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ルー=ガルー 忌避すべき狼
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【この小説が収録されている参考書籍】
ルー=ガルー 忌避すべき狼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 1~20 1/3ページ
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中身を覚えていない。 | ||||
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みらい感に対する構想と、それを感じさせる表現はすごくよかった。最後、クライマックスにむけた展開が短絡的で、そこだけ残念だった。 | ||||
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百鬼夜行シリーズとの繋がりもありますが、内容は全くの別物。 次巻の2まで読んだ方がスッキリする内容です。 | ||||
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本の内容でなく本の感想です、届いた本を見て一言、辞書かっ!ってくらい厚い、しかも文庫サイズなので読みにくい、読み手としたら分冊にしてくれた方が助かる内容云々まだ読んでません、他の本を片してから腰を据えて読もうと思います | ||||
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行き過ぎた情報社会を描いたサスペンスということで、初めて京極夏彦の書籍を購入。 独特の文体であるという先入観があったのですが、意外と普通。ところどころ難読漢字はありますが、 読書好きの方であれば問題ないかと。 近過去に近未来の情報化を描いた作品としては、基本的にはハヤカワ文庫等で出版される作品の方がずっと 奥行きはあります。また、話はきちっと構築されていますが、僕は犯人は比較的早く分かってしまったので、 サスペンスとしても最後の開放感がある感じでもなかったです。何よりここまで長い必要がありますかという のが読後感でした。kindleで買って良かった。文庫として持ち歩いてこの結末だと複雑な気分だったでしょう。 | ||||
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SFというよりパラレルワールドを覗いたような気持ちになりました。まさに異界。 一応百鬼夜行シリーズの後の世界という設定ですが、それを感じさせるものは一つもなくてまあ少し残念です。 ただ、アイデアをファンからの応募で賄うというやりかたはおもしろかったですね。スマホがない時代に(勿論ケータイは在りました)よくああいったアイテムを想像できなあという点では尊敬しています。(応募したひとに対して) 最後の方は色々ぶっこわしてくれてSF感が強く、 ストレス発散になります。 | ||||
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ややご都合主義的な嫌いがありましたが楽しく読めました。あと、P142、十行目はP93、九行目辺りに入るべきかと思うのです。 | ||||
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あっという間に読み終えました。京極夏彦氏の作品の中では群を抜いて読みやすかったです。裏を返せばあっさりしすぎというか、同氏の他作品を読み終えた後にある「読破した」という達成感と疲労感が全くなかった異色の内容とも言えます。 ストーリーの評価ははSF好きであるかどうかによって大きく左右されるかと思います。 個人的には行き過ぎた情報化社会の終末感や管理されてしまう人間の焦燥、無力感などディストピア系にみられる内容が好きなため、楽しく読むことができました。 | ||||
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手に取った時は正直言って読み終わるのかコレはという感想でした。前半1/4くらいはぱっとしない展開が続きます。ちょっとキツイかなーって所で話が面白くなって来て、一気に最後まで読んでしまうという感じでした。 2周目、3周目と気付かされる伏線も多く、何度読んでも面白いです。 夜の住宅地を散歩するのが好きになってしまいました、職質掛けられないようにしなきゃꉂ(ˊᗜˋ*) | ||||
