鋼鉄都市

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評判

鋼鉄都市の評価:

4.49/5点 レビュー 86件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.49pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全182件 101〜120 6/10ページ
No.82
(3pt)

SF要素の入ったミステリー小説

SFの世界観で起こる殺人ミステリー。SF濃度も低く読みやすい。一方、SFとミステリーの濃さがどちらも中途半端で、いまいち楽しみきれなかった。
鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ)より
B000JARP04
No.81
(3pt)

SF要素の入ったミステリー小説

SFの世界観で起こる殺人ミステリー。SF濃度も低く読みやすい。一方、SFとミステリーの濃さがどちらも中途半端で、いまいち楽しみきれなかった。
鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336)より
4150103364
No.80
(5pt)

再々再読

35年近く前に購入した文庫本は所有しておりますが・・年齢とともに特に当時の文庫本は
細かい字体なので、400円値引きクーポンが有ったこともあり購入しました。
内容については他の方が詳しくレビューしていただいている通りですね。
私個人的にはアシモフ氏の銀河帝国シリーズとこのロボット推理シリーズそして
1980年以降に各シリーズともに続編が発表されこの2つが壮大に融合していく全ての
作品のファンであります。
そしてベイリとダニール物の記念すべき初登場作品として様々な思い入れから星5つの評価です。
作品発表時期が古いので多少テクノロジー面では(驚くことに多少です)違和感が有るかもしれませんが
読んで損のない作品ですまた続編の<裸の太陽>そして残念ながら電子化されていませんが
3作目<夜明けのロボット>(個人的には推理物としてのラストはこれがベスト)~必読の名作です。
尚、ファンデーションシリーズも合わせて読まれることをお勧めします。
鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8IBZO
No.79
(5pt)

再々再読

35年近く前に購入した文庫本は所有しておりますが・・年齢とともに特に当時の文庫本は
細かい字体なので、400円値引きクーポンが有ったこともあり購入しました。
内容については他の方が詳しくレビューしていただいている通りですね。
私個人的にはアシモフ氏の銀河帝国シリーズとこのロボット推理シリーズそして
1980年以降に各シリーズともに続編が発表されこの2つが壮大に融合していく全ての
作品のファンであります。
そしてベイリとダニール物の記念すべき初登場作品として様々な思い入れから星5つの評価です。
作品発表時期が古いので多少テクノロジー面では(驚くことに多少です)違和感が有るかもしれませんが
読んで損のない作品ですまた続編の<裸の太陽>そして残念ながら電子化されていませんが
3作目<夜明けのロボット>(個人的には推理物としてのラストはこれがベスト)~必読の名作です。
尚、ファンデーションシリーズも合わせて読まれることをお勧めします。
鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ)より
B000JARP04
No.78
(5pt)

再々再読

35年近く前に購入した文庫本は所有しておりますが・・年齢とともに特に当時の文庫本は
細かい字体なので、400円値引きクーポンが有ったこともあり購入しました。
内容については他の方が詳しくレビューしていただいている通りですね。
私個人的にはアシモフ氏の銀河帝国シリーズとこのロボット推理シリーズそして
1980年以降に各シリーズともに続編が発表されこの2つが壮大に融合していく全ての
作品のファンであります。
そしてベイリとダニール物の記念すべき初登場作品として様々な思い入れから星5つの評価です。
作品発表時期が古いので多少テクノロジー面では(驚くことに多少です)違和感が有るかもしれませんが
読んで損のない作品ですまた続編の<裸の太陽>そして残念ながら電子化されていませんが
3作目<夜明けのロボット>(個人的には推理物としてのラストはこれがベスト)~必読の名作です。
尚、ファンデーションシリーズも合わせて読まれることをお勧めします。
鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336)より
4150103364
No.77
(5pt)

遠い未来なれども、家族を背負う男の物語

ロボット工学三原則に基づいた遠い未来(宇宙世紀)のSF長篇小説です。
ただし、宇宙船やロボットを操縦するお話ではありません。
ロボット(デニール)

人間(ベイリ)
の二人の刑事がコンビを組んで、難解な殺人事件に挑みます。

僕にとっては小学生の時以来の再読です。
小学生当時は、単純にロボットと人間のドラマ
という理解でした。
大人になって、改めて確認したく、購入して読みました。

たしかにロボット工学三原則に基づいたドラマでした。

本書の解説で要約されている三原則を引用します。
第一条;ロボットは人間に危害を加えてはならない。またその危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条;ロボットは人間に与えられた命令に服従しなければならない。ただし、与えられた命令が、第一条に反する場合は、このかぎりではない。
第三条;ロボットは前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己を守らなければならない。

