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血烙: 刑事・鳴沢了



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血烙: 刑事・鳴沢了の評価: 2.73/5点 レビュー 15件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.73pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(4pt)

アメリカでも大騒ぎ、ニューヨーク、アトランタ、マイアミ

鳴沢の恋人の息子が誘拐された。なりふり構わず追跡を開始する。しかし、誘拐の目的がわからない。追いかける先々で鳴沢に協力する者がいることをありがたく思うとともに絶対に拐われた勇樹を無事に救出する意思を確認する。最後は中国マフィアの陰謀と恋人の優美の別れた夫の意外な事実が明らかになる。壮絶な最後と事件後の鳴沢と優美との関係が微妙になるのがもどかしい。
血烙―刑事・鳴沢了 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:血烙―刑事・鳴沢了 (中公文庫)より
4122048125
No.4:
(4pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

まあまあ。

堂場氏の文体が好きならば是非読んでください。お勧めです。まあまあ。
血烙―刑事・鳴沢了 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:血烙―刑事・鳴沢了 (中公文庫)より
4122048125
No.3:
(4pt)

ホッとしたよ

舞台が米国で。。。この、主人公了の渡米は、前作で色濃く予告されていたからほぼ予想通りだった、で、そのアメリカでも何というか、了のいい意味でも悪い意味でも了らしさがそのまま出され、同僚アメリカ警官達とも、そのままストレートに日本語で(翻訳されている形を取っているんだろうが)やりとりしているところに、ふと違和感があるときがある。もちろん、アメリカ小説を翻訳しているときは堂なの、と言うと、そんな違和感はないんだなぁ。その意味では、ちょっと無理して舞台をアメリカに持って行った、と言う評はわからなくはない。この小説を、警官鳴沢了の警官としての成長の部分と、家族の中での男として(そして、夫や父として)の成長の部分と、どちらに重きを置くのか。実際には切り離せないところなんだろうが、それでも警察小説としてのサスペンス、謎解き、アクションと家族小説としてのドラマ、父子・親子愛、の部分とはやはり色合いが違う。これを旨く織りなしたのが、第一作であり、第二作ではなかったか。そうして、最大の家族の流れ、祖父、父という父系家族の系譜が解かれ、いよいよ了自身が系譜を織りなしていこうとしているこの時点で、微妙に作者がその方向性を模索しているような気がしないでもない。その模索が、主人公の渡米、と言う格好になったのではないかしら。だからこそ、この作品は、今後更に続く本シリーズの大事な交差点になるような気がする。だから、そう、いろいろ酷評もあるようだけど、読んでおかないといけない、と。そんな気がする。私はまだ、この鳴沢了という人物の成長の人生を知っておきたいと思うから。
血烙―刑事・鳴沢了 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:血烙―刑事・鳴沢了 (中公文庫)より
4122048125
No.2:
(4pt)

相変わらずエグい!!

鳴沢シリーズの第7弾です。3作目『熱欲』で鳴沢の前に姿を現した、鳴沢の親友である七海と妹優美の両親の仇であるチャイニーズ・マフィアのトミー・ワンと再び衝突します。アメリカのホームドラマでブレイクし、売れっ子となってしまった優美の息子勇樹がトミー・ワン一味によって誘拐されてしまいます。自分の「息子」を自分の手で助け出そうとする鳴沢は、NY市警で研修中の身であるにも関らず、1作目『雪虫』や5作目『帰郷』のときと同様に捜査を無視して暴走してしまいます。「犯罪者の親族はどんなに肩身の狭い思いをして暮らしているのか?」「犯罪者の身内も悪人なのか?」「自分の家族を守るためなら何をしても許されるのか?」「人間を商品として扱うマスメディアの対応は許されるのか?」「事件の引き金はなんだったのか?」この作品では決して簡単には答えられないこれらの疑問や問いがあふれていて、相変わらずエグいラストでした。私には1作目の『雪虫』のラスト(喜美恵との別れ)や、2作目『破弾』のラスト(冴との別れ)が思い出されて切なくなりました…また、今作でも魅力的な相棒達が登場します。NYでは親友である七海と同僚のミックとジャック、アトランタでは市警に勤める旧友のB・J、マイアミでは探偵であり女好きのホセ。不器用ながらも真っ直ぐで人を惹きつける鳴沢の魅力は国境を越えても、いやむしろ国境を越えたアメリカだからこそより一層際立っていたように思いました!なんで1年しか留学していなかった鳴沢が流暢な英語を話せるのかだとか、常に鳴沢たちを翻弄し続けてきたチャイニーズ・マフィア達がなぜ最後の最後にポカをやらかしたのか、といった多少無理のある設定に戸惑いを覚えなくもありませんが、相変わらず魅力的な作品だと思いました!!
血烙―刑事・鳴沢了 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:血烙―刑事・鳴沢了 (中公文庫)より
4122048125
No.1:
(4pt)

ちょっとクオリティが落ちたかな

ある意味突拍子もない話である。その分、作品自体の雰囲気もやや壊れ、ちょっと大雑把な感じが否めない。何よりショックなのは、あの「今」が、警察を辞めたこと。シリーズ最高の相棒をこんなに簡単に辞めさせないでくれ。私はずっと「今」を最近人気のお笑い芸人芋洗坂係長のイメージで読んでいたのだが、ああいうバイキャラは大事にして欲しかった。勝手な思い入れだけど。望む、「今」復活を。
血烙―刑事・鳴沢了 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:血烙―刑事・鳴沢了 (中公文庫)より
4122048125

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