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弁護士探偵物語・天使の分け前
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弁護士探偵物語・天使の分け前の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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しかし、一人称の主人公のキャラが感情移入を阻んでいるのは、ハードボイルドとしては致命的かと思います。 文体としては、明らかにチャンドラーのフィリップ・マーロウシリーズを模倣して書かれています。 ただし、差し挟まれるワイズクラック(減らず口)は、チャンドラーのものと比較すると、かなりひどいと言わざるを得ません。 ちなみに、この小説の原題は「懲戒弁護士」だそうですが、著者は実際にその後、懲戒処分になったという見事なオチが付きました。 | ||||
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弁護士が探偵として活躍するハードボイルド風ミステリーと言いたいところなのだが、ソフトボイルドと言った方が正確だろう。主人公は非常に魅力的なのだが、軽口を叩き過ぎで食傷気味になる。恐らく全ページの3分の1は主人公のジョークではないかな。余りに冗長過ぎでテンポも悪く、イライラするような展開だった。 解説でハメットやチャンドラー、プロンジーニ、ブロック、トゥロー、グリシャムなどハードボイルド、法定ミステリーの名手が引き合いに出されているが、疑問を感じた。 | ||||
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何をラノベとするかは色々とややこしいが、この話はラノベっぽい。 言い回しとか、各章の導入とか。 主人公をハードボイルドなキャラに仕立てようとしているのは分かるが、 そのハードボイルドな設定が空回りしている。 ただ無駄にストーリーを回り道させたあげく、特別の感動も無いまま当然あるべき所に帰ってくる感じ。 主人公のキャラクターの練りこみに対して、他の登場人物への特徴づけが弱いのも、その違和感を強めている。 ミステリに深みを期待するのは間違いかもしれないが、読み終わったあとの感慨とかは皆無。 それでも、エンタメとしては楽しめる範囲だと思うので、星3つ。 | ||||
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弁護士が事件に巻き込まれ、探偵として活躍するストーリー。 ハードボイルド風で、『長いお別れ』を思わせるシーンも多い。 前半は軽口がくどいが、個人的には軽妙な感じで楽しく読めた。 これが肌に合わないと読み進めるのは相当辛いかもしれない。 他のレビューにおける低評価もそのあたりに主たる原因がありそうだ。 作中では、刑事裁判の現状(有罪推定)に一石を投じる硬派な面も……。 私は悪くない出来映えだと思うのだけれども、皆さん少し厳しすぎでは? 軽く読めるハードボイルド(というジャンルがあるのかは知らないが)が好みに合う方にはお勧めしたい。 | ||||
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