楽園のカンヴァス

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楽園のカンヴァスの評価:

4.43/5点 レビュー 506件。 S ランク

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平均点4.43pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全993件 961〜980 49/50ページ
No.33
(4pt)

『ダ・ヴィンチ・コード』に触発された?

これまで、あまり見られなかった絵画をめぐる本格的
なミステリー。アンリ・ルソーの隠れた名作をめぐって、
ルソー研究の第一人者である男女2名がスリリングな
対決をし、その末に絵の所有者も加わって思わぬ結末
に至ります。
 作者自身は「頭の中で画家たちと対話しながら、フィ
クションという縦糸と史実という横糸を一枚の絵に織り
上げるように書きました。」(『朝日新聞』2012/04/13
夕刊)と述べています。読者は、20世紀初頭のヨーロッ
パ絵画史についての蘊蓄を存分に楽しみ、そしてまた
絵画取引の舞台裏のおぞましさに肝を冷やすことにな
るでしょう。
 「かつて美術の世界に携わっていた著者の本領が存
分に発揮された渾身の作」(『読売新聞』2012/02/17)
という評価は、文句なしに当たっています。最後に極上
のカタルシスが待っています!
楽園のカンヴァス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァス (新潮文庫)より
4101259615
No.32
(4pt)

『ダ・ヴィンチ・コード』に触発された?

これまで、あまり見られなかった絵画をめぐる本格的
なミステリー。アンリ・ルソーの隠れた名作をめぐって、
ルソー研究の第一人者である男女2名が対決し、その
末に絵の所有者も加わって思わぬ結末に至ります。
 作者自身は「頭の中で画家たちと対話しながら、フィ
クションという縦糸と史実という横糸を一枚の絵に織り
上げるように書きました。」(『朝日新聞』2012/04/13
夕刊)と述べています。読者は、20世紀初頭のヨーロッ
パ絵画史についての蘊蓄を存分に楽しみ、そしてまた
絵画取引の舞台裏のおぞましさに肝を冷やすことにな
るでしょう。
 「かつて美術の世界に携わっていた著者の本領が存
分に発揮された渾身の作」(『読売新聞』2012/02/17)
という評価は、文句なしに当たっていると思いました。
楽園のカンヴァス Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァスより
4103317515
No.31
(4pt)

気楽に美術ミステリーを

TVのインタヴューで、ダビンチ・コードに影響を受けたと作者が語っていた。
そうかな、と思わせられる。

美術ミステリーというくくりで紹介されている。
表紙にあるように、アンリ・ルソー の 『夢』 にまつわるストーリーだ。
個人的には、ルソーの絵画は、実物を見ても、あまり心を動かされることはなかった。
が、他にはない雰囲気を感じさせてくれる。
ピカソに影響を与えていたなんて、とびっくりだ。

美術関連の物語にはお決まりの、贋作か否かがやはり大きなカギになってくる。

贋作か、真作か。
ルソーの最晩年のころの物語と、それを読みながら謎を解くふたりのルソー研究者。
途中、入りにくいところもあったが、それは、史実ならちゃんと理解しなくてはという
こちらの気負いかもしれない。
単純に、そうだったのか、結果はどうなるのだろうか、と読み進んでいくとおもしろいのかも。

ダビンチ・コードよりはるかによみやすい。

ルソーやピカソの絵を調べたくなる。
ちょっと、通、っぽくさせてくれる本だった。
楽園のカンヴァス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァス (新潮文庫)より
4101259615
No.30
(4pt)

気楽に美術ミステリーを

TVのインタヴューで、ダビンチ・コードに影響を受けたと作者が語っていた。
そうかな、と思わせられる。

美術ミステリーというくくりで紹介されている。
表紙にあるように、アンリ・ルソー の 『夢』 にまつわるストーリーだ。
個人的には、ルソーの絵画は、実物を見ても、あまり心を動かされることはなかった。
が、他にはない雰囲気を感じさせてくれる。
ピカソに影響を与えていたなんて、とびっくりだ。

美術関連の物語にはお決まりの、贋作か否かがやはり大きなカギになってくる。

贋作か、真作か。
ルソーの最晩年のころの物語と、それを読みながら謎を解くふたりのルソー研究者。
途中、入りにくいところもあったが、それは、史実ならちゃんと理解しなくてはという
こちらの気負いかもしれない。
単純に、そうだったのか、結果はどうなるのだろうか、と読み進んでいくとおもしろいのかも。

ダビンチ・コードよりはるかによみやすい。

ルソーやピカソの絵を調べたくなる。
ちょっと、通、っぽくさせてくれる本だった。
楽園のカンヴァス Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァスより
4103317515
No.29
(5pt)

