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花腐し
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花腐しの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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「ひたひたと」 「花腐し」 の二編からなります。 「ひたひたと」 は全く理解できません。なんじゃこりゃ。 「花腐し」 こっちの方は、題材が分かりやすくなっているんですけど、結局良くわかりません。題材がその辺に転がっている分、印象が減ります。 特に目新しい主題と言うわけではなく。 まぁつまるところは良くわからんということです。 良くわからん小説群の中では、いまいちですなぁ。 良くわからんけれども心に残る、と言う小説ではない。 でもこの人東大教授でしょう? 仕事なのこれ? 業務時間中に小説書いてんじゃないの? この印税どうなってんの? 大学に還元してんの? その辺ちゃんとしてたら星二つくらいあげてもいいけど、そう言う情報も全くなさそうなので、迷わず星一つ。 | ||||
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本書は昔風に言えば自著解題。著者は自著では「野暮と真剣」を避けてきたと述べる。これは著者のお師匠蓮実滋彦の表層批評の物真似。師匠蓮実と同輩の四方田犬彦にあって松浦にないのは、真の表層批評の実践力。松浦の詩も小説も、批評も、逸話を垂れ流して量的に肥大するだけで、対象に真摯に取り組まない。そこでは確かに「野暮と真剣」は回避されるが、対象への真摯さがない。蓮実四方田にあって松浦にないのは、対象と真摯に向き合うことで、誰も気づかなかった対象の新しい魅力を発見することである。松浦は、だらだら贅言を費やして、自己も他者も韜晦させる。本書では、松浦の不誠実な韜晦の「やりかた」がよく自己解明されている。しかし一見頭の良さそうな松浦本人が自己韜晦のあまり、そのことに気づいていない。これでは松浦アヤヤ。 | ||||
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