紙の月

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評判

紙の月の評価:

3.79/5点 レビュー 162件。 B ランク

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平均点3.79pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全317件 21〜40 2/16ページ
No.297
(5pt)

退屈な主婦におすすめの刺激的な小説

主人公の梨花と同年代です。面白くて夢中になって一日で読んでしまいました。

アラフォーの梨花(夫とはセックスレス)が大学生の光太に初めて抱かれるときの気持ちの描写が秀逸です。

以下、引用
「自分の内側に分け入ってくる光太の性器を感じながら、梨花はあえて錯覚してみる。自分が、彼らと同じ20代の入り口にいる、未来に途方もない希望を抱えて、何も持たず、何も持っていないことにすら気づかず、簡単に人を好きになり、簡単にのめりこみ、簡単に体を許し、簡単に未来に誓い合う、名前のない誰かであると錯覚してみる。長いこと夫に触れられていない退屈な妻ではなく、これから存分に性を謳歌するだろう。奔放な若者なのだと、錯覚してみる。」

大学生だった頃の自分を思い出し、大学生に抱かれる自分をうっかり妄想してしまいました。そのときは気づかなかったけれど、若さとは一瞬のきらめきだったのですね…。

梨花は1億円ものお金を横領するわけですが、いつバレるのかとドキドキハラハラしながら最後まで一気に読みました。

読書って楽しい。こんな刺激的な擬似体験ができるなんて。おすすめの一冊です。
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.296
(5pt)

退屈な主婦におすすめの刺激的な小説

主人公の梨花と同年代です。面白くて夢中になって一日で読んでしまいました。

アラフォーの梨花(夫とはセックスレス)が大学生の光太に初めて抱かれるときの気持ちの描写が秀逸です。

以下、引用
「自分の内側に分け入ってくる光太の性器を感じながら、梨花はあえて錯覚してみる。自分が、彼らと同じ20代の入り口にいる、未来に途方もない希望を抱えて、何も持たず、何も持っていないことにすら気づかず、簡単に人を好きになり、簡単にのめりこみ、簡単に体を許し、簡単に未来に誓い合う、名前のない誰かであると錯覚してみる。長いこと夫に触れられていない退屈な妻ではなく、これから存分に性を謳歌するだろう。奔放な若者なのだと、錯覚してみる。」

大学生だった頃の自分を思い出し、大学生に抱かれる自分をうっかり妄想してしまいました。そのときは気づかなかったけれど、若さとは一瞬のきらめきだったのですね…。

梨花は1億円ものお金を横領するわけですが、いつバレるのかとドキドキハラハラしながら最後まで一気に読みました。

読書って楽しい。こんな刺激的な擬似体験ができるなんて。おすすめの一冊です。
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.295
(1pt)

ネタバレあり

※ネタバレあり!

紙の月読んだけど、不正がわかったときの銀行側、顧客たち、旦那、こうた、それらの状況描写がない。
そこを期待して読んでいただけに残念すぎ。

旦那の海外転勤とたまえのことは特に重要ではなかったのが裏切られた気分(あとから伏線回収されるかと思ったらされなかった)。(自分の読解力の問題?)

八日目の蝉もそうだったが、長い時間かけて読んでいるのに『その後』がなさすぎて読んだ甲斐がなくなる。(八日目の蝉に関しては誘拐犯のその後)

物語自体はおもしろいのに残念です。
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.294
(1pt)

ネタバレあり

※ネタバレあり!

紙の月読んだけど、不正がわかったときの銀行側、顧客たち、旦那、こうた、それらの状況描写がない。
そこを期待して読んでいただけに残念すぎ。

旦那の海外転勤とたまえのことは特に重要ではなかったのが裏切られた気分(あとから伏線回収されるかと思ったらされなかった)。(自分の読解力の問題?)