美術館、画廊に絵画を行くことが楽しみになる本

ピカソは知っていたが、アンリルソーは知らなかった。
竹橋、国立近代美術館にアンリルソーの絵画があるが、
読み終わると、思わず絵を見に行きたくなり自転車に乗ってふらっとみてきた。

創作における生みの苦しみ。交差する時代。
一読に値する構成作品である。
お勧めします。
楽園のカンヴァス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァス (新潮文庫)より
4101259615
No.28
(3pt)

読みにくい人もいるかもしれません

表紙は地味で堅そうですが、筋の持っていきかたや、絵画とミステリーを組み合わせた発想もおもしろく、
丁寧に緻密に書かれている小説です。

著者の持っている豊富な美術界の知識の深さを感じる、幅広くバリエーションの富んだ小説世界に、
どんどん引き込まれていきます。

また、ただ知識の羅列をするのではなく、画家の日常的な生活についての描写も挿入されているので、
美術の教科書や名作の画集に出てくる作品の中にひそむ、人の心の機微を感じて、
権威ある画家を、自分と身近な人間と感じられるという魅力もあると思います。

しかし、あくまで出来事を中心にストーリーを追っていくミステリー小説なので、
人の心情や物語への共感を大事にしている人にとっては、入り込みにくい部分もあると思います。
現に私は読みにくく、筋は面白いのですが、自分とあまりにもかけ離れた優秀な学者の会話や描写のところは
とばし読みしてしまいました。
登場人物が横文字でたくさん出てくるので、正直、途中で誰が誰だか分からなくなる時もありました。
しかしそうなると、ミステリーの醍醐味である最後の結末がよくわからなくなるので要注意です。

逆に不遇の画家であるルソーの描写にはとても感動しました。
ルソーの絵が、今までそれほど興味のあるわけではなかったのに、美しいビリジアンの色合いと
ともに目の前に浮き上がって、素晴らしく絵を味わうことができました。

絵に関する分析や表現には愛があふれていて、まさにこれ、という表現もあり、とても良かったです。

読みにくい部分もかなりありましたが、力作の長編アートミステリー小説だと思います。
楽園のカンヴァス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァス (新潮文庫)より
4101259615
No.27
(5pt)

美術館、画廊に絵画を行くことが楽しみになる本

ピカソは知っていたが、アンリルソーは知らなかった。
竹橋、国立近代美術館にアンリルソーの絵画があるが、
読み終わると、思わず絵を見に行きたくなり自転車に乗ってふらっとみてきた。

創作における生みの苦しみ。交差する時代。
一読に値する構成作品である。
お勧めします。
楽園のカンヴァス Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァスより
4103317515
No.26
(3pt)

読みにくい人もいるかもしれません

表紙は地味で堅そうですが、筋の持っていきかたや、絵画とミステリーを組み合わせた発想もおもしろく、
丁寧に緻密に書かれている小説です。

著者の持っている豊富な美術界の知識の深さを感じる、幅広くバリエーションの富んだ小説世界に、
どんどん引き込まれていきます。

また、ただ知識の羅列をするのではなく、画家の日常的な生活についての描写も挿入されているので、
美術の教科書や名作の画集に出てくる作品の中にひそむ、人の心の機微を感じて、
権威ある画家を、自分と身近な人間と感じられるという魅力もあると思います。

しかし、あくまで出来事を中心にストーリーを追っていくミステリー小説なので、
人の心情や物語への共感を大事にしている人にとっては、入り込みにくい部分もあると思います。
現に私は読みにくく、筋は面白いのですが、自分とあまりにもかけ離れた優秀な学者の会話や描写のところは
とばし読みしてしまいました。
登場人物が横文字でたくさん出てくるので、正直、途中で誰が誰だか分からなくなる時もありました。
しかしそうなると、ミステリーの醍醐味である最後の結末がよくわからなくなるので要注意です。

逆に不遇の画家であるルソーの描写にはとても感動しました。
ルソーの絵が、今までそれほど興味のあるわけではなかったのに、美しいビリジアンの色合いと
ともに目の前に浮き上がって、素晴らしく絵を味わうことができました。

絵に関する分析や表現には愛があふれていて、まさにこれ、という表現もあり、とても良かったです。

読みにくい部分もかなりありましたが、力作の長編アートミステリー小説だと思います。
楽園のカンヴァス Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァスより
4103317515
No.25
(3pt)

読みにくい

表紙は地味で堅そうですが、きちんとした娯楽小説です。筋の持っていきかたや、絵画とミステリーを組み合わせた発想もおもしろく、割りと丁寧に緻密に書かれていると思います。

美術や学芸員に興味、知識のある人なら、より楽しめるかもしれません。

また、画家の日常的な生活についての描写も挿入されているので、美術の教科書や名作の画集に出てくる作品を、より身近に感じられるという魅力もあると思います。

しかし、ミステリーやトリックが全面に出すぎていて、おまけに出てくる人物が秀才で美人の美術監視員、とか、世界をまたにかけているキュレーター、とかいうところが、いかにもな設定すぎて、薄っぺらい感じがしたし、感情移入、共感などありませんでした。あくまでストーリーを追っていく、出来事中心の小説です。