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無駄に長くてありきたりな展開です。文体は三人称の体ですが、14歳の葉月とカウンセラーの静枝2人の視点で描かれる一人称小説です。地の文はほとんどなく、長い説明セリフと2人のかなり歪んだ心象描写で世界設定が少しずつ説明されていきます。とにかくセリフが無駄に長い。そしてどちらも常に否定的な性格で心象描写はうんざりさせられます。 冒頭から事件は既に発生していますが、どの登場人物も新聞の三面記事でも読んでいる程度の認識で緊張感が皆無です。そしてこの分厚い本を半分読んでやっと事件に巻き込まれます。 ちぐはぐな未来設定が想像の妨げになります。リアルからネット主体へと変貌した近未来社会が舞台らしいですが、物流はあり、家政婦が通うぐらいのインフラとリアル接触はありますが、その反面かなり荒廃した街並みの描写があり、まともに交通インフラが機能しているのか疑問に思います。他人が全く描かれていないので日中でも街並みは人通りのない荒廃した街をイメージしてしまいます。 リアル接触を極力避ける葉月の心象描写により否定的な文句ばかり聞かされます。やはりSFはしっかりした地の文で背景描写をして、登場人物には(彼らにとっては日常なので)いちいち説明セリフを挟まず普通に会話して欲しい。 また少女達の容姿もほとんど描写されていません。表紙裏のアニメ絵でイメージしろということでしょうか。ちょっと無責任な気がします。挿絵のあるラノベにすれば良かったのではないでしょうか? 京極夏彦が書いたSFという売り文句と高いレビュー評価がなかったら半分読まずに終わっていたでしょう。この本を読むのならば前半は斜め読みで十分です・・が、後半もそう面白いわけではなく、ネット社会にありがちな展開で終わります。なんの捻りもありませんでした。他の方のレビューを読むと他の京極作品に出てきた人物が活躍するということで京極ファンの方には面白いのかもしれませんが、数冊読んだ程度の私ではどの登場人物にもさっぱり魅力を感じませんでした。とりあえず最後まで読む事ができたので☆2です。 | ||||
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『僕は、出合ったものを屠る、忌避すべき狼だ。』 近未来という題材をして、まさかの京極夏彦先生が執筆されているという今作品は、個人的には異質なようにも思えた。 これがしかし読んでみると、例の如くページを捲る手が止まらない。 独特の京極節も健在である。 今までとは違う、新しい京極ワールドに引き込まれる。 近未来という世界観も決して突飛なものでなく、「現実の未来も近いうちにこんな風になるんじゃないか」という生臭さすら帯びているように思えた。 著者の他の作品を知る者からみれば良い意味で、異端。 しかし知らぬものからすれば、良い意味で万人受けのする小説ともいえるだろう。 どちらにせよ一読の価値はある。 | ||||
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伏線が長い。また、表現も回りくどい。 (この作者はえてしてそうだが、特にそう感じた) ただ、伏線が集まってからは、手を止めることなく読んだ。 最後は呆気ない気もするが、それが狙いな気もする。 | ||||
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ぐいぐいと引き込む筆力とどんどん展開して行く構成力には相変わらず舌を巻くばかり。京極さんの文章を読む時間は至福です。 しかし読んでて少女達に女の子の香りがあまりしなかった所が女性読者として少し引っかかりました。時代設定的に個人の性の意識が薄くなっている設定なのかもしれませんが、成長期まっただ中の年齢としてはちょっと不自然に感じてしまうなと。律子のバイク弄りにだけ拘る所も妙に浮いて見えて。 まあ少女が簡単に成人男性をやっつける痛快SF要素がある話なので、リアリティを持ち出すのは無粋なのかもしれません。きっと作者もライトノベル風に書いたのだと思いますし。でもどうしても京極節は重いので(設定も文体も)、そこのとこのバランスがちょっとむずむずする所がありました。 | ||||
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百鬼夜行シリーズで人気を博す京極夏彦の近未来SF小説です。 この小説は近未来世界の設定を読者から公募するという面白い試みをしています。 こういった企画ものは、失敗して目も当てられない作品になっていることがままありますので 心配していましたが間違いなく成功の部類なので安心してください。 舞台となる近未来は、何にしても極端な設定になっていて、倫理的なことを中心に物事の考え方、捉え方の現代社会との対比が非常に面白かったです。 また、渇いた人間関係しか経験したことのない彼女たちが、不器用にも結びついていく様子にも考えさせられました。 著者の他の作品同様、大ボリュームになっていますが、癖のない綺麗な文体のためか、実際より短く感じます。 読者に疑問を投げかける様な終わり方も雰囲気にあっていて良かった。 ただ、ビルの攻略の場面はご都合主義な感じがして少し冷めてしまいました。 まあ、ジュナイブル小説のように爽快感もありましたが。 | ||||