2018年現在、マシンガンを積んだ自動操縦の飛行機や、自走車が実用化されつつあります。アシモフのロボット工学三原則は実現されませんでした。残念な二十一世紀になってしまいました。
我々はアシモフが危惧した殺人ロボットと生きていかねばなりません。

それはさておき、本書はそれだけの小説ではありませんでした。
「職場の人間関係」
「妻との関係」
「本音と建前」
など、大人が読んで盛り上がる内容が多いことにびっくりしました。
お行儀良く生きてきた妻の名前が、ジツは聖書で「悪女」とされている女性からの引用であることに、安らぎを覚える複雑な心理(「私だって、本当はワルとしても生きられるのよ。と、お利口さんとして少女時代を過ごした後悔を和らげる心理)は、デニールは理解出来ませんでしたが、それを心の支えにしていることを理解する夫(ベイリ)の対処が伏線として生きてくる、小説としての手法には、膝を打ちました。

また、いわゆる「探偵モノ」の側面もしっかり描かれているところも、大人になって読み直して改めて感心しました。
「え? その人が犯人なの?」
でした。

子供の頃に読んだ本も、大人になって読み返すと、いろんな発見があるものだ。と大人になって学習した自分も発見しました。
面白い小説でした。
鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8IBZO
No.76
(5pt)

遠い未来なれども、家族を背負う男の物語

ロボット工学三原則に基づいた遠い未来(宇宙世紀)のSF長篇小説です。
ただし、宇宙船やロボットを操縦するお話ではありません。
ロボット(デニール)

人間(ベイリ)
の二人の刑事がコンビを組んで、難解な殺人事件に挑みます。

僕にとっては小学生の時以来の再読です。
小学生当時は、単純にロボットと人間のドラマ
という理解でした。
大人になって、改めて確認したく、購入して読みました。

たしかにロボット工学三原則に基づいたドラマでした。

本書の解説で要約されている三原則を引用します。
第一条;ロボットは人間に危害を加えてはならない。またその危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条;ロボットは人間に与えられた命令に服従しなければならない。ただし、与えられた命令が、第一条に反する場合は、このかぎりではない。
第三条;ロボットは前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己を守らなければならない。

2018年現在、マシンガンを積んだ自動操縦の飛行機や、自走車が実用化されつつあります。アシモフのロボット工学三原則は実現されませんでした。残念な二十一世紀になってしまいました。
我々はアシモフが危惧した殺人ロボットと生きていかねばなりません。

それはさておき、本書はそれだけの小説ではありませんでした。
「職場の人間関係」
「妻との関係」
「本音と建前」
など、大人が読んで盛り上がる内容が多いことにびっくりしました。
お行儀良く生きてきた妻の名前が、ジツは聖書で「悪女」とされている女性からの引用であることに、安らぎを覚える複雑な心理(「私だって、本当はワルとしても生きられるのよ。と、お利口さんとして少女時代を過ごした後悔を和らげる心理)は、デニールは理解出来ませんでしたが、それを心の支えにしていることを理解する夫(ベイリ)の対処が伏線として生きてくる、小説としての手法には、膝を打ちました。

また、いわゆる「探偵モノ」の側面もしっかり描かれているところも、大人になって読み直して改めて感心しました。
「え? その人が犯人なの?」
でした。

子供の頃に読んだ本も、大人になって読み返すと、いろんな発見があるものだ。と大人になって学習した自分も発見しました。
面白い小説でした。
鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ)より
B000JARP04
No.75
(5pt)

遠い未来なれども、家族を背負う男の物語

ロボット工学三原則に基づいた遠い未来(宇宙世紀の)SF長篇小説です。
ただし、宇宙船やロボットを操縦するお話ではありません。
ロボット=デニール

人間=ベイリ
の二人の刑事がコンビを組んで、難解な殺人事件に挑みます。

僕にとっては小学生の時以来の再読です。
小学生当時は、単純にロボットと人間のドラマ
という理解でした。
大人になって、改めて確認したく、購入して読みました。

たしかにロボット工学三原則に基づいたドラマでした。本書の解説で要約されている三原則を引用します。

第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。またその危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条 ロボットは人間に与えられた命令に服従しなければならない。ただし、与えられた命令が、第一条に反する場合は、このかぎりではない。
第三条 ロボットは前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己を守らなければならない。

