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株価暴落
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株価暴落の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全123件 101~120 6/7ページ
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| コメント通りに、全体の状態は良好でした。年末の注文でしたが、迅速に受け取れました。 | ||||
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| 池井戸さんらしい作品です。 半沢直樹シリーズのついでに読んでみました。 | ||||
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| やっぱり池井戸作品は面白い!サスペンスの要素もありただの銀行経済小説じゃない。 | ||||
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| 最近、某古本屋が、ようやく池井戸作品を棚に戻した ので、ちょっとづつ読んでいます。 はっきり言って銀行ものは嫌いなんです。 これまで、銀行マンの良識を疑うことが多く、基本的に 借金ってしたことないし、したくもありません。 だから貧乏なのかもしれませんが。 しかし。 同じような意見のあなた。 この小説はお勧めします。 デビュー作のはつる底なきは、まあまあ面白いという程度 でしたが、この作品。 驚きました。 基本路線は、二戸と板東の戦い。 戦いの場所は、一風堂支援。 企業としての倫理と、銀行マンとしての倫理。 その争いの果ての246ページ。 絡まる一風堂に対する企業テロと、株価暴落。その背後に 潜むカラクリとはいかに。 という銀行マンとしての問題。 犯罪捜査としての面白さ。 更に深い企業体質の闇という、日本が歩んできた、育んで きてしまった深い深い誤魔化しと、泥沼。 読まされました。 100点。いや、100点以上。 現実、板東さんの立場を貫けば、辞めるか左遷か。 実際辞めた私は、それについては何とも言えませんね。 きっと池井戸さんもそうなんでしょう。同年代だから。 | ||||
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| 巨大スーパーの支店の連続爆破とそれに関連する株価の暴落、銀行と追加融資を要請するスーパーの攻防、銀行内の派閥の対立、捜査の動きと、どれもすごく緊迫感がありぐいぐい引き込まれました。 おかげ様で毎日しなければならないこと、しようと決めていることが山ほどあるのに、それどころではなくなり、本当にこれは傑作だと思って読んでいました。 登場人物のひとりひとりもそれぞれ生き生きしていて、主人公の白水銀行の坂東に肩入れすることはもちろん、犯人と目されていた青年に対しては「あんた、逃げていてこれからの人生どうするの」と、目が離せませんでした。 それだけに最後が残念しごくです。 他の方のレビューにも書いてありましたが、どうして野猿刑事は爆破犯人を特定できたのでしょう。真犯人の目星を付けるところまでは書いてありましたが、その後いきなり肩を叩いて「終わりだ…」はないよね。 どうして由希に渡した缶の中が爆破物だとわかったの?。犯人が缶を手渡してから爆破スイッチを押すまでそれほど時間がたっていないのに、いつ爆破物処理の時間があったの?。 犯人を特定して追いつめ、逮捕する過程がミステリやサスペンスでは一番肝心なところなのに、すっぽりと抜け落ちている。 あまりにも根を詰めて読んでいたので、頭がボーッとして読み落としてしまったかと思い、読み返したほどです。 また、白水銀行内で坂東が対立する二戸グループの為に失脚寸前まで追いつめられ、その査問委員会が始まる直前に二戸の不正の証拠をつかむというところで終わっています。これも私には消化不良の極みで、査問委員会でその証拠を公表し二戸を追いつめるところまでやって欲しかった。半沢直樹みたいに。 ちなみに、この白水銀行の坂東サンは「オレたち花のバブル組」にも登場し、伊勢島ホテルから内部告発があったと半沢サンに知らせた人です(テレビではどういう訳か油山という名になっていたけど)。 本当にぐいぐい引き込まれるストーリーなのに、最後の最後が残念至極でしかたがない。 できることならば、加筆改訂して新しく出版して欲しいものです。 | ||||
