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紳士と月夜の晒し台



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【この小説が収録されている参考書籍】
紳士と月夜の晒し台 (創元推理文庫)

紳士と月夜の晒し台の評価: 2.83/5点 レビュー 6件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

ケネス・ヴェレカーはオモロい奴

二件の殺人ともアリバイと動機がポイントになっている。
第一の殺人ではかなり広範囲の者が疑われていたが、
第二の殺人が起きた時点でほぼひとりに絞られる。
しかしこれは明らかに作者のミスリードで作中明かしてもいる。

犯人の意外性という点でそう驚かなかった。
動機が確かで、推理し得るヒントが随所に隠されている点では好感が持てる。

ケネスがロジャー宅を訪れたことを認めているのにその詳細を語らなかったり、
ややアンフェアな決定的証拠(手紙がその日のうちに届いていた)の提示が
為されるなど瑕も見られる。

推理小説の魅力よりもそれぞれのキャラクターがおもしろく、
とくにバカなのか賢いのかよくわからない人を食った態度の
ケネスに惹かれた。
紳士と月夜の晒し台 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:紳士と月夜の晒し台 (創元推理文庫)より
4488127118
No.1:
(3pt)

そこに犯人が

Georgette Heyerの『Death in the Stocks』(1935年)の翻訳。
 著者はロマンス小説の大家で邦訳も何冊かあるが、本格ミステリもけっこう手がけているのだという。
 本書は、ハナサイド警視シリーズの第一作。
 イギリスらしいミステリで、莫大な遺産をめぐって一族内で連続殺人が起こる。癖のある家族たち、じめじめした雰囲気、いっこうに進まないストーリー、複雑な人間関係。読んでいて、どこか懐かしい感じがする。ただ、おもしろいかと言われると……。
 ミステリとしてはそこそこ。
紳士と月夜の晒し台 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:紳士と月夜の晒し台 (創元推理文庫)より
4488127118

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