2018年現在、マシンガンを積んだ自動操縦の飛行機や、自走車が実用化されつつあります。アシモフのロボット工学三原則は実現されませんでした。残念な二十一世紀になってしまいました。

これから我々はアシモフが危惧した殺人ロボットと生きていくわけですが、
それはさておき、本書はそれだけの小説ではありませんでした。
「職場の人間関係」
「妻との関係」
「本音と建前」
など、大人が読んで盛り上がる内容が多いことにびっくりしました。
お行儀良く生きてきた妻の名前が、ジツは聖書で「悪女」とされている女性からの引用であることに、安らぎを覚える複雑な心理(「私だって、本当はワルとしても生きられるのよ。と、お利口さんとして少女時代を過ごした後悔を和らげる心理)は、デニールは理解出来ませんでしたが、それを心の支えにしていることを理解する夫(ベイリ)の対処が伏線として生きてくる、小説としての手法には、膝を打ちました。

また、いわゆる「探偵モノ」の側面もしっかり描かれているところも、大人になって読み直して改めて感心しました。
「え? その人が犯人なの?」
でした。

子供の頃に読んだ本も、大人になって読み返すと、いろんな発見があるものだ。と大人になって学習した自分も発見しました。
面白い小説でした。
鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336)より
4150103364
No.74
(5pt)

昔は気づかなかったけどひょっとして

一番最初に読んだのはおそらく30年ほど昔、中学生のころ。それから何度も読み、今回は10年以上ぶりに再読。

中学生の頃は気づかなかったんですが、あらためて読み返してみると

・スペーサー・・州の数と同じ50星系であることを考えても、おそらくはアメリカ。新世界に進出した人たちの子孫で旧世界である地球に比べ圧倒的な科学力と個人主義。
・地球人・・共産主義的共同生活。おそらくはヨーロッパ。イギリスかソ連あたりのミックスだろうか。旧来の慣習に縛られ進取の気概を失ってしまっている。
・ロボット・・この本が書かれた1953年と言う時代を考えると、黒人?簡単な仕事を次々と白人から奪い、地球人からの反発を招いている。逆に宇宙では、人間とロボットの共同生活が営まれている。

時代背景を考えると、大きくは外れていない気がする。おそらく発刊当時のアメリカ人は上記のような気持ちでこの本を読んだのではないだろうか。

この本を書いたときのアシモフがどういう気持だったかはわからないが、ロボットと協力して新世界に進出すべきというエンディングから考えると、なんとなく見えてくる気がする。

この本では地球の人口は80億人程度で、もういっぱいいっぱいだったのが、すでに2017年でその数字に追いついているのが感慨深い。

R.ダニール・オリバーがはやく生産されればいいのに
鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8IBZO
No.73
(5pt)

昔は気づかなかったけどひょっとして

一番最初に読んだのはおそらく30年ほど昔、中学生のころ。それから何度も読み、今回は10年以上ぶりに再読。

中学生の頃は気づかなかったんですが、あらためて読み返してみると

・スペーサー・・州の数と同じ50星系であることを考えても、おそらくはアメリカ。新世界に進出した人たちの子孫で旧世界である地球に比べ圧倒的な科学力と個人主義。
・地球人・・共産主義的共同生活。おそらくはヨーロッパ。イギリスかソ連あたりのミックスだろうか。旧来の慣習に縛られ進取の気概を失ってしまっている。
・ロボット・・この本が書かれた1953年と言う時代を考えると、黒人?簡単な仕事を次々と白人から奪い、地球人からの反発を招いている。逆に宇宙では、人間とロボットの共同生活が営まれている。

時代背景を考えると、大きくは外れていない気がする。おそらく発刊当時のアメリカ人は上記のような気持ちでこの本を読んだのではないだろうか。

この本を書いたときのアシモフがどういう気持だったかはわからないが、ロボットと協力して新世界に進出すべきというエンディングから考えると、なんとなく見えてくる気がする。

この本では地球の人口は80億人程度で、もういっぱいいっぱいだったのが、すでに2017年でその数字に追いついているのが感慨深い。

R.ダニール・オリバーがはやく生産されればいいのに
鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ)より
B000JARP04
No.72
(5pt)

