アガサ・クリスティーの秘密ノート
評判
アガサ・クリスティーの秘密ノートの評価:
3.86/5点 レビュー 14件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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アガサ・クリスティーの秘密ノートの評価:
3.86/5点 レビュー 14件。 C ランク
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また炭素分析その他、科学的アプローチを用いたりすれば、眠らせていたアイデアにプラスして作品化出来た、というような経緯が明らかになったのではないかと素人ながら努力不足を疑う。
この本の著者は単なるクリスティファンであり、偶々クリスティの孫息子のマシューと知り合えたので資料を見られただけの素人で、こういう資料を研究する資質があったのか疑わしい。
メモから創られただろう作品を評するにしても、それが彼個人の私見なのかイギリス一般での評価なのか判然としないし、首を傾げたくなる部分があった。
そのノートの写真があって、そこの文字を訳(解読)してあるのなら、その図や書き込み方から読者それぞれが想像したり、著者の解説に納得出来るだろうが、挿絵的に幾つかのモノクロ写真があるだけで、後はそれらを解読した著者の解釈だけ、しかも著者とクリスティは時代も性別も違うのでそのフィルターがどう働いているかも不明だ。
日本で訳されたクリスティ名義の本はコンプリートしていて、秘密ノートも上下で買ったが。この本は睡眠薬代わりに最も適していると思う。未だ全編通して読了出来ていない。何より読者がこうも読むのが辛い本を訳した方はもっと苦痛だったろうと思う。
ある作品は宣伝段階で犯人以外暴露されてしまい、クリスティに同情が集まったとか、別の作品はテスター全員が序盤で犯人を当ててしまったとか、それなりに内輪話が載ってもいるが、自分が好きな作品が駄作だったのか、と知りたくなかった気持ちもある。
拾い物かなと思えるのは、ある作品の創作時期が一般に知られているより後年なのではないかという説。そうなるとどういう目的で眠らせたのかなと謎が生まれる。
この本がなくてもクリスティの作品は十分楽しめる。マニアネタを押さえておきたい人が覚悟して買う以外オススメできない。
ノートの図解タイプが出版されたら読んで、見てみたい。別の著者なら。
注意・この巻末にあるのは未発表作品『犬のボール』一作のみ