八日目の蝉もそうだったが、長い時間かけて読んでいるのに『その後』がなさすぎて読んだ甲斐がなくなる。(八日目の蝉に関しては誘拐犯のその後)

物語自体はおもしろいのに残念です。
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.293
(4pt)

誰の日常にも隣り合わせにある恐怖

梨花は一億円の横領をした。作品中では梨花の同級生、元彼、友人。梨花とか変わってきた人物からの視点も描かれていますが、それぞれ、お金にまつわる悩みや苦しみを抱えています。表面的にはそれぞれが順中満帆に思えていても。

 最初はひと時だけ持ち合わせのなかった財布から五万円をかり、すぐにATMで預金をおろして返しただけだった。そこから少しずつ、でも大胆に常識から外れていく梨花の姿に恐怖を感じました。当初、梨花に交換を感じていた私でしたが、後半の逸脱ぶりは異常でその金銭感覚は本当に恐怖でした。
 でも梨花を含め、それぞれ差はあれど登場人物たちの金銭感覚は私達の日常にもあるすぐ側にある世界。その身近さにより恐怖を感じました。

オススメの方
1.主婦の方。
2.金融関係の方。
3.結婚している方、これから結婚しようと思っている方。
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.292
(4pt)

誰の日常にも隣り合わせにある恐怖

梨花は一億円の横領をした。作品中では梨花の同級生、元彼、友人。梨花とか変わってきた人物からの視点も描かれていますが、それぞれ、お金にまつわる悩みや苦しみを抱えています。表面的にはそれぞれが順中満帆に思えていても。

 最初はひと時だけ持ち合わせのなかった財布から五万円をかり、すぐにATMで預金をおろして返しただけだった。そこから少しずつ、でも大胆に常識から外れていく梨花の姿に恐怖を感じました。当初、梨花に交換を感じていた私でしたが、後半の逸脱ぶりは異常でその金銭感覚は本当に恐怖でした。
 でも梨花を含め、それぞれ差はあれど登場人物たちの金銭感覚は私達の日常にもあるすぐ側にある世界。その身近さにより恐怖を感じました。

オススメの方
1.主婦の方。
2.金融関係の方。
3.結婚している方、これから結婚しようと思っている方。
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.291
(4pt)

はりぼてのひと時

銀行にフルタイムで勤務するパート主婦が、横領に手を染め、破滅していく姿を描いた作品。

社会参画に対する夫の無理解から、自己実現を金や若い男に求めてしまった主人公。加速度的に犯罪に手を染めていく様は、鬼気迫るものがある。

一時の贅沢に虚無感を持っていなさそうなのは、犯罪そのものが自己実現の手段と化しているようにも思える。誰しもはまり込む陥穽のようであり、読書は薄寒さすら感じるだろう。ラストは、主人公にそれほど悲惨さがないゆえに、余計にリアル。

なるほど、タイトルの紙の月=ペーパームーンは、はりぼての意味か。映画版より原作の方が考えさせられるね。
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.290
(4pt)

はりぼてのひと時

銀行にフルタイムで勤務するパート主婦が、横領に手を染め、破滅していく姿を描いた作品。

社会参画に対する夫の無理解から、自己実現を金や若い男に求めてしまった主人公。加速度的に犯罪に手を染めていく様は、鬼気迫るものがある。

一時の贅沢に虚無感を持っていなさそうなのは、犯罪そのものが自己実現の手段と化しているようにも思える。誰しもはまり込む陥穽のようであり、読書は薄寒さすら感じるだろう。ラストは、主人公にそれほど悲惨さがないゆえに、余計にリアル。

なるほど、タイトルの紙の月=ペーパームーンは、はりぼての意味か。映画版より原作の方が考えさせられるね。
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.289
(4pt)

話し合いのできないパートナーは駄目

夫、屑やん。
妻の話を聞いて、意見を尊重して、釣った魚は食べるんじゃなくて育てて大切にしてよ。

貴重なものを扱うように、美しいものを撫でるように、こうして触ってほしかった。ずっと待っていた。ずっと。

って、なって当然や。
コロナ前は、梨花のような境遇の中年女性がバンコクやらセブやらそこらじゅうに転がっていましたよ。
彼女らが窓やら壁やらを全部ぶち破ったのは、男社会に対する反抗でしょう。
妻を従属物のように扱う、話し合いがまともにできない男と結婚すると、忍耐と悲劇の生活が続くわな。
というお話でした。
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.288
(4pt)

話し合いのできないパートナーは駄目

夫、屑やん。
妻の話を聞いて、意見を尊重して、釣った魚は食べるんじゃなくて育てて大切にしてよ。

貴重なものを扱うように、美しいものを撫でるように、こうして触ってほしかった。ずっと待っていた。ずっと。

って、なって当然や。
コロナ前は、梨花のような境遇の中年女性がバンコクやらセブやらそこらじゅうに転がっていましたよ。
彼女らが窓やら壁やらを全部ぶち破ったのは、男社会に対する反抗でしょう。
妻を従属物のように扱う、話し合いがまともにできない男と結婚すると、忍耐と悲劇の生活が続くわな。
というお話でした。
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.287
(3pt)

