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(短編集)

夕暮れをすぎて



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【この小説が収録されている参考書籍】
夕暮れをすぎて (文春文庫)

夕暮れをすぎての評価: 3.94/5点 レビュー 16件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.94pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

キングは長編で輝く作家なんだなと痛感

ホラー小説好きにとって外せない作家の一人ですが、キングの短編集を読んだのは何気にこれが初めてでした。
長編、中編は文句なしに面白かったし恐ろしかったが、短編となるとうーん…。普段過剰なほど感情の機微をねっとり書いて読者に感情移入させる作家なので、やっぱり短編だとページ数の兼ね合い的に本領発揮できなかったんじゃないだろうか。起承転結の中の一つだけを抜き出してポンと掲載したような短編がとにかく多く、「あれ?ここで終わるの?」という話ばかりで少々拍子抜け。
始めの方に収録されていた連続殺人鬼に追われる女性の話はとてもハラハラしてよかっただけにそれ以外の短編が軒並み不完全燃焼なまとまり方だったのが残念。そして海外小説の宿命か、翻訳者が短編ごとに違う方が担当しているようで読みやすい文章と読みにくい文章の差が激しかった。総合して☆2かな。キングの作品ならば中編集か長編を俄然お勧めします。
夕暮れをすぎて (文春文庫)Amazon書評・レビュー:夕暮れをすぎて (文春文庫)より
4167705788

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