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罪深き海辺
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罪深き海辺の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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確かに配役の設定は面白いのです。アメリカ帰りの風来坊じみた人物と、地元の退職まじかのベテラン刑事というコンビの配置。ただ、どちらが主人公なのか時として不明になる箇所が多くあり、入れ替わりますが、それも作者の意図なのでしょう。それにしても、狭い港町、漁港町で人間関係を組み立て動かすにしても、あまりに場所が狭く同じ様な場面と科白が何度も出てきます。ですから、ヤマ場が来たようでそれが平穏に過ぎ去ってしまいます。しかも、過去の事件と現在の利益闘争を組み立て、そこに殺人事件を何件もからめるのですが、どうのも殺しの理由がはっきりしません。ですから、迫力が無い。案の定、動機が弱いし、こじつけの印象しか持てません。 因習とか怨恨にしても、後半に言葉で説明という形を取り、描写になっていません。最後はバタバタと強引に終焉に持って行った感じです。二段組で500ページ近い作品ですが、新宿鮫シリーズに慣れた読者にとっては、なんとも消化不良な読後感しか覚えないのではないでしょうか? | ||||
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大沢作品は有名な新宿鮫もいいが狩人シリーズが気にいっている。それらに比べるとインパクトが薄いしイマイチだ。 | ||||
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新宿鮫シリーズをすべて読破し、どれもこれもおもしろかったので、 大沢さんの作品で次に何を読もうかずっと探していました。 本屋であらすじに惹かれ、 レビューの評価も高かったので満を持して購入しました。 結論から言うと、おもしろくありませんでした。 新宿鮫シリーズでは主人公と犯人側、 どちらも魅力的な人物でしたが、 この作品はどちらにも感情移入できませんでした。 ストーリーもおもしろくなりそうで、 最後までなりませんでした。 謎解きの要素があまり無いのは新宿鮫シリーズも同様ですが、 引き込まれるような話が全然出てきません。 何というか、ストーリーが1つの線になっていません。 犯人の動機にも無理があり、 殺人の実行犯にも怖さや凄みを全く感じませんでした。 それでも最後は何かあると期待して読み続け、 干場の素性があきらかになるのですが、 何それ?という感じのラストです。 もし新宿鮫を読んでない方は絶対そちらをおススメしますし、 読まれた方はこの作品以外を読まれた方がいいと思います。 | ||||
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