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武士道シックスティーン
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武士道シックスティーンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.54pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全106件 41~60 3/6ページ
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剣道の持つ武道のスピリットを女子高生に乗せて、描くところはさすが誉田哲也さん。発想が素晴らしい。 | ||||
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一気に読んでしまいました。普段は推理小説ですが、たまには良いかなと | ||||
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元々この小説のある人物が愛読している漫画を読んでいて、 かつ青春ものが好きな私は、タイトルの 「武士道」に「シックスティーン」という組み合わせに心惹かれ買いました。 軽妙なセリフ、個性豊かなキャラクター、文章の瑞々しさ、読後の爽快感。 著者の誉田哲也さんが警察小説で有名なことを疑ってしまうほどでした(笑)。 対照的な二人の少女の、ただ一つの共通点である剣道を軸とした成長の物語です。 そこには高校一年生、すなわち16歳の少年少女が持つ、 複雑で、でもあとから思い返すと馬鹿馬鹿しくて笑えてくるような心の揺らぎ、まさしく青春そのものが描かれています。 剣道ではなくとも、かつて同じように悩み、涙し、笑ったことがある人たちに是非とも呼んでもらいたいです。 16歳だった自分が持っていた、いろんな想いを思い出し、現在に活力を与えてくれる傑作であると思います。 | ||||
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続編のセブンティーンから読んでしまい、前作がある事に気づき購入。 読む順序が逆になってしまったが、過去回想といった感じで 問題なく楽しめた。 この作品の魅力は引き立ったキャラクターにあると思います。 その出会いや歩みが、軽快に楽しめる青春ポップな作品でした。 3部作の中では2作目のセブンティーンが1番盛り上がり、 印象に残るシーンが多かったように感じます。 | ||||
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子供が中学生になって剣道部に入ったので、剣道について少しでも知りたいと思い読みました。 先日子供の試合を初めて観に行ったのですが、なんとなくルールがつかめていたのでよかったです。 ただ、こんなに上手な子はいませんでしたが・・・。 内容もシリーズ3作通して読みましたが、爽やかな気持ちになれます。 | ||||
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16は香織ちゃんのお話といっていいでしょう。 ただこの香織ちゃん、相当キツイwです。いくらキャラ立ちさせるためとはいってもここまでやるのはどうかと思いますよw。ここに感情移入できれば高得点でしょう、私は無理でした、というかこんな子いないw、いるわけない、仮にいたとしても主役にすえるべきじゃないと思うのですが・・・、そこまでぶっ飛んでマス。漫画でもいまどきこんなキャラ立てしないんじゃないのかな?。 で、挫折→復活といういわゆるお決まりの展開なんですが、まぁそこは良しとしましょう、ですがその復活の理由がいまいちなんですよねぇ、なんか足りない、浅いっていうんですか?、ありきたり?、もう少し深みが欲しい、あそこまでキャラ立てしたならまっとうな薄い理由なんて理由にならないんじゃないかと思うのは私だけでしょうか?。 以後の巻(18)で理由が書かれてるらしいのですが、この巻ではほっぽりぱなしのキャラもいてそこもムズムズしますしね。キャラの描きこみのばらつき感が結構ひどいかな?。サブキャラはほんとにモブに成り下がっちゃってますから、もうちょっと生かしてあげましょうよ、じゃナイト本にのめりこめない。 作品の完成度・好感度は17の方が上、ただ16がなければ17もなかったわけでそういう意味で及第点の星3つですかね。 お暇ならドウゾ。 | ||||
