僕の心臓を盗まないで



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    初公開日(参考)2000年12月
    分類

    長編小説

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    僕の心臓を盗まないで (角川文庫)

    2000年12月31日 僕の心臓を盗まないで (角川文庫)

    モスクワのうらぶれたアパートで体を売って生きる少年、ヤーコフ。客は皆、その魅力的な金髪、決してたじろがない青い瞳に夢中になる。11歳にして既に何もかも経験してしまった彼には家族もなく、希望もない。しかしある日、新しい親が待っていると告げられ、仲間とともに船に乗せられる。明るい未来を約束されて―。アメリカの大病院で、外科研修医のアビーは苦渋の選択を強いられていた。患者が遺した臓器は一つ。移植希望者は二人。貴重な臓器は誰に行くべきなのか?売られてゆく子供、移植する医師、二人の運命は一つの点で重なり、驚愕の結末を迎える―。生死の倫理を問う衝撃の問題作。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    僕の心臓を盗まないでの総合評価:9.18/10点レビュー 11件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    テスジェリッツェン氏の中では読みやすい小説です

    通常運転のミステリーといったところでしょうか。
    可もなく不可もなく、もう少し風呂敷を広げて欲しかったというのが率直な感想です。
    毎回表紙とタイトルにも注目するのですが、この小説はタイトルも良かったし、表紙もいいですね!
    主人公のみならず、わき役?の人の人生ももう少し知りたかったです。
    人はどうしたら、こういう人生を歩んでしまうのか・・・あるいは犯罪を犯してしまうのか。
    もう少し掘り下げて語ってくれていたら、8点です。
    小説自体はテンポよく進むので読みやすかったですね。
    未読の方にはお勧めの本です。

    ももか
    3UKDKR1P
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.10:
    (5pt)

    映画的

    本書を読むと映像が浮かび、映画的だと思った。サスペンスのジャンルに入るのだろうが、生活や人間が描かれており、現実感もあった。翻訳もこなれていると思った。何年か前に本屋でたまたま買ったもので、あまり期待していなかったが、思いのほか良かった。
    僕の心臓を盗まないで (角川文庫)Amazon書評・レビュー:僕の心臓を盗まないで (角川文庫)より
    4042872018
    No.9:
    (5pt)

    素晴らしいサスペンス

    医学的な描写が読み手に無理なく書かれている。
    非常に上質なサスペンス。
    僕の心臓を盗まないで (角川文庫)Amazon書評・レビュー:僕の心臓を盗まないで (角川文庫)より
    4042872018
    No.8:
    (5pt)

    面白いです!

    簡単なようで、ラストに意外性もある。翻訳が上手いからでしょうか。面白いです。(翻訳であるがゆえの、特有の文章の読みづらさはある程度しょうがない)
    悲劇的と感じるかどうかは、読者の医学的知識の程度によるかなと感じます。私はある程度知識があるので

    「とってもギリギリだったけど、なんとかセーフ!」という結末である、ととらえました。
    そして、私自身は、少なくとも、アビーとあと二人に関しては、ハッピーエンドに近いかなととらえています。
    「愛してた」の原文が気になるなぁ。「愛してる」ではない。ここが重要です。実はいくつも 伏線が張ってありました。あまりネタバレすると面白くないのでこれくらいにしておきます★
    僕の心臓を盗まないで (角川文庫)Amazon書評・レビュー:僕の心臓を盗まないで (角川文庫)より
    4042872018
    No.7:
    (5pt)

    臓器移植・愛の形

    タイトルに興味をそそられて読んだのですが、想像以上に面白かったです。

    過酷な医療現場で働く主人公・臓器売買の対象となってしまうロシア人の少年(しかも原発事故の影響を受けていたりします)その他の登場人物も内面・人物像がとても細やかに描写されていて、物語のシーンがまざまざと脳裏に浮かびます。

    著者は内科医だったそうで、知識や経験があるせいか、とてもリアルに物語が描かれています(でも専門的で堅苦しく分かり難いという感じはありません)。
    ある出来事を境に運命の歯車が狂い出してしまう主人公…少しづつ深みに嵌っていく様が、読んでいて本当にハラハラ・ドキドキさせられました。
    次々にページをめくり、あっという間に読み終えてしまいました。

    私は人気海外医療ドラマの【ER】が好きで、あれは人の生死や臓器移植について深く考えさせられる事が多いのですが、この本を読んでいて同じような思いをしました。
    訳者あとがきに「愛の形を問うサスペンスでもある」と書いてあったのですが、本当にその通りだと思います。

    興味を持っておられる方・迷ってらっしゃる方に是非お奨めしたいと思います。
    僕の心臓を盗まないで (角川文庫)Amazon書評・レビュー:僕の心臓を盗まないで (角川文庫)より
    4042872018
    No.6:
    (4pt)

    怖かった

    臓器移植手術、心臓移植手術のマフィア絡みの不正にまきこまれた研修女医の悲劇の顛末。
    最後の最後まではらはらどきどき。
    翻訳の文章って良くも悪くも表面的ですよね。
    読みやすいぶんだけ、読み応えは薄い、しかしその分読んでる最中にいろいろ深読みする余裕がある。けど最後の急展開には心臓バクバク。これが心臓移植という題材を脳内でより生生しく感じさせてくれちゃって全くスリリングな読書となりました。
    翻訳小説もっと読み慣れたら、又再読してみようかなと思います。
    主人公に同調して孤独の恐怖を疑似体験してしまった…。
    僕の心臓を盗まないで (角川文庫)Amazon書評・レビュー:僕の心臓を盗まないで (角川文庫)より
    4042872018



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