また、ミステリーに絵画を結びつけるやり方も、必要以上にドラマティックで、演出めいており、よくできた絵空事、ザッツエンターテイメントって感じで、私はあまり好きではありませんでした。

絵に関する分析や表現には愛があふれていて、目をみはるような、美しく、どんぴしゃりの表現がありました。
その絵を見たい、画家を知りたい、と強く思わせてくれます。

帯に今年一番とか、本屋大賞とか大きいことを書いています。

私にとっては感情移入しにくかったし、美術の専門用語がわりと多く、上流社会のお高くとまった雰囲気を感じて、読みにくい本でした。

読みにくいところは読み飛ばしていると、 途中でなんだかよく分からなくなります。
楽園のカンヴァス Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァスより
4103317515
No.24
(5pt)

心地のよい緊張感を味わえた

絵画にもルソーにも興味はなかったのですが、絵画に込められた情熱、
研究者、学芸員の愛情などが、びしびし伝わってきました。
舞台がバーゼルに移ってからの第3章以降は、
バイラーの目的、「物語」がどのような経緯で書かれたかなどの謎に
ひかれ、とてもリーダビリティがありました。
20世紀の始めのパリのアートな雰囲気と、
そこに思いを馳せながらのバイラー宅での行き詰まる対決には
心地よい緊張感を味わえて、堪能できました。 
ただしミステリーとしての要素は弱かった気が。
でも、面白かったです。
楽園のカンヴァス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァス (新潮文庫)より
4101259615
No.23
(5pt)

心地のよい緊張感を味わえた

絵画にもルソーにも興味はなかったのですが、絵画に込められた情熱、
研究者、学芸員の愛情などが、びしびし伝わってきました。
舞台がバーゼルに移ってからの第3章以降は、
バイラーの目的、「物語」がどのような経緯で書かれたかなどの謎に
ひかれ、とてもリーダビリティがありました。
20世紀の始めのパリのアートな雰囲気と、
そこに思いを馳せながらのバイラー宅での行き詰まる対決には
心地よい緊張感を味わえて、堪能できました。 
ただしミステリーとしての要素は弱かった気が。
でも、面白かったです。
楽園のカンヴァス Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァスより
4103317515
No.22
(5pt)

『美しい作品』とはまさにこのこと

ルソーの生涯と彼の作品について書かれた本なのですが、絵画にこれまで興味を持てなかった方もすぐに引き込まれていく作品だと思います。
最期まで情熱を絵に捧げ自分を貫き通した男、そしてその画家ルソーに見せられた2人の研究者の信念が美しく書かれています。
読み終える頃には物語の中に入ってしまい、感動して涙がとまりませんでした。
先ほど読み終えましたが、また最初から読もうと思います。
楽園のカンヴァス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァス (新潮文庫)より
4101259615
No.21
(5pt)

『美しい作品』とはまさにこのこと

ルソーの生涯と彼の作品について書かれた本なのですが、絵画にこれまで興味を持てなかった方もすぐに引き込まれていく作品だと思います。
最期まで情熱を絵に捧げ自分を貫き通した男、そしてその画家ルソーに見せられた2人の研究者の信念が美しく書かれています。
読み終える頃には物語の中に入ってしまい、感動して涙がとまりませんでした。
先ほど読み終えましたが、また最初から読もうと思います。
楽園のカンヴァス Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァスより
4103317515
No.20
(4pt)

素敵な物語。

読み出してすぐ、「ゴッホ殺人事件」や「写楽殺人事件」を思い出した。
この作品の一番素晴らしいところは、
実は「殺人事件」にしなかったことかもしれない。
誰も殺されず、自殺もしない。
良かった。
もちろん、美術作品、美術館、美術にかかわる人々の
裏話みたいなものもたくさんつまっていて、読んでいて楽しい。

全体的に人間関係は、けっこう安易に設定されていて、
運命のめぐり合いがからみあっている(笑)
話の流れの都合で人物たちのキャラがけっこう変わる。
でも、ストーリーとして面白かったから良いか。

でも、83年当時、そんなにルソーの評価はまだ低かったのだろうか?
それが一番引っかかった。
小中学校の美術の教科書にもルソー作品は載っていたし、
「戦争」なんて子供心にも記憶に残るインパクトがある絵だった。

