■スポンサードリンク
密室殺人ゲーム・マニアックス
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
密室殺人ゲーム・マニアックスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.19pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「王手飛車取り」「2.0」に続くシリーズ3作目。 「王手飛車取り」に驚き、評者は「2.0」にも付いていけたものの、この3作目は当初の設定(仮面をかぶった5人が自作自演の殺人事件のナゾ解きを競い合う)を維持しつつ、迷宮のような複層のナゾに踏み込んでいる気配濃厚で、正直、新しさやアイデアは感じる一方、名の通りにマニアックなものに変じている印象が強く、残念ながら、読み通すのが精一杯だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『密室殺人ゲーム王手飛車取り』『密室殺人ゲーム2.0』に続くシリーズ第3弾。【頭狂人】【044APD】【axe】【ザンギャ君】【伴道全教授】なるハンドルネームを持つ5名は、AVライブチャットを駆使してクイズを出題し合う特殊なゲームに興じていた。そのクイズとは、自分達が現実に犯行に及んだ殺人に関するものだった。 過去の2作を読んでいなくても特段支障はない。今作はシリーズの番外編的な位置づけで、逆に過去2作を既読の方はインパクトが薄いかもしれない。特にトリックは拍子抜けするぐらい普通だったり、逆に反則的なので、トリックに期待し過ぎると肩透かしをくらう。ただし、作中人物がそれらトリックのレベルに突っ込みを入れているぐらいなので、作者も今作はトリック自体に力を入れてないようにも思える。今作の特徴・読みどころは全体の構成。そもそもの設定自体がおいしいというか、カメレオン的に自由に変貌可能なひな型であり面白い。衝撃的とまでは感じなかったけど今作は上手く設定を活かしている。 細かい感想は次のようなもの。登場人物の会話のやり取りに若干くどさ・無駄を感じる。作者の遊び心だが、早く展開を進めて欲しいと思う時がある。出題側になると知的なのに、回答側になると平凡な回答が多い。このあたりは次作で改善してほしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
<頭狂人><044APD><aXe><ザンギャ君><伴道全教授>という奇妙なハンドル名でネット上で日夜行う推理バトル。出題者は実際に殺人を犯し、他の4人相手にその謎を解けと挑発する。 トリックを使うためだけに人を殺し、それを解くゲームをするという衝撃的な舞台設定の密室殺人ゲーム、「王手飛車取り」「2.0」と続いてきたシリーズの外伝的作品。 物語は1,2作目同様、1つの事件に対して4人がツッコミを入れながら謎を解いていくスタイルですが、今作は動画共有サイトにこのチャットが公開されるという広がりを見せています。 1作目が発表された時には、「あくまでも小説のこと」と楽しんでいたのですが、著者が「発想した時点では先走りの懸念があったのだが、書き終えた今では、むしろ時代に追い越されてしまった感がある。」書くように、Twitterやfacebook、YouTubeでの犯罪自慢を見ていると笑い事やないよなと思ってしまいます。 全体的なボリュームが薄めなのと、あっさりとした終幕に物足りなさを感じますが、外伝という扱いで「3.0」を待ちたいです。 ……やっぱり1作目の衝撃はなかなか超えられないという実感です | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このシリーズでは明らかに一番面白くない。大きな流れ的には面白いんだけど、細かい枝葉となる事件に全く興味が持てなかった。単品としてはオススメできない。次が最終章なので、そのつなぎとして読むというくらいの作品。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズすべて読んでます。 本作には最初から最後まで流れる大きな流れと、 その中で細かく行われる事件とがあります。 前者は楽しめました。全部読み切った時に、心地よい爽快感。 いいミステリ読んだな、と思えます。 ただ、後者はいらいらします。 一つ一つの事件のトリックはひどくチープで、真面目に考えるのもあほらしくなります。 さらに劇中で登場人物が「そんなトリックはダメだろ」「いやこういう理由でありだ」 などとやり取りをしているのも、非常に冷めた目で見てしまいます。 登場人物にそんなやり取りをさせるくらいなら、最初から素敵なトリックを使えばいいのではないでしょうか。 前作の「2.0」や「王手飛車取り」がいいバランスで全体の流れと事件とが両立されていたので 本作はその点残念でした。 あと、文章が以前よりも妙に回りくどくなった気がします。 薀蓄を垂れ流しているような、知識自慢をされているような… 知らない知識を教えてもらえるのは単純に嬉しいのですが、そういうのとも違う。 疲れながら読みました。 また、WEBの専門用語もいっぱい出てきますが、ちょっと背伸び感がするんですよね。 普段WEBを使い慣れていない人が知識だけ詰め込んで放出しているような。 生々しさがないんです。別の世界のネットを見ているような気分。 この辺の違和感は、私個人が感じているものであり他の人が読んだらまた違うかもしれません。 総括して、お金を払ったぶんの価値は十分にあると思える作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1作目、2作目と比較すると、そこはページ数も少ないし外伝的エピソードということもあり、3番手のポジションなのかもしれませんが、作中の"密室殺人ゲーム"ともども本格ミステリとしての"密室殺人ゲーム"も継承発展している印象でした。 でもこれが外伝なら本編はどう展開していくのだろう? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ネット上殺人推理ゲームの第三弾。今回は、推理の内容を動画で公開して新たな参加者を募ったり、予告つきで殺人を生中継したりと斬新な発想も加わり楽しめた。 ただ、前作のようなあっと驚くような推理や事件を解決していくヒントが少なかったりと前作に比べると今ひとつだった。 本シリーズは回を重ねるごとに斬新な発想が出てくるので、次回作も期待したい。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!