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ルー=ガルー 忌避すべき狼
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【この小説が収録されている参考書籍】
ルー=ガルー 忌避すべき狼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 41~51 3/3ページ
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京極堂シリーズから一気にテーマを変えた京極夏彦の作品 近未来SF小説 最後まで読めない人だと解らないですが 場面が次々と変わっていく中で、徐々に明らかになっていくと思ったら 一発のどんでん返しを受けて驚愕した。 流石、京極夏彦氏だと思った。 事件をきっかけにリアルな世界に飛び出していく葉月らがいい。後半からのアクションなどとても良かった。ただし、この小説はかなり分厚い、そして押し絵一つもない。 この様な小説では長文が苦手な人にはおすすめできません。 | ||||
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これは面白いです。 読み終わるまでが長いですが、後半は時間を忘れて夢中になりました。 少し残念なのが最後の戦闘シーンくらいでしょうか。 「リアルな死」がまるでゲーム感覚で繰り広げられていくのに少し違和感がありました。 それ以外は謎と興奮の連続です。さすが京極さんですね。 これを読んで色々と価値観について考えが変わりました。今まで当たり前に感じていた事が、どれだけアンバランスな価値観だったかを気付かせられました。 心に残るような台詞がたくさんあります。 好みは分かれてしまうかもしれない作品ですが、とりあえずお勧めです。 | ||||
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京極夏彦は初読。 近未来の世界が、ある種の浮遊感を伴って心地いい。 葉月も歩未も美緒も麗猫も愛おしい。 理屈っぽい文脈もさほど違和感はない。 もう少し女の子たちの姿形や装束への描写が欲しかったが。 続編、期待。 | ||||
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近未来の管理された社会の中で生きる淡白な女の子たちの話。 身の回りで連続殺人が起きて、ゆるく結束してフラッと悪に立ち向かう。ぶ厚い本で、前半がとてつもなく退屈だった。 なんど挫折しそうになったことか。 後半少し面白くなって終わる。おそらく、熱烈な支持者のいる人だと思うので、合わない人には合わないって事でいいのかも。 | ||||
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厚さ4.5センチという京極夏彦の3年ぶりの書き下ろし。 購入してからいつ読もうかと考えていたけれど、読み始めてみるとこれを通勤には持っては行けないという気持ちからたった3日間で読了。 そしてやはり面白かった。21世紀半ば、無機的な都市で14~15歳の少女だけを狙った連続殺人事件が発生する。人と会うことなく生きていけるヴァーチャルな時代で、リアルな”死”に対して覚醒する少女たち。 都市も無機的ならそこで生きる大人も子供も無機的。 小説の後半あたりでは何故、少女たちが殺されるのかという答えはわかってくるものの、そんな中で目覚めていく少女たちに目が離せなくなります。 そして狼は誰なのか… | ||||
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久しぶりに徹夜をして、一気に読んだ本です。さらっと軽く読める本ではないのものの本当に面白くオススメです。腰を据えて、じっくりと読んでもらいたい作品。授業も仕事もインターネットのデータで個人的にコントロールされ、学校に通うのも週に一度だけ。超管理社会舞台に、猟奇事件に巻き込まれる14歳の少女達の運命。近未来SF冒険小説。 | ||||
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京極夏彦先生の本を読み始めたのは丁度、この作品の少女たちの年代だった。 分厚い本なのにその厚さを感じさせない面白さで読ませてくれた京極先生にわたしは尊敬を感じる。今回の新作は近未来の少女たちが繰り広げるアクションミステリ(?)だとわたしは感じたのだが、登場人物の一人、天才少女、美緒の「女子供なめるんじゃねェッ」という科白に同感を憶えた。それは私達の年代だからこそわかる共通の大人への理不尽さを表現しているからだ。 ただ、作品自体はラストの驚きが少なかった。京極先生はいつも読者に「エッ!?」という文字を頭に浮かべるようしてくれるのだが今回は予想できた答えだったと思う。これは少女達だけではなく大人にも読んでいただきたい本。 | ||||
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今までの京極とはひと味違った作品。 従来の作風を好む読者には期待はずれかも。 設定の斬新さにはさすが!と思わせるところがあるが、あまりに「現代社会への警鐘」のような表現が多いため、読み進むに従って煩い感じが否めなくなってくる。 またラストへのうねりもいまいち。従来の京極作品は登場人物のキャラが多彩であるところが魅力なのだが、今回のヒロインたちは単調なキャラ付けで感情移入しにくいかも。 | ||||
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待望の新作は、やはり弁当箱のようで厚い…。 そして、やはり京極堂シリーズ同様に薀蓄いっぱいである。そこに嵌れるならばドップリと京極ワールドに浸る快感の何と気持ちのよい事か。人殺しの是非などが問われ続けている今、この本の出版は意義のある事なのである、と思う。さらに、読者から募った近未来感、何処が読者のアイディアで何処が著者のアイディアなのか考えてみるというのも一興であろう。 | ||||
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この作品の意欲的な試みは、読者からの公募による近未来社会の設定の下に執筆するということ。とあの妖怪作家が近未来ステージに挑戦することだろうか。ぶきょう小説なら納得できるところがあるが、少女とつくとそれが生かされているのかと思う。主人公達が少女らしくなく、中性的なタッチで執筆されているが、少女の匂いすら感じられなかったのは意図してなのか。作者の手に余る部分なのかは議論のあるところではないか。妖怪達をみごとに作中に折り込んで作りあげる作者のみごとな辣腕にはまだ、本作品は到達してはいないかもしれないが、新たな試みとして未来小説にも筆を運んでいただくことは読者の一人としてうれしい限りであります。 | ||||
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