賛否両論ある話

理解できない、という人もいれば面白かったと言う人もいる話。
理解はできないけど、でも、角田光代さんという、この作家らしい表現の内容でした。
ついつい引き込まれてしまうからこそ、反発意識も出て。そして面白い。
私は純粋に面白かったです。
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.286
(3pt)

賛否両論ある話

理解できない、という人もいれば面白かったと言う人もいる話。
理解はできないけど、でも、角田光代さんという、この作家らしい表現の内容でした。
ついつい引き込まれてしまうからこそ、反発意識も出て。そして面白い。
私は純粋に面白かったです。
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.285
(5pt)

引き込まれます

読んだ後に、ざらっとしたものを感じました。
1億からを銀行から横領していく緻密な過程。
「普通の主婦」が手を染めていく。
それを多彩な登場人物を絡めながら描いていきます。
原作を読み、宮沢りえ主演の映画を見て、また原作を読みましたが、
やはり原作の方が粟立つような戦慄を感じます。
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.284
(5pt)

引き込まれます

読んだ後に、ざらっとしたものを感じました。
1億からを銀行から横領していく緻密な過程。
「普通の主婦」が手を染めていく。
それを多彩な登場人物を絡めながら描いていきます。
原作を読み、宮沢りえ主演の映画を見て、また原作を読みましたが、
やはり原作の方が粟立つような戦慄を感じます。
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.283
(2pt)

小説だから…

去年、10年来ママ友やってきた人が会社のお金横領して逮捕起訴された事件があったので、すごくドキドキしながら読んでしまった。りかのセリフが所々にその人のことを思い出させて苦しかった。だからかな、個人的にはリアリティがあって小説としては面白かったけど、やっぱり実際にそんなことが身近に起こると周りはエラい迷惑です。りかには全く共感できません。
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.282
(2pt)

小説だから…

去年、10年来ママ友やってきた人が会社のお金横領して逮捕起訴された事件があったので、すごくドキドキしながら読んでしまった。りかのセリフが所々にその人のことを思い出させて苦しかった。だからかな、個人的にはリアリティがあって小説としては面白かったけど、やっぱり実際にそんなことが身近に起こると周りはエラい迷惑です。りかには全く共感できません。
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.281
(5pt)

購入所見

本自体、新品同様、安価であり大いに満足しております
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905
No.280
(5pt)

購入所見

本自体、新品同様、安価であり大いに満足しております
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.279
(5pt)

主人公がやってしまうことを自分ならやらないと思うのに。

これを読むのは三度目。購入から2年に一度くらい読み返しているかも。主婦がお金を横領していくお話。最初は全然興味が持てなかった。だけど、なぜ主人公がそんな「一線」を越えていってしまうのか、そこに至るまでの夫とのやり取りのなかで感じる齟齬、そのあとにつきまとう違和感が丁寧に描写されていて、
読むたびに泣きそうになる。
主人公がやったことは許されないのだけど、読んでいて全然憎めない。
だれの身にも起こりそうではない出来事を、角田さんが書くと、なぜこうも自分のことのようにはまっていってしまうのか。
主人公の人となりがわかる箇所の描写もすばらしい。
ということで、読書好きな友達に、これを読むたのしさを伝えたくて、プレゼント用に再度購入。
紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2) Amazon書評・レビュー: 紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)より
4758438455
No.278
(5pt)

主人公がやってしまうことを自分ならやらないと思うのに。

これを読むのは三度目。購入から2年に一度くらい読み返しているかも。主婦がお金を横領していくお話。最初は全然興味が持てなかった。だけど、なぜ主人公がそんな「一線」を越えていってしまうのか、そこに至るまでの夫とのやり取りのなかで感じる齟齬、そのあとにつきまとう違和感が丁寧に描写されていて、
読むたびに泣きそうになる。
主人公がやったことは許されないのだけど、読んでいて全然憎めない。
だれの身にも起こりそうではない出来事を、角田さんが書くと、なぜこうも自分のことのようにはまっていってしまうのか。
主人公の人となりがわかる箇所の描写もすばらしい。
ということで、読書好きな友達に、これを読むたのしさを伝えたくて、プレゼント用に再度購入。
紙の月 Amazon書評・レビュー: 紙の月より
4758411905