令嬢ヴェネシア
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まぁまぁ面白かった | ||||
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母親のいない家庭の主婦として家を守るヒロインは決してそれを犠牲と思っていないしどこかユーモアをもって生きている。そしていざ愛する男性と結ばれようと行動をおこす時は策略をめぐらすのも躊躇しない。読後感もよく天晴なヒロインに満足しました。 | ||||
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ジョージェット・ヘイヤーの小説の中ではフレデリカと共に 私の最高のお気に入りです この物語は古典の引用がとてもうまく使われて二人の会話を生き生きとさせています ダマレル卿とヴェネシアの恋の過程がとてもロマンチックです ただ本来の時代設定の実際ではヴェネシアはかなり進んだ飛んでるお嬢さんです ありえないかも・・・ 何度読んでもまた読み返したくなるし 引用されている古典の方ももう一度読んでみようかと思ったりします | ||||
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ヘイヤーはロマンス小説の源で、元祖です。 ヘイヤーの作品のなかに、世の中のすべてのロマンス小説のエピソードが書かれているといっても過言ではありません。 一度ヘイヤーの本を読むと、ヘイヤーの他の作品達を読み直してヘイヤーの世界に浸ってしまいます。 『愛の陰影』が一番好きで☆5つですので、この作品は少し大人しいかな・・・ということで、☆4つで。 出版社の方へ。 これからもヘイヤーの作品を出版し続けて下さることを願っています。 | ||||
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1世紀程前に生まれた作家が、60年程前に書いたリージェンシーロマンス。現代のロマンス小説家が愛読し、絶賛するジョージェット・ヘイヤー。興味津々で読み始めたら、見開きページを埋め尽くす文字の多さや、登場人物の多さもなんのその、夢中で最後まで読み切り、ああ面白かったという爽快感だけが残った。 キスで始まり、キスで終わる、現代のロマンス小説では全くあり得ない程、ホットなラブシーンが全然ないし、本書に於いてはヒーロー役がハンサムですらない。物語が波乱万丈で血湧き肉踊る展開かというとそうでもない。実にリージェンシーらしい、上品な作品である。それなのに、どうして夢中でページを繰りながら思わず微笑んでしまうのか。それは、解説にもある通り、この作者の個性的なキャラクター造詣とユーモアたっぷりの会話センスにあると思う。主人公以外には自己中心的なキャラクターばかりで、例えば、主人公に求婚し続けている幼馴染達。タイプの違う求婚者だが、どちらも自分が正しく、自分に不都合な相手の意見(求婚をはっきり拒否)は全く聞き入れない特性は一致している。当然会話が噛み合わないが、主人公が上手く軌道修正して、その場を切り抜けてしまう。このやり取りもなかなか楽しい。現実にもああ、こんな困った人いるいる、と思わず納得してしまうのだ。結局主人公を最も理解してくれる、ユーモアのセンスも文句なしの放蕩者が主人公と大団円を迎える事が、読者には最初から分かっているものの、主人公の個性溢れる弟や、乳母、執事、義姉親子といった多彩な顔ぶれが、自由自在に動き喋ってくれるので、一々楽しくて仕方ないんである。なるほど、良作は年月にも色褪せないものだと思う。 | ||||
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