のタッチが好きじゃないので読んでません(>_<) | ||||
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伊坂作品好きですよ!大好き! だから、期待のハードルはともどもなく高いし、ちょっとやそっとでは満足できない。 だから、この点。 いいこと書いてあります。 でも、伊坂さんなら、もっともっとすごいものが書けるはず。 | ||||
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常識や科学では理解できない超自然的な神秘現象を取り扱った小説です。 孫悟空の分身の術で生まれた分身が、自分の意志をもって動きだす。 本来なら一定時間で術の効果は消えるが、2匹の分身は消えずに実体をもつ。 2匹はそれぞれ、海と山に向かって進みながら成長する。 2匹の顛末はいかに。 西遊記やオカルト好きの人には楽しめる小説だと思います。 | ||||
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おもしろかったです。 ありがとう、伊坂幸太郎。 ただ、もっと、おもしろく出来たやろぉ〜! すっきりする話ではありません。 全体を もやもや が覆っています。 わざとかな。 すっきりしたらよかったのにね! | ||||
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対になっているマンガ(SARU 上 (IKKI COMIX)、SARU 下 (IKKI COMIX))と一緒に読んだほうがよかったのかな? (未読なのでわかりません。そっちは、もしかして「もう1匹の森の中の大きなサル」の話で、 この話にも少し出てくるヨーロッパの電磁波障害のことが書かれているのかな?) 一気に読みましたが、他の方が書かれているように、伊坂ファンの期待している作品とは違うような気がします。 じゃあキライか?というと、そうでもないのですが・・・ 「孫悟空」が憑依したと思しき少年の「予言」と、実際の事件との違いの意味がわからない。 少年が予言したマンションの部屋の死体と、実際の犯人像の違いなど、 結局、少年が本当に憑依されたものか、そうでないのかをあやふやに描くためなのか? それらは、当然と言えば当然なのかもしれませんが、解明されないまま終わります。 消化不良です。 また少年が自分が「予言」する事件で、自分の叔父に儲けさせるというくだりも、 あまり好きな展開ではありませんでした。 まぁ伊坂作品の多くは、謎を残し、読者にその後を想像させる余地を残してあるものも多いですが。 しかし、主人公のひとりである二郎と、彼の母とのやりとりがとても好きです。 大人として、自立していても、 子どもの頃の母の言葉や言動を思い出すシーンが何度も出てきて、 彼の人生に大いなる影響を与えているとわかります。 実際、彼は実家に帰った際も、母に見送られながら「ひととき子どもに戻る」とあるのですが、 それは私が母だからかもしれませんが、 とても好ましく、ほっこりさせられます。 子どもの頃の、そういった母とのやりとりが原因なのか?彼は他人のSOSを敏感に察知してしまう、 その「特殊能力」について、中で「ウォッチャー」と孫悟空に言われるくだりがありますが、 それも結局、特殊能力として、何かの指名を持って二郎が存在するのかどうか、謎のまま。 二郎や少年以外の登場人物すべてキャラが立っています(笑) とてつもなく個性的な人が、(相変わらず)登場するところは、さすが伊坂作品です。 「悪と善」 「暴力は絶対に悪か?」 といった、普遍的な問いについて、 伊坂氏なりの見解、または問いかけなのでしょうか? | ||||
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いい映画や、最近の面白いアメリカのドラマを見るように、 ストーリーの展開が速く、どんどん話が展開していきます。 面白くて、一気に読んでしまいました。 ミステリーではないのでしょうが、読み進めていくうちに、 世界に引き込まれ、主人公が悪戦苦闘しながら、 次第に答えをみつけていく・・・。 こんな小説を他に読んだことがありません。 | ||||
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うーん、正直これは私が好きな伊坂幸太郎とは違う そう、系統はあのデビュー作『オ―デュボンの祈り』に通ずるものがあるのかもしれないが 人間の心理的な部分に触れるより難解なストーリーとなっている。 例によって”わたしの話”と”猿の話”が交互に語られ この二つのストーリーがどんな風に絡んでくるのかワクワクさせられる。 ワクワクさせられるのだか・・・ 読み終わった後、結局伊坂氏はとどのつまりが何を言いたかったのだろう・・と一人つぶやく自分がそこにいた。 | ||||
