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ルー=ガルー 忌避すべき狼
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【この小説が収録されている参考書籍】
ルー=ガルー 忌避すべき狼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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無駄に長くてありきたりな展開です。文体は三人称の体ですが、14歳の葉月とカウンセラーの静枝2人の視点で描かれる一人称小説です。地の文はほとんどなく、長い説明セリフと2人のかなり歪んだ心象描写で世界設定が少しずつ説明されていきます。とにかくセリフが無駄に長い。そしてどちらも常に否定的な性格で心象描写はうんざりさせられます。 冒頭から事件は既に発生していますが、どの登場人物も新聞の三面記事でも読んでいる程度の認識で緊張感が皆無です。そしてこの分厚い本を半分読んでやっと事件に巻き込まれます。 ちぐはぐな未来設定が想像の妨げになります。リアルからネット主体へと変貌した近未来社会が舞台らしいですが、物流はあり、家政婦が通うぐらいのインフラとリアル接触はありますが、その反面かなり荒廃した街並みの描写があり、まともに交通インフラが機能しているのか疑問に思います。他人が全く描かれていないので日中でも街並みは人通りのない荒廃した街をイメージしてしまいます。 リアル接触を極力避ける葉月の心象描写により否定的な文句ばかり聞かされます。やはりSFはしっかりした地の文で背景描写をして、登場人物には(彼らにとっては日常なので)いちいち説明セリフを挟まず普通に会話して欲しい。 また少女達の容姿もほとんど描写されていません。表紙裏のアニメ絵でイメージしろということでしょうか。ちょっと無責任な気がします。挿絵のあるラノベにすれば良かったのではないでしょうか? 京極夏彦が書いたSFという売り文句と高いレビュー評価がなかったら半分読まずに終わっていたでしょう。この本を読むのならば前半は斜め読みで十分です・・が、後半もそう面白いわけではなく、ネット社会にありがちな展開で終わります。なんの捻りもありませんでした。他の方のレビューを読むと他の京極作品に出てきた人物が活躍するということで京極ファンの方には面白いのかもしれませんが、数冊読んだ程度の私ではどの登場人物にもさっぱり魅力を感じませんでした。とりあえず最後まで読む事ができたので☆2です。 | ||||
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近未来の管理された社会の中で生きる淡白な女の子たちの話。 身の回りで連続殺人が起きて、ゆるく結束してフラッと悪に立ち向かう。ぶ厚い本で、前半がとてつもなく退屈だった。 なんど挫折しそうになったことか。 後半少し面白くなって終わる。おそらく、熱烈な支持者のいる人だと思うので、合わない人には合わないって事でいいのかも。 | ||||
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