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罪深き海辺



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罪深き海辺の評価: 3.75/5点 レビュー 24件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

二段組500ページの作品ではありますが・・・・

確かに配役の設定は面白いのです。アメリカ帰りの風来坊じみた人物と、地元の退職まじかのベテラン刑事というコンビの配置。ただ、どちらが主人公なのか時として不明になる箇所が多くあり、入れ替わりますが、それも作者の意図なのでしょう。それにしても、狭い港町、漁港町で人間関係を組み立て動かすにしても、あまりに場所が狭く同じ様な場面と科白が何度も出てきます。ですから、ヤマ場が来たようでそれが平穏に過ぎ去ってしまいます。しかも、過去の事件と現在の利益闘争を組み立て、そこに殺人事件を何件もからめるのですが、どうのも殺しの理由がはっきりしません。ですから、迫力が無い。案の定、動機が弱いし、こじつけの印象しか持てません。
 因習とか怨恨にしても、後半に言葉で説明という形を取り、描写になっていません。最後はバタバタと強引に終焉に持って行った感じです。二段組で500ページ近い作品ですが、新宿鮫シリーズに慣れた読者にとっては、なんとも消化不良な読後感しか覚えないのではないでしょうか?
罪深き海辺 (講談社ノベルス オC- 10)Amazon書評・レビュー:罪深き海辺 (講談社ノベルス オC- 10)より
4061827871
No.2:
(3pt)

期待したが…

大沢作品は有名な新宿鮫もいいが狩人シリーズが気にいっている。それらに比べるとインパクトが薄いしイマイチだ。
罪深き海辺(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:罪深き海辺(上) (講談社文庫)より
4062772531
No.1:
(3pt)

残念です。お薦めできません。

新宿鮫シリーズをすべて読破し、どれもこれもおもしろかったので、
大沢さんの作品で次に何を読もうかずっと探していました。

本屋であらすじに惹かれ、
レビューの評価も高かったので満を持して購入しました。

結論から言うと、おもしろくありませんでした。
新宿鮫シリーズでは主人公と犯人側、
どちらも魅力的な人物でしたが、
この作品はどちらにも感情移入できませんでした。

ストーリーもおもしろくなりそうで、
最後までなりませんでした。
謎解きの要素があまり無いのは新宿鮫シリーズも同様ですが、
引き込まれるような話が全然出てきません。
何というか、ストーリーが1つの線になっていません。

犯人の動機にも無理があり、
殺人の実行犯にも怖さや凄みを全く感じませんでした。

それでも最後は何かあると期待して読み続け、
干場の素性があきらかになるのですが、
何それ?という感じのラストです。

もし新宿鮫を読んでない方は絶対そちらをおススメしますし、
読まれた方はこの作品以外を読まれた方がいいと思います。


罪深き海辺 (講談社ノベルス オC- 10)Amazon書評・レビュー:罪深き海辺 (講談社ノベルス オC- 10)より
4061827871

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