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軒並み評価の低い作品ですが、奥深さを感じ、僕はわりと好きです。 コラボ作品であるSARU 上 (IKKI COMIX)SARU 下 (IKKI COMIX)が映画をイメージさせるスケールの作品で、これを読むと本作で意味不明だった部分が埋められて2度楽しめます。 | ||||
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伊坂作品で、途中で投げ出した初めての作品。とにかく散漫で意味不明な内容が多く、読むのがつらい。五十嵐大介の「SARU」を読んでいないとわからない描写も多く、また読んでいてもちっとも面白くない。企画ミスの愚作。 | ||||
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伊坂幸太郎作品でもはずすことはあるのだな。 とりあえず「読み始めた小説は最後まで読む」主義なので、最後まで読んだものの、 伊坂作品を気乗りしないまま読み終えたのは初めてだ。(ちなみに「あるキング」は未読) 孫悟空はこの話に必要があったのかな?無くても書ける。もしくは無い方が面白く 仕上がったのではないかと思ってしまう。 漫画家との同じテーマでの競作という試みが、妙な制約になったのか、何ともノリの 悪い作品になってしまっている。 新しい試みをすることは悪いわけではない。いつまでも初期作品と同じものを書き続け る必要もない。色々とやって構わないけれど、伊坂幸太郎ならもっと面白いモノを今後 も書けるはずだと信じている。 | ||||
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「伏線を張っておいて、最後に綺麗に回収」「視点の異なる複数の物語の同時進行」など典型的な伊坂ワールドが展開される。 西遊記やら心理学やらを絡ませた点が目新しいといったところ。 引きこもりや株の誤発注という現実の社会問題を取り入れているものの、作品内の設定において必然性がなく無理やり感が否めない。 駄作ではないが、伊坂ワールドをよく知ってる人にとっては面白みがないだろう。 | ||||
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こちらの評価が意外にも低くてびっくりしました。 私としてはなかなかおもしろかったです。 びっくりするようなどんでん返しはなかったですが、相変わらず会話は巧みだし、作者には伝えたいことがあるんだというのがビンビン伝わってくるのが気持ちいいです。 あるキングのときは終始戯曲を意識してるような文章でしたが、今回は語り口調がいきなり替わったりします。 時間軸と主人公の異なる物語が交互に繰り返されるのが作者っぽいです。 ただ、最後の最後で、小説というよりは教科書みたいな説明文が多くなってることと、ユングに頼ってるように感じたので、星マイナス1。 | ||||
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他の1つ星の方と同じ感じです。 伊坂作品は、そこそこ読んでいますが、序盤から読むのが苦痛な作品は初めてです。 作者の実験的試みなのか、共同企画のせいでこうなってしまったのかはわかりませんが・・・ お話の最後の方のだけ若干楽しめたのは救いです | ||||
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2つのストーリーが交互に展開していく、伊坂小説ならではのパターン。いつかは、2つのストーリが巧みに連鎖をみせるのだろうと期待しながら読み進めた。 一方のストーリは、悪魔祓いの主人公と引きこもりの少年を中心に、引きこもり少年の母親(主人公が昔あこがれてた女性)路地で歌うミュージシャングループ、あとは、孔子孟子の漫才グループ(笑)などそれぞれキャラを生かしてストーリが展開していく。 もう一方のストーリーは、1株を50万円で売却するのを1円で50万株を売却してしまったストーリーを中心に、品質管理の鬼、五十嵐真がなぜそのような事態が生じたのか、とことん因果関係を追及していく。登場人物は、西遊記のキャラと現実(?)の人物とリンクさせて話が転回する。 期待したほどの伊坂ワールドではなかったものの、本当の悪とはなんなのか、強いメッセージ性を感じさせる一冊でした。 | ||||
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