紙の月

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評判

紙の月の評価:

3.79/5点 レビュー 162件。 B ランク

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平均点3.79pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全317件 141〜160 8/16ページ
No.177
(5pt)

映画の予告を見て読みたいと思いました。とてもよかったです。

心の隙間は誰にでもできてしまうものです。それが、社会的に犯罪につながってしまった梨花ですが、光太に合うように若々しく綺麗にいようとしたり、好きであるために喜ばせたい、そんな感情はよくわかります。しかし、そればかりの想いに走ってしまい、光太はそんな暮らしに慣れてしまい、別に好きな女性ができてしまう。なんともやるせない思いがこみ上げます。光太は、梨花さんに何も欲しいとか買ってなんて言ってないよ、と言います。その通り何も欲しがっていなかった。間違った愛し方をしてしまい、自分を取り返しがつかない方向に持って行ってしまった梨花。お金は、人生を人を変えてしまいます。本当に魔物です。フラれても光太を責めない、愛していると思っているような梨花に見えます。光太も梨花にとても悪いと思っている。人は欲望に走ったとき、どこまで抑制できるのか。いえ、抑制しなければなりません。
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.176
(5pt)

光太という男の子がいい

とてもよかった。何度も何度も読み返しました。
「光太に全く魅力がない、どうして主人公が魅かれるのかわからない」という意見がありますが、
そんなことは全然ない。
おそらくそういうことを書く人は、光太が若い恋人を作っているようなところに軽薄さを感じ、嫌なのかもしれないが
だったら、光太がどういう子ならいいというのか?
純愛小説でもあるまいし、この小説の内容が成り立つには、主人公がのめり込んでいく若い男が、光太のような子だからこそいいのだ。
充分に、軽薄さもずるさも、流されていく弱さも持ち合わせる、その辺にいる普通の若い男の子。だからこそリアル感がある。
光太が初めは主人公に律儀に「ごちそうさま。すみません」と言っていたのに
だんだんと主人公に勘定を払わせることが自然になっていく。
恋の始まりは逆だったのに、だんだんと男の気持ちが女から離れていく経緯。
そして「(主人公のもとから)出て行きたい」と光太が泣いた夜。
この二人の関係性の流れが切なくて、ものすごく魅かれました。

もちろん私には犯罪を犯すという、主人公の気持ちに全面的に共感はできないし、わからないところもある。
しかし小説としては充分に楽しめます。
脇役の男の妻には本気でむかついたし。
できればこの後の話も続編で読みたいくらいです。
余談ですが...テレビドラマの光太はイメ-ジが違いましたね。あの俳優さんではそれこそ魅力がない。
久しぶりに面白い小説に出会えました
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.175
(5pt)

光太という男の子がいい

とてもよかった。何度も何度も読み返しました。
「光太に全く魅力がない、どうして主人公が魅かれるのかわからない」という意見がありますが、
そんなことは全然ない。
おそらくそういうことを書く人は、光太が若い恋人を作っているようなところに軽薄さを感じ、嫌なのかもしれないが
だったら、光太がどういう子ならいいというのか?
純愛小説でもあるまいし、この小説の内容が成り立つには、主人公がのめり込んでいく若い男が、光太のような子だからこそいいのだ。
充分に、軽薄さもずるさも、流されていく弱さも持ち合わせる、その辺にいる普通の若い男の子。だからこそリアル感がある。
光太が初めは主人公に律儀に「ごちそうさま。すみません」と言っていたのに
だんだんと主人公に勘定を払わせることが自然になっていく。
恋の始まりは逆だったのに、だんだんと男の気持ちが女から離れていく経緯。
そして「(主人公のもとから)出て行きたい」と光太が泣いた夜。
この二人の関係性の流れが切なくて、ものすごく魅かれました。

もちろん私には犯罪を犯すという、主人公の気持ちに全面的に共感はできないし、わからないところもある。
しかし小説としては充分に楽しめます。
脇役の男の妻には本気でむかついたし。
できればこの後の話も続編で読みたいくらいです。
余談ですが...テレビドラマの光太はイメ-ジが違いましたね。あの俳優さんではそれこそ魅力がない。
久しぶりに面白い小説に出会えました
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.174
(3pt)

独りよがりの心情の描写がくどかった

一人の真面目で正義感の強い女性梅澤梨花が、狂ったような思いに駆られて悪事を重ねていく物語。

本作を読む前に主人公の梨花を宮沢りえが演じて映画化されることを知っていたので、主人公と宮沢りえを重ねて読んだ。キャスティングはよいと思った。

梨花と過去に関わりをもった同級生や元恋人、料理教室の友人たちの現状を描きながら、それぞれが色々な意味でお金に悩まされる生活を送っている様子が、現実離れした梨花の感覚と比べて現実感があってよかった。