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ちょっと読みにくいんですよね。この段組み。でも続きが読みたい、、、 | ||||
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普段の京極本より軽く楽しく読めました。早い時点で黒幕が予想できてしまったのが残念ですが、製作過程を考えれば仕方ないのかな、と。 | ||||
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これだけの知恵が集まると、これだけの時代背景が出来上がるんだな〜と関心しました。 未来に「あり得ない」は無いと思い素直に読みました。 現代の抱える問題を肥大化させてた部分も多かったですが、それもあり得ると思うとちょっと怖いね 暇なときに本棚からだしてチョコチョコ読みしても前の内容を忘れるほど複雑でもない。 漫画感覚で気楽に読めるので私は何周もしちゃってます。 登場人物が少女だったので、少し若返った気持ちで読んでみましたが、京極作品で少女ってゆーのも新鮮でしたね。 | ||||
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話の展開が急にスピーディーになる下巻。 その展開にワクワクしすぎてほとんど飛ばし読みに近い感覚で読み進めてしまいます。 でも内容はより濃厚。 カラカラに渇いた人間関係にどんどん水が与えられてるような、血が通ってきたような展開は言葉では表せないほど心に響きました。 本当にセリフの一言一言が心に刺さりました。 特に不破さんの「私もあなたも弱くて駄目な人間よ。どこが悪いのよ。どこが。」 涙が出ました。 何だか自分も認めてもらったような気持ちになれました。 | ||||
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京極作品は、助走が長いというかなんというか。 この作品に限らず前振りが長めな気がします。 この作品もしかり。 正直、ちょっとダレ気味で読みました(^^ゞ 未来が舞台になっているのですが話がちょっと突飛でそこに入っていくのがまず大変。 その上、セリフだけで人物像がなかなかつかめなくて(京極堂シリーズがわかりやすいだけに)そこがちょっと厳しいかなと。 何度か「買って失敗したかな」と思ってしまいましたが^^; ただこの助走の長さ(?)が下巻にすごく効いていると思います。 上巻では登場人物に人間らしさがなくて味気ない気がしましたが、良い感じで下巻につながっていく。 この発想はすごいなと思います。 この作品の登場人物は少女が多いのですが、何故か男言葉が多くて女の子が「僕」というくだりがありそこがどうしても気になりました。 どうも女の子が「僕」とか「俺」とか言うのが受け入れられない性分で(-_-;) そこがマイナス☆一つの理由です(笑) | ||||
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近未来 主人公は少女達 っていうことで、京極堂シリーズファンの私・母は食わず嫌い状態でしばらく見て見ぬふりをしていました。 が、やっぱり読んでみたい!と手にしたルー=ガルー。 この(上)は、舞台設定と言うか、近未来の状況や生活スタイルなどを飲み込むのに時間がかかって、読むのにも非常に時間がかかります。実際に私は、ちょっとずつ、何日にも分けて読みました。 (京極堂で味わう、早く先を読みたい感はなかった) そういう意味では、初めて京極夏彦作品を読む人やボリュームのある小説を読むのが辛い人には読みにくいかも・・・ とはいえ、読み進んで行くと、これが何とも面白い。 物語が動き、読み手も加速し始めたころに(上)が終わり(下)へ。 ちなみに(下)は、どんどん先を読みたくて、ぶっ続け2時間強で読んでしまいました。 さらにちなみに、ルー=ガルー2は、上・下ともに同じスピードで読んでしまいました。 そういうわけで、一番読みにくいこのルー=ガルー(上)を頑張って読めば、残り3冊がす〜っと読めます。 さすが京極夏彦。読んで良かった。3が出るなら早く読みたいです。 | ||||
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