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(短編集)

あの頃の誰か



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【この小説が収録されている参考書籍】
あの頃の誰か (光文社文庫 ひ 6-12)

あの頃の誰かの評価: 3.30/5点 レビュー 50件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.30pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(2pt)

う~ん、ごく凡庸です

結論から言いますと、かなりいまいちでした。バブル当時の雰囲気が味わえてなつかしければそれでいいかと思って購入したのですが、いかにもバブルな作品は「シャレードがいっぱい」と、あとは「レイコと玲子」に少しその片鱗があったくらいでした。「さよならお父さん」はただ単に長編「秘密」の短縮版ですし、「女も虎も」「眠りたくない死にたくない」はショートショートで、個人的な好みですが「白夜行」や「幻夜」のような重厚な作品が好きなので、物足りませんでした。「二十年目の約束」は、ここまでミステリアスに引っ張っておいて、最後は、なーんだあまりにも普通すぎるという結末です。強いていえば「レイコと玲子」「再生魔術の女」がまだ読めるでしょうか。

初期の頃はいろいろ試行錯誤されていたんだなという印象です。東野氏の熱烈なファンで、なにがなんでも全部揃えるのだという人なら買っておいてもいいかと思います。辛口ですみません。
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No.10:
(1pt)

レビュー見てから読むべきでした

東野圭吾のファンで彼の全ての作品を読んでみたい!という人向けのものです。
暇つぶしにしても厳しい内容。駄作中の駄作!というのは見つかると思います。
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No.9:
(2pt)

まあ訳あり物件

これは訳あり物件の集合体と書かれているが
そのとおりだと思う。
どの作品もたいしてピークを迎えることなく終わりを迎えた感じを受けた。

途中、読むのをやめて違う東野圭吾さんの作品を読もうかと考えた程である。

しかし、そう批判ばかりしていてもよくないだろう。
なぜなら、結局は好みにもよるわけだから、ぜひ余裕があれば手にとってもらいたい。
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No.8:
(1pt)

あの頃の誰か

最新刊ということでさっそく読んでみたが、古い作品の寄せ集めでがっかり。そしてコメントするような作品は一つもない。人気作家だからと言ってなんでも本にすれば良いというわけではない。東野作品の中でも最低ランクの作品。一般文学358作品目の感想。2011/03/27

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No.7:
(2pt)

ひどい…

病院の待ち時間に軽く読める本が欲しくて買いました。「わけあり物件」というだけあって、磨かれていない作品が並びます。正直、これ単体を見るとひどい出来だと思います。わざわざ出版しなくてもいいのに…。ただ、大ヒット作の原型なども含まれているので、コアなファンの方が楽しむには良いかもしれません。東野作品には素晴らしいものが多いので、初めての方は他の本から読んだほうがいいと思います。
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No.6:
(1pt)

わけあり

著者自らがわけあり物件と語っているだけあって、本当にわけありの短編集です。
正直、良かったと思えるエピソードはひとつもなかったです。
同時発売のもう一冊と一緒に買わせてしまおうという出版社の意図が良く分かりました。
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No.5:
(1pt)

残りものには福が・・・なかった

最近のたとえば『新参者』などを読んで、「いいな」と思い、期待して読みました。

けれどこれには、がっかりですね。

まるで、昔売れた長編小説の、ボツにしたエピソードの残りを寄せ集めて、

新品を装って、無理やり文庫一冊にまとめたような・・・

東野ファンなら、これでも新刊なのでしょうか。

何でも出せばいいというものではないですよね。

残りものは、ゴミ箱へ。


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No.4:
(1pt)

レジ横にあったので中身を見ずに買ってしまったが・・・

東野圭吾は大体短編集がつまらないが、今回のはあまりにひどいと感じた。
かろうじて読めたのは「再生魔女の女」だけ。「秘密」の元作品は、「秘密」の完成度を知ってしまっているせいもあるだろうが、あまりにラフ過ぎてメモを読んでいるような感じを受けてしまう。
東野作品の魅力は、人間性の描写にあるので、掘り下げるページ数がない短編集は向いていない。今回もまたしかり。

「わけあり」を廃刊などと説明しているが、本当は駄作と編集や本人も感じたからではないだろうか。単行本で発行したのも、ハードカバーに値しないと判断してのことではないだろうか。
東野ブームに乗って、売れるうちに売ってしまおうという魂胆かと勘ぐってしまう。

すぐにブックオフの100円コーナーに並ぶでしょうから、中古で買うことをお勧めします。

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No.3:
(2pt)

わけあり物件

作者自身が「わけあり物件」と読んでいる作品達です。
中には出版社の「わけあり」もあるのですが、
総じて作品の質は東野圭吾の作品としては・・・です。
『秘密』や『名探偵の掟』の原型みたいなのもあるのですが、
当然磨き直した作品の方が完成度は高く、敢えてこっちを読む必要はないでしょう。
東野圭吾のコアなファンの方以外にはお勧めしません。
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No.2:
(2pt)

ファンになってから読む作品

作者があとがきで「わけあり物件」と言い訳している短編集。

バブル期頃に書かれ、いままでどの短編集にも収録されなかった作品を集めており、なるほど作者が「わけあり」と言うだけあって、いろいろなタイプの作品が集まっている。どれも約20年塩漬けされていたのであるが、今読んでも十分面白いもの、隔世の感ありありで思わず苦笑してしまうもの、あの名作の原型となったもの、作者自身も今なら断るというような企画ものなど、まるでバブル期遺産の大処分セールを開催しているかのようでもある。

収録された作品自体は「わけあり」である以外、何の関連も脈絡もない。作品の出来映えも本人が認めるとおり玉石混交。東野ファンなら「あー、昔はこんなのかいていたんだ」とか、「おおっ、これが『秘密』の原型か!」などと思いながら読むのも楽しい。しかしファンでなければ最初の1編で「なにこれ?」となるのは必至。ぜひ他の東野作品を読んでコアなファンになってから読んでいただきたい。
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No.1:
(2pt)

厳しい・・・

メッシー、アッシー、ミツグ君、長方形の箱のような携帯電話、クリスマスイブのホテル争奪戦。
あの頃、誰もが騒がしくも華やかな好景気に躍っていました。
時が経ち、歳を取った今こそ振り返ってみませんか。
東野圭吾が多彩な技巧を駆使して描く、あなただったかもしれれない誰かの物語。

と紹介されていたが、バブル期が明確に描かれているのは、最初の作品だけ。
あとは、著者曰く「わけあり物件」というものが収録されている。

8作品も収録されているうえ、『秘密』の原作といわれるものもあるが、
ハッキリ言ってどれも中途半端な作品で東野圭吾らしくない。
いわゆるマニア向けの本であって、一般の読書好きの方が読むにはキツいと思われます。

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