昔は気づかなかったけどひょっとして

一番最初に読んだのはおそらく30年ほど昔、中学生のころ。それから何度も読み、今回は10年以上ぶりに再読。

中学生の頃は気づかなかったんですが、あらためて読み返してみると

・スペーサー・・州の数と同じ50星系であることを考えても、おそらくはアメリカ。新世界に進出した人たちの子孫で旧世界である地球に比べ圧倒的な科学力と個人主義。
・地球人・・共産主義的共同生活。おそらくはヨーロッパ。イギリスかソ連あたりのミックスだろうか。旧来の慣習に縛られ進取の気概を失ってしまっている。
・ロボット・・この本が書かれた1953年と言う時代を考えると、黒人?簡単な仕事を次々と白人から奪い、地球人からの反発を招いている。逆に宇宙では、人間とロボットの共同生活が営まれている。

時代背景を考えると、大きくは外れていない気がする。おそらく発刊当時のアメリカ人は上記のような気持ちでこの本を読んだのではないだろうか。

この本を書いたときのアシモフがどういう気持だったかはわからないが、ロボットと協力して新世界に進出すべきというエンディングから考えると、なんとなく見えてくる気がする。

この本では地球の人口は80億人程度で、もういっぱいいっぱいだったのが、すでに2017年でその数字に追いついているのが感慨深い。

R.ダニール・オリバーがはやく生産されればいいのに
鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336)より
4150103364
No.71
(5pt)

本書は単なるSFではない

未来の地球では増えすぎた人口を養うため、人々は「シティ」と呼ばれる巨大な鉄とコンクリートで覆われた都市の中に集合住宅を築き、食料とエネルギーを効率的に使うことで生き延びていた。一方、シティが完成する前に宇宙移民した人類は宇宙人と呼ばれ、人口では地球にはるか及ばないものの、ロボットを利用し、非常に高い科学技術文明を築いていた。
ある日、ニューヨーク市警の私服刑事イライジャ・ベイリは警視総監に呼び出され、宇宙人が殺されたという前代未聞の事件の捜査を命じられる。宇宙人からの指示で、人間と見間違うほどに精巧に作られたロボット・ダニール・オリヴォーがパートナーとしてやって来た。ロボットへの反感を持っているベイリは、容疑者の見当もつかない中、捜査を始める――。
ベイリは一度は間違った結論に達したものの、宇宙人ファストルフ博士や、地球人のロボット学者ジェリゲル博士、そして、懐古主義者の一員クロウサーとの対話を通じ、ついに真犯人に辿り着く。それは意外な人物であった――。

本書を初めて読んだのは、たしか中学生の時である。その後、何度か読み直したが、今回ついに、ベイリの年齢を追い越してしまった。翻訳は、今の私より若くして亡くなった福島正実氏だが、氏の本格的な訳があったればこそ、大人になった今でも読める作品となっている。この歳で読み直してみると、また新しい視点が開けてくる。
たとえば、地球人の宇宙人に対する劣等感は、いわゆる3K(高身長・高所得・高学歴)や、アジア人が欧米人に抱く劣等感と同じではないか。地球人はそれがために、宇宙都市へ暴動を起こしたがすぐ鎮圧されてしまう。前へ進もうということ諦め、ただ劣等感に苛まれる集団は、暴動を完遂する気構えも無いものだ。
地球人がロボットに対して向ける敵意は、自分の仕事が奪われるのではないかという恐怖に由来する。これは現代社会において、人工知能に向けて同じ恐怖を感じしている人々がいる。
そんな中、狭い共同住宅に住み、妻ジェシィの身を案じ、息子ベントリィの将来を考えながら上司の無理難題に応じる父親ベイリは、日本人のお父さんそのものではないか。

ベイリの推理の過程で、もっとも重要な役割を果たすのはR・ダニール・オリヴォーだ。ダニールは、アヒモフが編み出した有名な「ロボット工学三原則」に縛られており、常に論理的な存在だ。ベイリは、時には感情をぶつけ、時には思考を整理する道具としてダニールを利用した。
これは、私が仕事道具としているコンピュータと関係に非常に近い。いや、本当は反対で、少年期にアシモフのロボットものを読んだ影響で、コンピュータとそういう接し方をするようになったというのが正解だろう。
その影響で人工知能の研究をするようになり、ゆうきまさみ氏の漫画『究極超人あ~る』の主人公R・田中一郎というネーミングにニヤリとさせられ‥‥。
その自分もベイリと同じで、どうやら日本という国家の枠組みから外へ出ることはできそうにもない。だがしかし、ネット世代である息子には、世界に出て行き、その目で世界を見聞きしてほしいと願っている。
鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8IBZO
No.70
(5pt)

