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紳士と月夜の晒し台
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紳士と月夜の晒し台の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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二件の殺人ともアリバイと動機がポイントになっている。 第一の殺人ではかなり広範囲の者が疑われていたが、 第二の殺人が起きた時点でほぼひとりに絞られる。 しかしこれは明らかに作者のミスリードで作中明かしてもいる。 犯人の意外性という点でそう驚かなかった。 動機が確かで、推理し得るヒントが随所に隠されている点では好感が持てる。 ケネスがロジャー宅を訪れたことを認めているのにその詳細を語らなかったり、 ややアンフェアな決定的証拠(手紙がその日のうちに届いていた)の提示が 為されるなど瑕も見られる。 推理小説の魅力よりもそれぞれのキャラクターがおもしろく、 とくにバカなのか賢いのかよくわからない人を食った態度の ケネスに惹かれた。 | ||||
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Georgette Heyerの『Death in the Stocks』(1935年)の翻訳。 著者はロマンス小説の大家で邦訳も何冊かあるが、本格ミステリもけっこう手がけているのだという。 本書は、ハナサイド警視シリーズの第一作。 イギリスらしいミステリで、莫大な遺産をめぐって一族内で連続殺人が起こる。癖のある家族たち、じめじめした雰囲気、いっこうに進まないストーリー、複雑な人間関係。読んでいて、どこか懐かしい感じがする。ただ、おもしろいかと言われると……。 ミステリとしてはそこそこ。 | ||||
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