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"ようするにチャンバラダンスなんだよ、お前の剣道は" "兵法がどうたらこうたら、時代錯誤もいいとこだっつーの" 小さなころから敵を斬ることだけを考えてきた剣道エリートの香織と、日本舞踊から中学生の時に転身、勝ち負けよりも剣道が好きな早苗。 市民大会で偶然対戦し、勝ってしまった早苗を狙って香織は彼女が進学する高校へ。 相反する二人は好敵手になれるのか? 先日アンソロジーで知った誉田哲也さんの作品を読んでみました。 非常に素直なストーリーで、二人の心理描写が巧みな作品でした。 高校生の部活動で、性格の違う二人を中心に描いているので、剣道を知らなくてもその場の情景が浮かびやすく、二人の葛藤に読んでいるとついついはまってしまいます。 これはTVドラマ向きの話やな……なんて思っていたら、やっぱり2010年に成海璃子さんと北乃きいさんで映画化されてたんですね。 そっちも見てみようかなぁ。 | ||||
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びっくりしました。キレイすぎて、思わず新品頼んでないのに…と思える程でした。 | ||||
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いまどき、剣道の試合に負けた相手のいる学校に入学することを、敵国、軍門にくだると言う時代錯誤な香織が強烈で面白い!! そして、彼女の圧倒的信念と自信からくる強さは、性格悪くてもカッコイイと思えてしまう。 そんな強い香織と、敵と見なされた早苗とのぶつかり、混乱、友情、成長にこっちまで熱くなれた。がんばれ!ってエールを送って彼女達の成長を見守りたい。 | ||||
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大好きなあの誉田哲也さんの作品にこんな青春もの?というか爽やかなものがことに驚きました。間違えてエイティーンから読んでしまったので慌ててこちらを読みました。自分の心の中で登場するキャラクターがジワジワと形作られていきました。 | ||||
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yoiyoiyoiyoiyoiyoiyoiyoiyoiyoi | ||||
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剣道を真摯に取り組む少女2人の物語です。 サナエとカオリ、2人の剣道に対する姿勢は違っていて、その対比が面白い。 お互いに影響を与えあい、悩み成長していく姿は見ていて気持ち良かった。 何のために剣道をやっているのか、カオリが悩んでいますが、 この問いはスポーツをやっていた方なら誰でも絶対に一度はぶつかる壁で、 自分も彼女達ほどレベルは高くありませんでしたが野球をやっていたので深く共感できました。 続きがあるようなので、それもぜひ読みたいです。 | ||||
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対照的な性格の二人の女子高生剣士の出会い、という予備知識で読み始めました。「柔」である「お気楽不動心」の西荻(甲本)早苗はイメージ通りでしたが、「剛」である磯山香織は、教室では片手に「五輪書」、片手に鉄アレイ、三白眼でにらみつけ、先輩も呼び捨て、という野獣系暴走人斬り娘(慣れてくると可愛いところも見えてきますが)。そんな二人の、噛み合ってるんだかいないんだかの絡みが絶妙です。やがて二人が正反対の方向から同じ「迷い」にぶつかり、剣道を真剣に考え、そしてちょっと成長するところ、二人のことが好きになりますよ。その後も、相変わらず二人は仲がいいのか悪いのかよくわかりません。でも、いい感じです。 | ||||
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爽快です。 剣道と青春。 主人公が女子高生であるというのが、またよいところ。 | ||||
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人生は、勝負の連続。 でも、何をもって勝ちとするか、負けとするかは、人それぞれ。 そんなことを再認識させてくれた本でした。 しかし、磯山香織みたいな女子高生って実際にいるのでしょうか?般若の絵の竹刀袋を持ち歩き、徹底的に勝負にこだわり、愛読書が宮本武蔵の「五輪書」って!! 一方、もう一人の主人公、西荻早苗は、純粋に剣道を楽しむ、勝負は二の次のような女の子。早苗のようなタイプの子は、どこにでもいそう。 この対照的な二人が出会い、ぶつかり合い、互いの中に自分が持っていないものを見い出し、共に成長していく物語です。 二人の父がそれぞれの娘に言った言葉が、作者のメッセージなのかな? 早苗の父は、「人の一生なんて、いつどうなるか分からない。不安だらけのものなんだよ……でも、それに打ち勝つ方法は……それが好きだっていう気持ちを、自分の中に確かめるんだよ。その好きだって気持ちと、勝負の不安を天秤にかけるんだ……好きだって気持ちの方が重たかったら……やるしかないんだよ」。 香織の父は、「武士道……集約すれば、世のためを思い、他人を敬い、精進を怠らない……。最低、その三つができれば、人は、どこでも、いつの時代でも生きていける」。 二人とも、いいこと言っていますが、まさに「言うは易し、行うは難し」です。 「武士道セブンティーン」「武士道エイティーン」も楽しみです。 | ||||