本書は単なるSFではない

未来の地球では増えすぎた人口を養うため、人々は「シティ」と呼ばれる巨大な鉄とコンクリートで覆われた都市の中に集合住宅を築き、食料とエネルギーを効率的に使うことで生き延びていた。一方、シティが完成する前に宇宙移民した人類は宇宙人と呼ばれ、人口では地球にはるか及ばないものの、ロボットを利用し、非常に高い科学技術文明を築いていた。
ある日、ニューヨーク市警の私服刑事イライジャ・ベイリは警視総監に呼び出され、宇宙人が殺されたという前代未聞の事件の捜査を命じられる。宇宙人からの指示で、人間と見間違うほどに精巧に作られたロボット・ダニール・オリヴォーがパートナーとしてやって来た。ロボットへの反感を持っているベイリは、容疑者の見当もつかない中、捜査を始める――。
ベイリは一度は間違った結論に達したものの、宇宙人ファストルフ博士や、地球人のロボット学者ジェリゲル博士、そして、懐古主義者の一員クロウサーとの対話を通じ、ついに真犯人に辿り着く。それは意外な人物であった――。

本書を初めて読んだのは、たしか中学生の時である。その後、何度か読み直したが、今回ついに、ベイリの年齢を追い越してしまった。翻訳は、今の私より若くして亡くなった福島正実氏だが、氏の本格的な訳があったればこそ、大人になった今でも読める作品となっている。この歳で読み直してみると、また新しい視点が開けてくる。
たとえば、地球人の宇宙人に対する劣等感は、いわゆる3K(高身長・高所得・高学歴)や、アジア人が欧米人に抱く劣等感と同じではないか。地球人はそれがために、宇宙都市へ暴動を起こしたがすぐ鎮圧されてしまう。前へ進もうということ諦め、ただ劣等感に苛まれる集団は、暴動を完遂する気構えも無いものだ。
地球人がロボットに対して向ける敵意は、自分の仕事が奪われるのではないかという恐怖に由来する。これは現代社会において、人工知能に向けて同じ恐怖を感じしている人々がいる。
そんな中、狭い共同住宅に住み、妻ジェシィの身を案じ、息子ベントリィの将来を考えながら上司の無理難題に応じる父親ベイリは、日本人のお父さんそのものではないか。

ベイリの推理の過程で、もっとも重要な役割を果たすのはR・ダニール・オリヴォーだ。ダニールは、アヒモフが編み出した有名な「ロボット工学三原則」に縛られており、常に論理的な存在だ。ベイリは、時には感情をぶつけ、時には思考を整理する道具としてダニールを利用した。
これは、私が仕事道具としているコンピュータと関係に非常に近い。いや、本当は反対で、少年期にアシモフのロボットものを読んだ影響で、コンピュータとそういう接し方をするようになったというのが正解だろう。
その影響で人工知能の研究をするようになり、ゆうきまさみ氏の漫画『究極超人あ~る』の主人公R・田中一郎というネーミングにニヤリとさせられ‥‥。
その自分もベイリと同じで、どうやら日本という国家の枠組みから外へ出ることはできそうにもない。だがしかし、ネット世代である息子には、世界に出て行き、その目で世界を見聞きしてほしいと願っている。
鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ)より
B000JARP04
No.69
(5pt)

本書は単なるSFではない

未来の地球では増えすぎた人口を養うため、人々は「シティ」と呼ばれる巨大な鉄とコンクリートで覆われた都市の中に集合住宅を築き、食料とエネルギーを効率的に使うことで生き延びていた。一方、シティが完成する前に宇宙移民した人類は宇宙人と呼ばれ、人口では地球にはるか及ばないものの、ロボットを利用し、非常に高い科学技術文明を築いていた。
ある日、ニューヨーク市警の私服刑事イライジャ・ベイリは警視総監に呼び出され、宇宙人が殺されたという前代未聞の事件の捜査を命じられる。宇宙人からの指示で、人間と見間違うほどに精巧に作られたロボット・ダニール・オリヴォーがパートナーとしてやって来た。ロボットへの反感を持っているベイリは、容疑者の見当もつかない中、捜査を始める――。
ベイリは一度は間違った結論に達したものの、宇宙人ファストルフ博士や、地球人のロボット学者ジェリゲル博士、そして、懐古主義者の一員クロウサーとの対話を通じ、ついに真犯人に辿り着く。それは意外な人物であった――。

