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外科医
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外科医の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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息抜きの読書にちょうどよい、手ごろなボリュームで、人間関係(特に女性)の描きこみが丁寧で、また医師である著者が病院など医師の世界を舞台に書いているので、非常にリアリティがある。「どこへ話を持っていくんだろう」、「なるほど、こうなるのね」と、最後まで楽しむことができた。最後の犯行動機や解決の仕方などで、やや力業的というか、リアリティに限界を感じる面も無いでは無いが。 私は、創作された話よりも、ノンフィクション系の本の方が好きなのだが、本書の続編は読んでみたいと感じた。 | ||||
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女医の作家らしく、久々の大ヒットでした。 恐いものみたさのミステリー好きには充分すぎる内容。あっという間に読みました。次作品もなかなかの面白さ。早く新作続編になるかな?期待してます。 | ||||
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女性が縛られて殺される連続猟奇殺人が、ふたたび起きた。 それは、以前の事件の唯一の生還者、Catherine の悪夢をよみがえらせる。 被害者は同じように内蔵を取り去られ、傍らには部屋着がきれいに 畳まれていたという。 あのとき犯人は、自分の必死の反撃で死んでいるのに…。 そして、犯人は徐々に彼女の身近に迫ってくる。 捜査を担当する刑事のMoore とRizzoli は、 それぞれに個人的な問題や感情に揺れながらも、手がかりを追い、 過去の事件にもさかのぼっていく…。 サイコ・サスペンスではありますが、同時に登場人物のキャラクターや 内面に関わるドラマがあり、警察小説としてもよくできていると思います。 なかだるみせず、読みやすいです。 | ||||
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ストーリー展開に無理がなく、ミステリーが謎解きされると全てが符合していくような物語です。 私は、Harvestに続いて2作目ですが、展開が滑らかで、医学用語も少なくなり、間違いなく読みやすくなっていると思いました。 スリラーとしては申し分ないと思います。かったるいロマンスが混ざっているのは女性作家のせいかと思いますが、ないほうがよいと思いました。 | ||||
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great book.....a friend recommended this to me. I finished this book in a few hours flat! Exceptionally talented author, who knows how to add twists to her plot till the last......You think you know who it is......but the next page proves you wrong! I wish thriller- genre writers would write this way......... | ||||
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サスペンスですが、大きな複線や山場がなく淡々と終わる。犯罪の描写はエグイがプロットはたいしたことない。 | ||||
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Body doubleを読んでからという逆順で読んだせいもあるかも知れないが、構成が雑なのが気になった。必然性のない事項が並んでいて、スピード感と迫力に欠ける。意外性に期待したのが無理だったか? | ||||
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随所に犯人の声音が入るのですが、 朗読者が上手ですぐに本文との区別がついて とても聴きやすいです。 医療用語に難しいものもありますが、 分からないからといって特に理解を妨げるものではありません。 ラストのスピーディな展開も音声を通すとまた迫力がありました。 | ||||
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心に傷を持つ美人女医、キャサリンと彼女を追う連続殺人犯。 犯人を追うのは、男勝りの女刑事とキャサリンに惚れる男やもめの 刑事。著者が元内科医ということで、リアリティのある描写が 圧巻。ぐいぐい読める。 難点は、1キャサリンと女刑事、この二人に中途半端に焦点が あたり、どちらにもうまく感情移入しきれない 2犯人に意外性がない というあたりか。 それにしても、美人は得、っていうことなのかな? | ||||
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人によってミステリーものの楽しみ方はいろいろだと思うが、私にとっては、物語がどれだけ現実味をおびているかがポイントとなる。つまり、筋の展開に無理がなく、登場人物もスーパーマンではなく、ページをめくっていく私も一緒に謎解きをするーーと、まあこんな具合だと読んだあと、「おもしろかった」となる。もちろん、ミステリである以上、ストーリーの非日常性も求められる。このThe Surgeonは、連続女性殺人事件をテーマにしたもので、テーマ自体は珍しいものではないが、謎を解いていく過程が、細かく、説得力がある。作者はきっと医者だろうと、最初から思った。随所にちりばめられた専門知識の豊富さが物語を重厚にしている。そして、男と女という、友人とも愛人ともなれる関係の中で、常に敵でもあるというテーマも全体を貫いている。 | ||||
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残忍な手口の殺戮が生々しく描写される一方、性犯罪の犠牲者たる女性の心理が、女医である作者によって、これでもか、とたたみかけてくる。ロビンクックのようないささか御目出度い、いかにも御伽噺調ではなく、陰惨で、読み手の自分が男であることに罪悪感を覚えるくらいである。女性、女医でなければ描写し得ない作風はとてもヘビーで、多くの読者はこれに耐えられるだろうか。犯人の逃亡が女装、とか、とかく幼稚な必然性のない設定が散見されるが、そんなことは枝葉末節、この重苦しい小説は娯楽作品というよりは社会にメッセージを投げかけたもののようにも思える。医学を題材にした小説はいろいろあるが、この作品は同列に並べることができない側面があり、自分にとって始めての経験であった。 | ||||
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医療ミステリーである。関係のない女性がつぎつぎと同じ手口で殺される。数年前に、ある女医が同じ手口で殺されそうになったが、犯人を射殺する。ところが再び、同じ手口の殺人が起こる。しかも標的はその女医である。犯人は死んだはずではないのか?一体誰が、何の目的で、殺人を繰り返すのか?ミステリーの2要素である「犯人探し」と「動機探し」の点から見るとこの小説は面白い。8割ほど読んだあたりでテンポが悪くなるが、これは殺人の手口が同じであるために描写も同じものになったからだろう。そのテンポも最後のクライマックスに向かって再び盛り返している。人物の描写は主人公についてはまずまずうまく書いているが、脇役は少し特徴付けが弱い感じがする。途中のテンポの悪さと、人物の特徴づけの弱さで、3つ星をつけたが、プロットだけを見ると4つ星の面白さである。なお英語は易しくて読みやすい。医療ミステリーなので医学用語がいくらか出てくるが、それが分からないからといって筋が分からなくなることはない。 | ||||
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デビュー作Harvest以来、次々メディカルサスペンスの秀作を出しているTess Gerritsenの新作。ボストンの病院で救急医を務める女医Catherineは、以前に遠く離れた町で連続殺人犯にレイプされ、殺されそうになる寸前、逆にその犯人を射殺した過去をもつ。そしてその2年後、彼女の周辺で、再び酷似した手口による連続殺人事件が起こり、Catherineにも危機が迫って来る。公開されていない詳細まで手口を模倣した犯人「Surgeon」の正体を刑事たちが追っていくが、Gerritsenの他の作品と同様速いテンポでストーリーが展開し、最後まで一気に読ませてくれる。また、過去の忌まわしい記憶にとりつかれる主人公の心情や女性刑事の葛藤もよく描かれている。ただ、犯人の意外性という点ではもう一つであり、また人間関係の記述もやや陳腐で、彼女の作品の中では上位には位置しない。星3.5個といったところが妥当かもしれない。英語は平易で、大変読みやすい。 | ||||
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