物語自体は中盤まではよかったのだが、後半は失速した。光太の何が魅力的なのか分からないし、悪事がどんどんエスカレートしてやめられなくなってくるときの独りよがりの心情の描写がくどかった。
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.173
(3pt)

独りよがりの心情の描写がくどかった

一人の真面目で正義感の強い女性梅澤梨花が、狂ったような思いに駆られて悪事を重ねていく物語。

本作を読む前に主人公の梨花を宮沢りえが演じて映画化されることを知っていたので、主人公と宮沢りえを重ねて読んだ。キャスティングはよいと思った。

梨花と過去に関わりをもった同級生や元恋人、料理教室の友人たちの現状を描きながら、それぞれが色々な意味でお金に悩まされる生活を送っている様子が、現実離れした梨花の感覚と比べて現実感があってよかった。

物語自体は中盤まではよかったのだが、後半は失速した。光太の何が魅力的なのか分からないし、悪事がどんどんエスカレートしてやめられなくなってくるときの独りよがりの心情の描写がくどかった。
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.172
(3pt)

最後が残念

映画と内容がずいぶん違っていてまずびっくり。娘と読み合いましたが娘も最後のところがもう少し何かあるのかと期待していたようでがっかり。私も「え?こんな結末なの・・。」と呟いてしまいました。でも、今、買い物依存性、離婚など現在に起こっていることをうまく話に取り入れてうまいなあと思いました。私の用にひねくれた読み方をしない人にはいいかもしれません。
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.171
(5pt)

実際にありうるような登場人物の心の様子

この年の中年女にはありえる、この心の描写。年を取ることは 自分では気づいていなくても おいてきぼりになっているような焦り。夫との行き違いに、子供ができない状況など、どれもあまりにも現実的で怖いくらいです。でも、ここまで犯罪に手を染めるのかというと それは やはり物語であって、ここまで実際にのめりこむことはないんではないか とおもったけど、実際に 事件は何件かあるんですね、似たような横領事件って。自分もこのように夫とすれ違ったり、子供ができなかったら、若い男にのめりこんじゃうのかな、と そうなったら、怖いな、とか いろいろ考えました。一番怖かったのは、こんだけ貢いだのに、若い男には若い彼女がいて、中年女のコントロールから逃げ出したかったという、、あまりにも冷たい現実が待っていた。そうか、彼女のしていたのは コントロール。盲目の愛とは 相手をコントロールすることなのか。若い男が純粋に中年女を好きになるなんて やっぱ ありえないんだなぁ、犯行に手を染めた中年女がかわいそうで、かわいそうでたまりません。
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.170
(3pt)

最後が残念

映画と内容がずいぶん違っていてまずびっくり。娘と読み合いましたが娘も最後のところがもう少し何かあるのかと期待していたようでがっかり。私も「え?こんな結末なの・・。」と呟いてしまいました。でも、今、買い物依存性、離婚など現在に起こっていることをうまく話に取り入れてうまいなあと思いました。私の用にひねくれた読み方をしない人にはいいかもしれません。
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.169
(5pt)

実際にありうるような登場人物の心の様子

この年の中年女にはありえる、この心の描写。年を取ることは 自分では気づいていなくても おいてきぼりになっているような焦り。夫との行き違いに、子供ができない状況など、どれもあまりにも現実的で怖いくらいです。でも、ここまで犯罪に手を染めるのかというと それは やはり物語であって、ここまで実際にのめりこむことはないんではないか とおもったけど、実際に 事件は何件かあるんですね、似たような横領事件って。自分もこのように夫とすれ違ったり、子供ができなかったら、若い男にのめりこんじゃうのかな、と そうなったら、怖いな、とか いろいろ考えました。一番怖かったのは、こんだけ貢いだのに、若い男には若い彼女がいて、中年女のコントロールから逃げ出したかったという、、あまりにも冷たい現実が待っていた。そうか、彼女のしていたのは コントロール。盲目の愛とは 相手をコントロールすることなのか。若い男が純粋に中年女を好きになるなんて やっぱ ありえないんだなぁ、犯行に手を染めた中年女がかわいそうで、かわいそうでたまりません。
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.168
(2pt)

読んだ時間を返して欲しい。

趣味の問題なのかもしれないが、正直、読んで時間を無駄にした。女性が読むといいのかもしれないが、生活の虚しさを紛らわせるために横領した金を使いまくる主人公とその類似した人々の事がダラダラと書いてあって、少しもサスペンスではない。だから、何言いたいの?って、聞きたくなる小説。読んだ時間を返して欲しい。
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.167
(2pt)

