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眼鏡屋は消えた



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【この小説が収録されている参考書籍】
眼鏡屋は消えた
眼鏡屋は消えた (創元推理文庫)

眼鏡屋は消えたの評価: 2.63/5点 レビュー 8件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.62pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

とっても読みやすくって、面白い!

とっても読みやすくって、面白い!
そして、表紙が魅力的であること。
これは、かなり重要ですよ。
いわゆるジャケ買いってやつです。(某ディナーの…がまさにそれ?)
で、読んでみると読みやすい上に作品世界に引き込まれていく。
主人公の千絵と涼介のコンビも魅力的。
以上が良かった点。
ただ、読み始めてまもなくオチがわかってしまったのが…。
ラストの驚きが半減してしまった点は残念でした。
そして、選考委員も指摘しているのですが推理ではなく推論が繰り返されている点。
そこが惜しいと思った点でもあります。
しかし、それでも魅力的な作品には間違いありません。
読んで損はないと思います。

個人的には、是非このコンビで続編を書いていただきたいのです。
千絵の語り口と涼介の推理は一作だけではもったいないですよ。
眼鏡屋は消えたAmazon書評・レビュー:眼鏡屋は消えたより
4488024831
No.1:
(4pt)

これは、どうなんだろう

鮎川哲也賞の受賞作品です。
文章のリズムがよく、ミステリ部分もきちんと丁寧に構成されていました。

ただ、近年の鮎川哲也賞受賞作は、比較的軽いテイストで、ライトノベルの気が増している気がします。
期待値の高い作家はとにかく早いうちから摘む、というのがこの賞の流儀なのでしょうが、数少ない本格ミステリの新人賞にまでライトノベルの風潮が流れ込んでくるのはどうなのでしょう。

もちろんこの作品も、悪くはありません。
ぽっかりと空いた空白の八年間に丁寧にピースが嵌められていく様を描く筆力は新人離れしていますし、破天荒なキャラもきちんと描写できています。
ただ、無難。人を選ばない作品です。

鮎川哲也賞はだいぶ前から目を付けている新人賞ですが、もう「この作者にしか書けない傑作!」みたいな作品は出ないのでしょうか。日常系ミステリが流行しているのは重々承知ですが、その波に逆らうような作家さんが出てきてもいい気がしますけど・・・。
眼鏡屋は消えたAmazon書評・レビュー:眼鏡屋は消えたより
4488024831

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