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| 注文して早く着いて満足です。 読みたい本だったので、早く着いて満足です。 また頼みます。 | ||||
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| 筆者がとても勉強していて読んでいた勉強になりました。一晩で読んでしまいました。 | ||||
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| 株価暴落というタイトル自体が当然の伏線になっていたのに、先を予想することなく、純粋に流れを楽しみながら読んだ。いつもながらの痛快物語、ハッピィエンドなのは嬉しい。が、なぜ犯人の最後の犯罪を未然に防ぐに至ったかのいきさつが丸ごと抜けていて後からの補足もなかったので気になった。黄の後日談も欲しかったし、何よりも板東と二戸のラスト対決みたかった。悪は悪、良は良と徹底して白黒あるわかりやすさは、池井戸潤の面白さのひとつ。だから、凄く単純かつ子供っぽい描かれ方をしているTV版「半沢直樹」があれ程視聴率が高いんだろう・・ | ||||
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| 新品同様でした。 到着も早く、コンポも丁寧でした。 また利用したいです。 | ||||
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| 空とぶタイヤや俺たちシリーズを読んでから本書を読みました。 これらに比較すると、企業テロや追跡物、得意ジャンルの銀行員と巨大企業の傲慢経営と 要素は盛りだくさんである。 ただし、要素が多すぎて、軸足が定めきれず中途半端な印象を受けました。 これから著者の本領発揮か?という話の展開で物語が終了してしまうなど、 全体的にもっとページ数があると面白さが倍増した気がします。 | ||||
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| 私も、「下町ロケット」から「飛ぶタイヤ」、「鉄の骨」から入り、ほとんど銀行ものも読みました。彼の作風が自身の「生きざま」を書いているような気がしてならない。彼の「努力する者は報われる」という考え。「正論」を突き付けられ、読後感の「爽快感」を毎回感じる。 | ||||
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| 銀行を主舞台にした経済小説。 氏らしく面白く読み応えもある。 最後のどんでん返しもなかなかのもの。 ただ、最近の氏の小説と比べるとキレがイマイチ。 それだけ氏が最近腕を上げてきているということだろう。 | ||||
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| 大手スーパー一風堂の店舗が爆破され客離れと株売りにより破綻の恐れが生じた。古い銀行体質に疑問を抱く白水銀行審査部調査役坂東は追加融資をして破綻を先延ばしにしようとする企画部次長二戸と激しくやり合うこととなる。また、爆破犯として追われる若者、追う刑事たち、かつて一風堂の出店トラブルで自殺に追い込まれた若者の父親などの話も並行して進んでいくが、最後にどんでん返しがある。 銀行を舞台にした企業小説に刑事小説をミックスしたような小説になっており一気に読み終えた。 著者の銀行に対する考えは、板東が二戸に対して放った次の言葉に込められていると感じた。「企業が発展するために資金提供するのが銀行の仕事である。銀行はこの10年間でもっとも凋落した業種である。一般社会の常識に照らし合わせて納得の行かない支援、銀行内部の人間ですら信認しかねる政治的な決着を繰り返してきたからだ。」 | ||||
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| 書き手が、元・銀行員だけあって、会社ではなく「ひとつの村」と呼ばれる銀行を、うまく描いている。 債権や担保などに疎い人のためへの解説文は、すべて坂東の話し言葉としてうまく説明されていて、小説としての地位を示している。 かつテンポが良く、リアルタイムでこれの連載を読んでいたとしたら、きっと首を長くして次を待ち望んでいただろう。 また、大田区に住んでいる人も、地元が良く描かれていて楽しめると思う。 星4つなのは、ラストがなんとなくボンヤリとしていたから。純文学なら、それでもいいのだけど。 | ||||
