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水底の森
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水底の森の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 21~22 2/2ページ
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| ひたすら哀しく、どこかで人生のあり方を変更できれば別の人生になったかもしれない、でもそうはならなかった。 そうは出来なかった。 女も男も不器用で、懸命なのに投げやりで。 哀しい、愛しい。 でも手にとってこの人生に触れて欲しい。 | ||||
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| 力作です。読むのをやめられませんでした。私は柴田作品は、『桜さがし』から入ったので、もっと有名な“~シリーズ”と、『水底の森』を、サスペンスものとして、比較することは出来ませんが、にしてもおもしろかった。いくつか柴田さんのミステリーや恋愛ものを読みましたが、この作品は、リキの入り具合が違う。主人公の高見風子の傍目からは幸薄い人生が語られ、殺人事件が絡む。事件は最後の最後まで、ピースの一つ一つしか見えない。風子を追う刑事・遠野要もまた、事件に絡め取られるように、人生を自らの手でねじ伏せてしまう。意外な犯人は読んでのお楽しみです。謎が解ける快感より、この作品を流れているのは、人の「孤独」の救い難い悲しみ?寂しさ?・・・死を畏れてはいないのに、「孤独」からは救われたいと願う人間の性が、読んでて胸にしみます。複雑な登場人物同士の関係、金沢・京都などの古都が効果的に背景に描かれて、美しい物語になっています。一読をお勧めします。 | ||||
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