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塩の街
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塩の街の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全108件 101~108 6/6ページ
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人が少しずつ塩に変わってしまうという、突飛と言えばかなり突飛な物語だが、それを丁寧に切なく描いている。 描かれた7つのシーンの中で、特に最初のエピソードがよかった。 大きな重いリュックサックを背負って海を目指す青年視点で始まり、エピソードの終わり近くで、この本全体のヒロインである真奈の視点に切り替わる。 青年の口から語られる切ない物語と、ラストの海のシーンが印象的だった。 | ||||
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私はあまりSFは読まないのでSFとして良いかはわからないのですが、なかなか良い作品でした。 人を愛することが人を動かす。愛する人を守りたい。その人の為に少しでも力になりたい。 それはとても素敵なことだと思う。そんなことを改めて考えてしまいました。 ただ、他の方もかなり書かれてますが、確かに絵は良くないかも。この作品はむしろ絵は無くていいいいぐらいかと思います。 | ||||
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『電撃小説大賞』で、【大賞】を受賞した本作品。なによりも圧巻だったのはやっぱりその文章力と構成力。 作品の中にグイグイと引き込んでいく魅力をもっていたと思います。ただ、本格的なSF小説である一方で、物語の重要部分は主要キャラクター達の 感情が揺れ動くさまだったり、現実としてあり得そうな世界の動きだったりするので、 一般的なライトノベルとは少し一線を画しているようなところがあります。 ロボット物でありながら高度な政治的問題とか、ニュータイプという人種に関する云々を描いた、 ファーストの「機動戦士ガンダム」などと近いところがあるのかもしれません。 そういう意味では、20代、30代、40代、そしてそれ以降の年代の方々が、 『ライトノベル』もしくは『SF小説』というものに触れるキッカケと なるために、オススメしたい一冊であると思います。事実、有川先生の第二作、『空の中』は、一般向け単行本として、ライトノベルとは違うところに置いてありますしね。SF小説でありながら、非常に幅の広い読者のシェアを誇る、 傑作であると思います。……ただ、イラストはもう少しリアルタッチの方が良かった気が、しま、す、がー。 | ||||
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個人的には、とてもよかったと思います。 他の方々のレビューを読むと、本当に好き嫌いのわかれる話なんだなぁとは思いますが。ギリギリの状況でだんだんと惹かれていく気持ちや、綺麗な感情がとても上手に書かれていたと思います。 きびしめの評価の方が多いようですが、私的には数少ない本当のお気に入りの中の1冊です。切なくて、綺麗で、透明で、壊れそうで、そんな印象の世界観が、とても素敵です。 | ||||
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ライトノベルにおいては、癖のある文体を持つ人が少なくないが、作者は普通に小説の達者な人である。読んでみて、一般SFとして十分通用する出来だと感じた。しかしながら、(続編が作れるような)キャラクター主体の小説ではないという点、少女の心の揺らぎが中心である点などから、対象年齢は高めだと思う。ネット書評などを辿っていると、審査員が激賞するほどには、読者の評価はかんばしくないようだ。どっちの意見もわかる気がするが、僕は審査員の肩を持ちたい(実際なかなか面白かったので)。なお、絵がひどいという点には同意する。この作品に絵を合わせるのは難しかろうが、もう少し何とかしてほしかったところ。 | ||||
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~ この作品は、たぶん今のかわいい美少女などが活躍しなければいけないと言う 「電撃」的なお約束は完全に無視している、その意味で良い作品でしょう。 はっきりいって、その「お約束」が大変嫌いなので、電撃の大賞にこの作品の ような、かつての冒険活劇的な雰囲気を感じさせてくれる、現在の10代が知らな ~~ いライトノベルズの原型に触れさせてくれる作品が選ばれたことは、電撃文庫の 質的変化の兆しとなってくれれば、喜ばしいことです。限られた読者層をターゲ ットにした文庫は、衰退も激しいですからね。幅が広がるのは、良いことです。 この作風が、自作以降も続いて行くのであれば、たいへん嬉しいですね。~~ まぁ、欲を言えば、もっと恋愛小説としての面白さが欲しかったなぁ(主人公 の恋のライバルとか(笑))。~ | ||||
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電撃文庫さんはいつも良作が多いですが、今回の大賞作であるこの作品は個人的に群を抜いているような気がします。この【塩の街】というタイトルからは少し想像しづらいですが、これは良質なラブストーリーであり、ファンタジーだと私は思います。 久しぶりに途中ページを捲るのを止められなくなりました。 総合的にみても面白かったです。特に主人公達の気持ちが痛いくらい切なくて・・・ラスト近くは思わず泣いてしまいました。 これがデビュー作とは思えないほど文章的にも描写も表現力も豊かで、尚且つ読み易かったです。 イラストも世界観と合っていてかなり良かったと思います。 かなり幅広い層にお勧め出来る作品ですが、特に恋愛小説好きの女の子にお勧めです。 | ||||
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迫り来る塩害。 実際に起こったらマジ怖い! 自分の体が塩になってしまったら。 考えられます? じわじわ死に近づく恐怖…。 作者が何を言いたいのか考えて見てください。 | ||||
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