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| 池井戸潤氏は直木賞受賞を機に読み始めた。最初に「空飛ぶタイヤ」次に受賞作「下町ロケット」ですっかりほれ込んだ。そこで旧作の銀行ものを読み出したのだが、ひっかっかる点が多い。やはりこの作家は進化して受賞作にいたったのかな、と感じた。 この「株価暴落」では、ダイエイらしき末期の巨大スーパーと銀行のやり取りは中々の出来栄えで最後まで引っ張ってくれる。しかし、銀行の超エリートの二戸次長が取引先から不当なコンサルタント料を貰っているとは、どうかな。将来トップを狙う人物がこんなことをするかな? またその証拠が突然最後に出てくるとは、ちょっとどうかと思う。 ミステリー部分では、読者に何も提示せずに結末だけと言う部分が多すぎる。一例を挙げれば、一風堂青山店爆破の大詰めで、爆破スイッチを入れても爆発せず、犯人滝田刑事を野猿刑事が逮捕する。しかし、それにいたるヒントが皆無だ。野猿(ヤエンと読ますがなぜこんな異様な苗字を選んだのかも疑問)が、どうやって滝田の爆破計画に気付いたか、野猿に警戒心を持っている犬鳴(これも奇妙な苗字)の恋人としか知らないはずの滝田との待ち合わせをなぜ把握できたのか?爆弾を恋人が受け取って短時間のうちにどうやって爆発装置を解除したのか?そもそも、爆弾を持ってくると推測できたら、待ち合わせ場所で逮捕すべきではないのか? まあ、ミステリーについては経験が少ないのかな。 | ||||
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| 「空飛ぶタイヤ」が面白すぎてこの作者にはまり、 一気に読み漁ろうと思い「不祥事」ときてこの「株価暴落」。 止まってしまいました。 なぜか言葉がすらすら入ってこない。 一語一語が難しいんですよね。 結局最後まで読めず途中で諦めました。 またいつか日を改めて読みたいと思います。 でも池井戸さんは好きです。 | ||||
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| サスペンスの形をとりながら、貫かれているテーマはエリートイズム批判。筆者は銀行員出身らしく、内情にも詳しい。 まず、数年前のダイエーあたりからとった不良債権処理事案に、爆弾テロを重ねるという構想力が素晴らしい。ストーリーは二重奏のように進み、金融知識の確かさに加えて脇役に至るまで登場人物の彫りも深く、読む者を飽きさせない。この辺には筆者の才能を感じた。間違いなく今後も期待したい小説家。 ただ、最後まで善悪二元論を貫いたあたり、悪役の人物像が薄ぺらになってしまったようで、残念な読後感が残った。 | ||||
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| 経済小説とサスペンスの融合小説で、非常に読み応えがあります。展開としてもサスペンスとしてのハラハラ感と経済小説としてのドキドキ感が上手くマッチングしています。金融機関出身の著者ならではの視点で描かれているため銀行業務の厳しさや難しさもビンビン伝わり、読み終えたあとの満足感は非常に大きかったです。 | ||||
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| 巨大スーパーに対する融資・支援継続か、見送りかで担当者として苦しい立場に追い込まれるバンカーを主人公にした金融小説。連続爆破テロの標的とされた巨大スーパーを描く企業小説。かつて巨大スーパーの系列企業によって両親を失った青年を描く犯罪小説。そして爆破犯人を追う刑事を描いた警察小説。本筋の他に異なった3つの視点から描くことによって、物語に幅が生まれた。 特に連続爆破事件の意外な黒幕には、ヤラレタと思わされた。鮮やかに一本取られた。また「コンプライアンス」を「後で理由を聞かれたとき、説明できない行動をとるな」と看破する叙述はお見事。構成も巧みで、終章を読み終えてスッキリとした気分になれるエンターテイメントだ。星4.5個。 | ||||
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| ちょうどNHKのドラマ「ハゲタカ」を放送してる頃に、同じような話だろうなと先入観もって読み始めました。 そしたら、まったく違う! 嬉しい驚きでした。 最後までハラハラドキドキ。 主人公が銀行員として社内でぶつかりながらも、前に進もうとする姿に、会社勤めの身ならば(銀行員でなくても) 共感したり、わが身を振り返ってハッとしたりすると思います。 ミステリーとして、金融小説として、サラリーマン小説として、1冊で3度おいしい小説でした。 勢いのまま、同じ著者の小説を読みあさっているところです。 | ||||
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