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アンダーワールドUSA
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アンダーワールドUSAの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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巻頭にきちんと登場人物が紹介されているのですが、 紹介されている登場人物以外に固有名詞の名前がわんさか出てきます。 あれ?この人誰だっけ?と数ページ戻って読み返しても唐突に登場した人物のエピソードは 有りません。ん?なんだこれ?だれ?と首をかしげる場面がどんどん出てきます。 さらに多くの登場人物がそれぞれ会話をするのですがとても短いやりとりで終わってしまう。 行の多くは、皮肉や比喩に占められ状況を説明する内容が殆どありません。 ですから誰の主観なのか判らなくなってくる。 多くの登場人物が何を目的に生きていて何をしようとしているのかも判らなくなってくる。 作中に出てくる読みずらい自体の挿話?注釈?も唐突で脈絡もない。 思いついた言葉や文章をそのまま書き連ねていく。 こ、これがエルロイ節なのでしょうか?正直、読みにくくてページが進みません。 多くの読者は書かれていることを具体的に画像で想像したりすると思うのですが、 これではなかなかそれができない。ということで注意力が散漫になってしまうのですね。 で、お話に入り込むことが難しくなって、目がしょぼしょぼして眠くなったりしてしまう。 エルロイをわかってないよなあ、あんたは!といわれればそうなのかもしれませんが 私はこういう構成のお話にとてもついていけないし高く評価することもできない。 乱読し続けていた吉村昭の文章に慣れてしまっているのかなおさらそう感じてしまう。 1960年代後半の米国の暗黒時代を歩んだ人たちの目を通して病み続けている米国の 裏社会を描いた作品なのでしょうが日本人の読み手をかなり選ぶでしょうねえ。 | ||||
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