今宵、喫茶店メリエスで上映会を
- 喫茶店 (44)
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故郷に帰ってきた主人公(女性)が、喫茶店の再建に関わるなかでさまざまなひとたちと巡り会い、やがては商店街を再生させていくという物語だ。 全5話から構成されている。 いくらかミステリ要素はあるが、どちらかというとふつうの小説に近い。 このひとならではの温かい雰囲気と、ちょっと変わった登場人物たちが融合して、独特の物語空間をつくりだしている。 要素として込められているのは、映画。「フレンチ・カンカン」「スタンド・バイ・ミー」「タバコ・ロード」「ミツバチのささやき」「偉大なるアンバーソン家の人々」が物語に融合するようにして使われている。 そのほか、ジオラマ、Nゲージ、世界の変わった缶詰、カレーといった要素も。 | ||||
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面白く読めました。 ただ、登場人物一人一人が魅力的なのに全員が描き切れていないのが惜しい。 缶詰帝国の葵さんなんて是非描いてもらいたい人物です。 もしかすると続編で描かれる可能性もあるのかもしれません。 なので星は3つにしました。 続編をお願いします。 | ||||
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前作『少女は黄昏に住む』の名レビューに倣って言わせてもらえれば、シャッター街町興し∩“人死にナシのお悩み相談ほっこり古書カフェガール”モノ。 Amazon.co.jp: 少女は黄昏に住む (マコトとコトノの事件簿)の 本格神皇正統記 "俺が本格だ"さんのレビュー http://www.amazon.co.jp/review/R2CIGA9WQ97OK4/ref=cm_cr_dp_title?ie=UTF8&ASIN=448802713X&channel=detail-glance&nodeID=465392&store=books 筋書きだけを述べれば、主人公の亜樹が、車椅子の喫茶店マスター野川とともに身の回りの不思議に挑み、最後には上映会の映画で解決していく短編集という、確かに絵に描いたような“お悩み相談ほっこり古書カフェガール”モノなのだが、例によってキャラ立てがヘン(褒め言葉)で、しかも若竹七海程度の悪意があるのが嬉しい。 ただ逆に言うと、前作のような濃さを求める人にはキャラもミステリー風味も薄味に感じられるだろうし、“お悩み相談ほっこり古書カフェガール”スキーにはやや重く感じられるのではないだろうか。そういった意味には、どちらにも勧められるとも言えるし、どちらにも勧めがたいとも言える1冊だ。 でも、私はやる気はあるがだらしないヒロインの亜樹を筆頭に、生き生きとしている物語のキャラたちに惚れたし、私のようなライトな映画好きにも楽しめると思う。ただ「メリエス」と聞いてすぐさまいろいろとイメージが湧いてしまうほどの映画好きだと、かえって合わないかもしれない。 万人にお勧めできる作品ではないけれど、一癖あるお話を気軽に読めるのは悪くない、と思う人なら満足できる1冊だと思う。 | ||||
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