また、80年代の中ごろには、
図書館で「ルソーの本が読みたい」と言ったら
美術全集のアンリ・ルソーが出されてきた記憶がある。
1980年には日本では世界美術全集にアンリ・ルソーを入れているのだ。
実はそのとき、ベルばらを読んで感激した私は
ジャン・ジャック・ルソーの本をさがしに行ったので、
個人的体験かもしれないが、
「ルソーの本」と言ったら哲学書じゃなくて美術書なのか、と
驚いたのを強烈に覚えている。

なので、1983年の主人公たちが語るルソーの
「低すぎる」評価が、なんだか違和感がある。
コレが73年とかならギリギリわかるのだが。
楽園のカンヴァス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァス (新潮文庫)より
4101259615
No.19
(4pt)

素敵な物語。

読み出してすぐ、「ゴッホ殺人事件」や「写楽殺人事件」を思い出した。
この作品の一番素晴らしいところは、
実は「殺人事件」にしなかったことかもしれない。
誰も殺されず、自殺もしない。
良かった。
もちろん、美術作品、美術館、美術にかかわる人々の
裏話みたいなものもたくさんつまっていて、読んでいて楽しい。

全体的に人間関係は、けっこう安易に設定されていて、
運命のめぐり合いがからみあっている(笑)
話の流れの都合で人物たちのキャラがけっこう変わる。
でも、ストーリーとして面白かったから良いか。

でも、83年当時、そんなにルソーの評価はまだ低かったのだろうか?
それが一番引っかかった。
小中学校の美術の教科書にもルソー作品は載っていたし、
「戦争」なんて子供心にも記憶に残るインパクトがある絵だった。

また、80年代の中ごろには、
図書館で「ルソーの本が読みたい」と言ったら
美術全集のアンリ・ルソーが出されてきた記憶がある。
1980年には日本では世界美術全集にアンリ・ルソーを入れているのだ。
実はそのとき、ベルばらを読んで感激した私は
ジャン・ジャック・ルソーの本をさがしに行ったので、
個人的体験かもしれないが、
「ルソーの本」と言ったら哲学書じゃなくて美術書なのか、と
驚いたのを強烈に覚えている。

なので、1983年の主人公たちが語るルソーの
「低すぎる」評価が、なんだか違和感がある。
コレが73年とかならギリギリわかるのだが。
楽園のカンヴァス Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァスより
4103317515
No.18
(4pt)

ルソーに接近

特に、絵画ファンには、とてもおもしろい本だと思います。私は、ルソーもピカソも好きですが、大天才のピカソが、何故ルソーから大きな影響を受けたとされているのか疑問でした。しかし、この本を読み、糸口を見出した思いがします。読みながら、ある人物についての描写が、他とは違うことが気になっていましたが、最後に、謎解きがまっていました。
楽園のカンヴァス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァス (新潮文庫)より
4101259615
No.17
(4pt)

ルソーに接近

特に、絵画ファンには、とてもおもしろい本だと思います。私は、ルソーもピカソも好きですが、大天才のピカソが、何故ルソーから大きな影響を受けたとされているのか疑問でした。しかし、この本を読み、糸口を見出した思いがします。読みながら、ある人物についての描写が、他とは違うことが気になっていましたが、最後に、謎解きがまっていました。
楽園のカンヴァス Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァスより
4103317515
No.16
(2pt)

困ったなあ

初めは高階秀爾先生をモデルとしたらしき人物が出てきて期待したのだが、だんだん現実味がなくなって漫画みたいになっていく。天才美術史家の出会いだの、未婚の母だの、インターポールなんてのが出てくるにいたっては「ルパン三世か」と思った。丁寧に書いてあるし、作家として不遇だったから褒めたい気持ちはあるのだが、高得点はつけられない。恋をした、といっても何だかそれもお決まり路線みたいで、その相手の女性が魅力的に描かれてはいないし、推理もの、というのでもない。
 すまん。
楽園のカンヴァス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァス (新潮文庫)より
4101259615
No.15
(2pt)

困ったなあ

初めは高階秀爾先生をモデルとしたらしき人物が出てきて期待したのだが、だんだん現実味がなくなって漫画みたいになっていく。天才美術史家の出会いだの、未婚の母だの、インターポールなんてのが出てくるにいたっては「ルパン三世か」と思った。丁寧に書いてあるし、作家として不遇だったから褒めたい気持ちはあるのだが、高得点はつけられない。恋をした、といっても何だかそれもお決まり路線みたいで、その相手の女性が魅力的に描かれてはいないし、推理もの、というのでもない。
 すまん。
楽園のカンヴァス Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァスより
4103317515
No.14
(5pt)

楽しみ度抜群

近代美術の愛好者にはエンターテーメントたっぷりの、満足度の高い作品。舞台が日本、米国、イギリス、スイス、世紀末のパリへと移り、映像化にぴったり。映画を見てるよう!是非とも映画化して欲しい。
楽園のカンヴァス (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 楽園のカンヴァス (新潮文庫)より
4101259615