判決はCMのあとで ストロベリー・マーキュリー殺人事件



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初公開日(参考)2012年02月
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長編小説

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判決はCMのあとで  ストロベリー・マーキュリー殺人事件

2012年02月25日 判決はCMのあとで ストロベリー・マーキュリー殺人事件

裁判がテレビ中継されるようになった日本。裁判中継は庶民のエンタテインメントとして定着し、中継から誕生した裁判アイドルグループ“CSB法廷8”は今や、押しも押されもせぬ国民的アイドルとなっていた。そんな中、人気ビジュアル系バンド“ストロベリー・マーキュリー”のメンバー間で起こった殺人事件の裁判が、いよいよ始まろうとしていた。テレビ中継はもちろん、ゲストとしてCSBも参加する、全国民大注目の裁判に、裁判員として参加することになった人材派遣会社の社員・生野悠太だったが―。 (「BOOK」データベースより)




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No.5:
(1pt)

くだらない

オチが最悪です。
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4041014158
No.4:
(4pt)

それ花のためにあるのか

作品を通して伝わってきたのは、「それは何のためにあるのか?」ということを考えなければいけないということ。

 裁判とは、司法とは、テレビとは、教育とは、自分とは、果たして何のためにあるのか、たぶん真剣に考えたことがあるという人は少ないだろうと思う。

 だけど、考えなくてはいけないのだと、そうしないと流されていくだけの人生になっていくのだと、悠太や真帆をはじめとした登場人物たちに教えられた気がする。

 それは、何のために創られ、何のために使うものなのか、一度真剣に考えてみてほしい。
 

判決はCMのあとで ストロベリー・マーキュリー殺人事件 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:判決はCMのあとで ストロベリー・マーキュリー殺人事件 (角川文庫)より
4041014158
No.3:
(3pt)

全体的に中途半端に

刑事裁判をテレビショー化した世界が舞台の作品で,12年02月の単行本の文庫化です.

派手なセットが組まれ,アイドルが歌い踊り,キャラの強い検察や弁護人の決め台詞に,
はじまりこそは吹き出したりもするのですが,次第にそれは嫌悪感へと変わっていきます.
これは,全く同じではないにせよ,似たような事が自身の周りにもあると感じられるからで,
その妙な現実感や小さな義憤に,読む側は主人公と同じ疑問と違和感を覚えることになります.

ただ,主人公側を中心にして,法律や裁判の意識の変化に重きが置かれた流れとなるため,
サブタイトルから期待されるミステリ要素や,それが裁判にて明かされていく様子は弱めで,
かといって,エンタメに徹した作品でもないため,全体として中途半端になっているのは残念.

とはいえ,憎まれ役たちがわかりやすく配置され,わかりやすい話であるのは確かで,
数回に渡り行われる公判も,回想形式を織り込むなど,見せ方に工夫があるのは好印象.
巻末の解説のさらに後ろ,ここにあるちょっとした『遊び心』もなかなか面白かったです.
判決はCMのあとで ストロベリー・マーキュリー殺人事件 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:判決はCMのあとで ストロベリー・マーキュリー殺人事件 (角川文庫)より
4041014158
No.2:
(1pt)

取り上げる対象の勉強をして

裁判員制度あるいは裁判そのものをテーマにしたフィクションですが、フィクションであるからこそ、下敷きにした事実をしっかりと踏まえていただきたい。
作者は、「主文」のことを「判決」、「判決理由」のことを「主文」と誤解しています。
 主文:「被告人は無罪」「被告人を死刑に処す」「本件控訴を棄却する」等、有罪無罪の判断結果、量刑等の結論を述べたもの。
 (民事訴訟では、「被告は原告に××円を支払え」等)
 判決理由:主文に至った理由や認定した事実、法律構成を述べたもの。
 判決:主文と判決理由を合わせた総称
です。
作品の冒頭部分にこのような基礎的な誤り(それも裁判官のセリフとして、です)があると、一気にテンションが下がります。
ましてや、ミステリでは、「これも伏線ではないか?」と思わせてしまうこともあるので、絶対にダメです。
裁判を揶揄しようが、パロディにしようが、荒唐無稽に描こうが構いません。それが創作活動と言うものでしょうから。
ただし、創作の対象をきちんと学ばないのは、冒涜だと思います。
判決はCMのあとで ストロベリー・マーキュリー殺人事件 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:判決はCMのあとで ストロベリー・マーキュリー殺人事件 (角川文庫)より
4041014158
No.1:
(5pt)

久々の・・・

日本国憲法第97条って知ってますか?

学生時代、見たことはあるのですが、改めて見ると

なんて感慨深い条文 だろうって思います。

 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、
人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、
これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、
現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない
永久の権利として信託されたものである。

 きっかけは毎月のごとく買っている小説選びの中で見つかった

1冊。●【判決はCMのあとで  青柳碧人】●

 「裁判員制度」が現在もありますが、この世界ではメディアと司法が

協力し、「公開裁判」を行っている日本という可能性を描いた話です。

CSB法廷8なんて裁ドル(裁判員の中からメディアで注目され、芸能入り

したアイドル) A●Bのパクリかと冒頭苦笑。外帯をみるかぎり了承済み

のようですが(笑)

 自分には全く縁のない話だと思っているどこにでもいる主人公(私たち)

に裁判員の通知が届き、見事にこれまでの生活圏をぶっ壊した。

 でも裁判を通し、この条文がこの物語のラストに大きな役割を果

たす。 いまだ私たちの世界では多くの人にとって非日常なこの世界

を知る一つのきっかけともなりますし、また主人公の裁判を通じて

起こる恋や笑いもありで私にとっては久しぶりのいい収穫となりま

した。

考えてみれば、難しい条文や法律だらけの司法の世界の中でも際立

って97条は私たちに寄り添っているもののような気がします。

 【過去幾多の試錬に堪へ】た私たちだからこそ、保障されるべき未来永劫

守る権利なんだと、日本史を振り返れば故人が残したこの権利は今

の私たちにとって大きな意味がある、そんなふうに思います。

 最後にこの本の中246p7行目以降数行に渡り既視感がすごく残っ

てしまった。この本の出版日は今年の2月である。立ち読みしてい

た、ことを忘れているだけと片付けるのが一番筋が通るような気が

する。でもかなり前にすれはあったような気がして満足した反面、

すこしだけデジャブ に近い感覚を味わえたのも事実です。

たまーにあるんですよね。こういう感覚が。
判決はCMのあとで  ストロベリー・マーキュリー殺人事件Amazon書評・レビュー:判決はCMのあとで ストロベリー・マーキュリー殺人事件より
4041101239



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