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文章表現能力が足りないから一人称に頼り、心理描写能力がないのを「わたし」に責任転嫁しているとしか思えない粗末さだった。 狙ってここまで文章のレベルを落とし、奇抜さを狙っているのだとしても、許容できなかった。 下手がへたうまを狙ってもただの下手。続く2作についても同様の感想。3作目については蛇足の一人称が4つある。一人称を使いこなせていない。 いままで小説を読んでこなかった若い層には支持を得るかもしれない。ケータイ小説の延長として読んでみるといいんじゃないか。 実際、表紙がかわいい、などのレビューが多い。そういう層がレビューを書いている。そういう層に受けているということだろう。 | ||||
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誉田 哲也さんの売れてる警察モノは、薄っぺらく感じてしまいます。 警察ものだからと、むりやり重いものいれたりするのもなんかチグハグに感じてしまいます。 しかし、その軽い感じがこういう青春ものだといい感じで青臭くてすごい楽しませてもらいました。 | ||||
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武士道を突き進む厳格な香織と、日舞をやってた普通の女の子である早苗のそれぞれの独白で物語は進行するが、 作られすぎた感がほとんど無い自然な語り口のおかげで、 ギャグも滑ることなく愉しみながら読み進めることができる。 二人のキャラの対比がまた面白い。 香織みたいに言葉選びまで武士っぽい子は現代ではあり得ないはずだが、 それが上手く効果的に使われてて、思わず笑ってしまう。 しかもそこに普通の女の子である早苗が絡むことで、いっそう笑いを誘う。 ストーリーは簡潔ながらも深みがあって、 ありがちな展開ではあるけども、そんなのは気にならなくなる面白さ。 最後の方ですこし展開を急いだ感があるけども、 終わりまで十分愉しめる小説だった。 キャラクターが生きている良い作品だ。 | ||||
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タイトルが簡潔、響きがいい。なんか「武士道シックスティーン」'って、ついつい口ずさみたくなる。誰かに言いたくなる。 最初読みはじめた時、芥川賞を受賞した綿矢りさの「蹴りたい背中'」を思い出しました。所々クスっと笑える表現が散りばめられてい'て、尚且つ優しい口語調で描かれているから読み進みやすい。 主人公2人の学生が剣道に打ち込み、切磋琢磨しあうストーリーで'すが、生きて行く上で基本的で大事な事が主人公と一緒に理解でき'るような気がしてくる。当たり前なんだけど忘れている事。それを爽やかなタッチで描いていて、回りくどい下手なビジネス向け自己啓発本読むよりもいいか'もしれません。 | ||||
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香織と早苗という二人の少女が登場する。 香織は剣道をする父と兄と共に3歳から剣道をし、宮本武蔵を敬愛し、日々道場で腕を磨く。 早苗は中学校の部活で剣道を始め、自己の研鑽を楽しみに腕を上げていた。 そんな二人が中学3年生の秋に大会で出会い、また、高校生になって同級生として出会うことになる。 文章は彼女たちが主体となって心情を独白している。章ごとに二人の気持ちが語られ、事細かく彼女たちの考えていることが良くわかる。 香織は早苗に勝つことに執念を持つが、早苗はそんな彼女に反発する。しかし、徐々にお互いの気持ちの差が埋まっていくのが判る。いつしか友情にもなる。距離を保ちながらもお互いを理解し始めるのだ。 練習シーンや試合のシーンも気勢を上げながら書かれているから、剣道をやったことがある人には尚更臨場感があるだろう。 二人の性格が判ってくるといろいろなところでクスッと笑うことができます。 最後も二人の関係が遠のいたり近づいたり、ハラハラさせられます。 サラッと読めて後味の良い作品ですよ。 | ||||
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