本書を初めて読んだのは、たしか中学生の時である。その後、何度か読み直したが、今回ついに、ベイリの年齢を追い越してしまった。翻訳は、今の私より若くして亡くなった福島正実氏だが、氏の本格的な訳があったればこそ、大人になった今でも読める作品となっている。この歳で読み直してみると、また新しい視点が開けてくる。
たとえば、地球人の宇宙人に対する劣等感は、いわゆる3K(高身長・高所得・高学歴)や、アジア人が欧米人に抱く劣等感と同じではないか。地球人はそれがために、宇宙都市へ暴動を起こしたがすぐ鎮圧されてしまう。前へ進もうということ諦め、ただ劣等感に苛まれる集団は、暴動を完遂する気構えも無いものだ。
地球人がロボットに対して向ける敵意は、自分の仕事が奪われるのではないかという恐怖に由来する。これは現代社会において、人工知能に向けて同じ恐怖を感じしている人々がいる。
そんな中、狭い共同住宅に住み、妻ジェシィの身を案じ、息子ベントリィの将来を考えながら上司の無理難題に応じる父親ベイリは、日本人のお父さんそのものではないか。

ベイリの推理の過程で、もっとも重要な役割を果たすのはR・ダニール・オリヴォーだ。ダニールは、アヒモフが編み出した有名な「ロボット工学三原則」に縛られており、常に論理的な存在だ。ベイリは、時には感情をぶつけ、時には思考を整理する道具としてダニールを利用した。
これは、私が仕事道具としているコンピュータと関係に非常に近い。いや、本当は反対で、少年期にアシモフのロボットものを読んだ影響で、コンピュータとそういう接し方をするようになったというのが正解だろう。
その影響で人工知能の研究をするようになり、ゆうきまさみ氏の漫画『究極超人あ~る』の主人公R・田中一郎というネーミングにニヤリとさせられ‥‥。
その自分もベイリと同じで、どうやら日本という国家の枠組みから外へ出ることはできそうにもない。だがしかし、ネット世代である息子には、世界に出て行き、その目で世界を見聞きしてほしいと願っている。
鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336)より
4150103364
No.68
(3pt)

なるほど

長門有希の100冊に紹介されていたので、読んでみました。

正直、オチはいまいちだけど、そこに行きつくまでを疑似体験的に読んでいくには、とても面白かったとおもいます。
鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8IBZO
No.67
(3pt)

なるほど

長門有希の100冊に紹介されていたので、読んでみました。

正直、オチはいまいちだけど、そこに行きつくまでを疑似体験的に読んでいくには、とても面白かったとおもいます。
鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ)より
B000JARP04
No.66
(3pt)

なるほど

長門有希の100冊に紹介されていたので、読んでみました。

正直、オチはいまいちだけど、そこに行きつくまでを疑似体験的に読んでいくには、とても面白かったとおもいます。
鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336)より
4150103364
No.65
(1pt)

それはとてもうまくいく。

うまくいく 良い品質です。 良い会社通信とフォローアップ。 非常にコンパクトで、非常に扱いやすく、そしてかなり! 効果的で、私はうれしいです 速い船積みが付いている大きいプロダクト!!!非常にクールな、製品としてアドバタイズされます。 高品質.価格を打つことができない!次の時間を返す価値がある
鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336)より
4150103364
No.64
(5pt)

ここから

アシモフは図書館で読んでいましたがロボットシリーズの最初の話なので
やっぱり買っておきたいと思っていました。
本も綺麗で良かったです。ありがとうございました。
鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1979年) (ハヤカワ文庫―SF)より
B000J8IBZO
No.63
(5pt)

ここから

アシモフは図書館で読んでいましたがロボットシリーズの最初の話なので
やっぱり買っておきたいと思っていました。
本も綺麗で良かったです。ありがとうございました。
鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ) Amazon書評・レビュー: 鋼鉄都市 (1959年) (ハヤカワ・ファンタジイ)より
B000JARP04