読んだ時間を返して欲しい。

趣味の問題なのかもしれないが、正直、読んで時間を無駄にした。女性が読むといいのかもしれないが、生活の虚しさを紛らわせるために横領した金を使いまくる主人公とその類似した人々の事がダラダラと書いてあって、少しもサスペンスではない。だから、何言いたいの?って、聞きたくなる小説。読んだ時間を返して欲しい。
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.166
(1pt)

予想外に

つまらない。読破するのに四ヶ月もかかってしまった。それぐらいの吸引力の無さ。

やっぱり、ページをめくる手が止まるのは致命的。どうでもいい連中のどうでもいい話が大半だもの。

小説は読ませてなんぼだと気づいた。
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.165
(1pt)

予想外に

つまらない。読破するのに四ヶ月もかかってしまった。それぐらいの吸引力の無さ。

やっぱり、ページをめくる手が止まるのは致命的。どうでもいい連中のどうでもいい話が大半だもの。

小説は読ませてなんぼだと気づいた。
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.164
(5pt)

どこまでうまくなるのか

新聞連載の小説はだらだらと長くて苦手です。角田さんの『空の拳』も途中で放り投げました。でも、この本は一気に読んでしまいました。『八日目の蝉』もそうでしたけど、犯罪をした女性の心情を丁寧に描いています。母性に比べて、浪費が目的の犯罪を小説化する力には圧倒されました。平凡な若い男にはまって感覚が麻痺していく描写のうまさ。
角田さんはどこまでうまくなるのでしょうか。
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.163
(5pt)

どこまでうまくなるのか

新聞連載の小説はだらだらと長くて苦手です。角田さんの『空の拳』も途中で放り投げました。でも、この本は一気に読んでしまいました。『八日目の蝉』もそうでしたけど、犯罪をした女性の心情を丁寧に描いています。母性に比べて、浪費が目的の犯罪を小説化する力には圧倒されました。平凡な若い男にはまって感覚が麻痺していく描写のうまさ。
角田さんはどこまでうまくなるのでしょうか。
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.162
(4pt)

主婦の金銭感覚

主婦の金銭に対する心理に迫っています。
主婦には、夫に完全に依存することを極めるタイプと、経済的自立に対する渇望を本源的に捨てきれないタイプがあり、後者が夫の発言の端々に何を感じているのかが描かれています。その描写も、最初は説明ができない違和感という形で女性の頭に浮かぶように描かれています。すごくリアルな感じがします。
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.161
(4pt)

主婦の金銭感覚

主婦の金銭に対する心理に迫っています。
主婦には、夫に完全に依存することを極めるタイプと、経済的自立に対する渇望を本源的に捨てきれないタイプがあり、後者が夫の発言の端々に何を感じているのかが描かれています。その描写も、最初は説明ができない違和感という形で女性の頭に浮かぶように描かれています。すごくリアルな感じがします。
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.160
(4pt)

タイトルに象徴される儚さと危うさ…

どこにでも居るような普通の女性が堕ちていく姿をリアルに描いた非常に怖い小説。

二十五歳で結婚し、専業主婦となった梅澤梨花が銀行でパートとして働き始める。真面目な働きぶりが認められ、契約社員になった梨花は顧客の預金を着服し、そこから抜け出せない泥沼にはまっていく…

悪女として描かれる梅澤梨花だが、彼女の知人や友人も一歩間違えば、彼女と同じ悪の道へと堕ちていきそうな危うい状況にあり、それがこの小説のリアルさにつながっているようだ。

そんな儚さと危うさが、『紙の月』というタイトルに象徴されている。
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.159
(4pt)

タイトルに象徴される儚さと危うさ…

どこにでも居るような普通の女性が堕ちていく姿をリアルに描いた非常に怖い小説。

二十五歳で結婚し、専業主婦となった梅澤梨花が銀行でパートとして働き始める。真面目な働きぶりが認められ、契約社員になった梨花は顧客の預金を着服し、そこから抜け出せない泥沼にはまっていく…

悪女として描かれる梅澤梨花だが、彼女の知人や友人も一歩間違えば、彼女と同じ悪の道へと堕ちていきそうな危うい状況にあり、それがこの小説のリアルさにつながっているようだ。

そんな儚さと危うさが、『紙の月』というタイトルに象徴されている。
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.158
(5pt)

さすが

さすが角田先生!映画を観る前に原作を読んでから!そう思って取り寄せました。ドキドキしながらページをめくり、あっという間に読み終えました。次は映画をDVD借りてきてみようと思ってます。
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455