■スポンサードリンク


(短編集)

猟犬探偵



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
猟犬探偵
猟犬探偵 (新潮文庫)
猟犬探偵 (光文社文庫)

猟犬探偵の評価: 4.38/5点 レビュー 16件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.38pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全16件 1~16 1/1ページ
No.16:
(4pt)

面白い!

〈竜門猟犬探偵舎〉に奇妙な依頼が舞いこんだ。動物プロダクションから傷ついた一頭のトナカイとともに一人の少年が失踪、その行方を追ってほしいというものだった。竜門卓(たく)は相棒の猟犬ジョーを連れ、その臭跡を辿りながら有馬の山中へと分け入るが……(「トカチン、カラチン」)。心優しきアウトローたち。自らの信念に従い行動する男の美学。感動の連作短編集!
猟犬探偵 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:猟犬探偵 (新潮文庫)より
4101218145
No.15:
(5pt)

ハードボイルドという言葉は嫌いである

男であれば、自分が理想とする男のイメージが、必ずある。・・私にとっては、この作品集に登場する「竜門卓」「天童雷太」がそうである。独りが好きなんだけれど、実は他人の方が何倍も好きなんだ、といったところが痺れてしまう。ハードボイルドなんて言葉があるが、そんなナマッチョロイものでは無い。深みのある存在なんだ。・・「男になりたければ、これを読め!」、何処かで聞いたようなセリフで今回は締めさせて頂きます。
猟犬探偵 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:猟犬探偵 (新潮文庫)より
4101218145
No.14:
(5pt)

キーンと張り詰めた空気感

「セント・メリーのリボン」の竜門卓が主人公 性根が据わっている 気持ちが優しい 無愛想で喧嘩が強い そんな人たちがいっぱい出てくる
猟犬探偵 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:猟犬探偵 (新潮文庫)より
4101218145
No.13:
(1pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

つまらない

沢崎以上のハードボイルドという評を読んで買ってみたが、まったくの期待はずれであった。 肝心の人物がどれもステレオタイプで狭量さを感じてしまう。 筆者は本当に犬のことがわかっているのかという疑問も残る。 ハンバーグを犬に食わせるなどもってのほか、早死にさせるだけである。
猟犬探偵 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:猟犬探偵 (新潮文庫)より
4101218145
No.12:
(5pt)

良い

良書であるよ。
作者がすでに亡くなられているのがとても惜しい。
そう、とても惜しいのであるよ。
猟犬探偵 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:猟犬探偵 (新潮文庫)より
4101218145
No.11:
(5pt)

大好きな作家です

買われた方はそうかお思いますが、既に紙媒体も持っており、電子化記念に購入いたしました。心温まる作品で、どなたが読まれても、楽しめます。花見川、男は旗等、他の稲見作品も電子化希望いたします。これを機に、7インチタブレットも購入いたしました。
猟犬探偵 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:猟犬探偵 (新潮文庫)より
4101218145
No.10:
(5pt)

日本ハードボイルド史上に残る傑作

言うまでもないが、日本という国において
ハードボイルド探偵小説というのは、そもそも
成立が難しい。
それをこのシリーズは、猟犬の探偵というオリジナルな
設定で易々とクリアし、さらにそれを詩情あふれる哀切な
物語群という形で消化するという、とんでもないことを
達成している。
日本にも、こんなハードボイルドが存在してたのかと、
愕然となる。
このジャンルの読者は、読んで損はないと思う。
というか、読むべきだろう。
無論、シリーズ第一作の「セント・メリーのリボン」から。

猟犬探偵 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:猟犬探偵 (新潮文庫)より
4101218145
No.9:
(5pt)

まさかこの話だけの本があったとは!

まさかこの話だけの本があったとは!ということで読んでみると、きちんと「セント・メリーのリボン (光文社文庫)」と繋がっておりやはり最高にかっこいい人たちの話でした。何度もなきそうになっちまったよ。
猟犬探偵 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:猟犬探偵 (新潮文庫)より
4101218145
No.8:
(4pt)

個性溢れるハードボイルドファンタジィ

行方不明や盗まれた猟犬の捜索を専門に行う私立探偵竜門卓シリーズを四編収めた短編集。『セント・メリーのリボン』 の表題作も竜門ものだが、クロニクル的に後のエピソードが収められているので、これを読む前に『セント・メリーのリボン』 を先に読む事をお勧めする。セント・メリーが再登場するエピソードも収録されてまっせ!私がこの短編集で一番巧いと思ったのは、ハードボイルドファンタジィとでも言いたくなる一個目の作品である。短編として見事な落ちのセリフで綺麗にまとまっています。残り3つはテーマやプロットの切れがやや悪く感じた。猟犬専門と言いながら、馬やトナカイを探す羽目になるシチュエーションが面白い。作者が生きていればこのシリーズは、妖精や恐竜やニャントロ星人の探索までに発展しただろう。最後は円卓の騎士として竜の探索をしたに違いない。捨てろタイプな都会派のハードボイルドに飽きている人はぜひ読んで下さい。
猟犬探偵 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:猟犬探偵 (新潮文庫)より
4101218145
No.7:
(5pt)

祝☆復刊

まずは復刊してくれた光文社に礼を言いたい。解説で、郷原宏は、竜門をマーロウの正嫡と評しているが、竜門は竜門であり、マーロウの亜流ではない。「男は強くなくては生きていけない。やさしくなければ生きていく資格がない」などという手垢のついた言葉で竜門を語ってほしくはない。竜門は、稲見一良という作家が、まさしく命を賭けて生み出したヒーローなのだから。
猟犬探偵 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:猟犬探偵 (新潮文庫)より
4101218145
No.6:
(4pt)

前作は必読です

前作「セント・メリーのリボン」に登場した猟犬探偵とその相棒(犬)の物語。前作では1短編の主人公であった彼らの連作集。しかしながらタッチは前作が上と思われます。本作は前作よりももっと暖かい人間性に主眼を置いており、所謂ハードボイルド色が薄く感じられます。しかしながら薄まったとは言え、作者はなんせ、上質なストーリテラーの稲見さんです。そんじょそこらの駄文書きとはレベルが違います。一気読みです。でも本書を理解する為には前作は必読です。あー面白かった。
猟犬探偵 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:猟犬探偵 (新潮文庫)より
4101218145
No.5:
(3pt)

渋さが・・・

『セントメリーのリボン』に続く猟犬専門の探偵を 営む竜門卓を主人公にした短編集の第2作目。 前作に比べ主人公が自ら自覚しつつも情に流されやすくなり, 多少『男』臭さが 無くなっていたのが残念であった。ただし,それぞれの 作品の中で描かれている猟のシーンや,銃器を主人公が扱う シーンなどはやはり作者独特の世界観があり, それは十分に堪能できる。 やはり渋い作者であることは間違いない。 ただし,本作品を読む前には前作を読むことを薦める。
猟犬探偵 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:猟犬探偵 (新潮文庫)より
4101218145
No.4:
(5pt)

素晴らしき世界

最近、稲見一良が復刊ラッシュで、再評価されているようでうれしい限りです。これは名作「セント・メリーのリボン」に出てきた探偵・竜門が主人公の連作短編集。「俺は体を動かし、歩くのが得意で、相棒のジョーは寝るのが得意の探偵コンビである」という2人は、失踪した猟犬を探すことで生活している<猟犬探偵>と、得意の鼻を生かして臭跡を追う相棒の犬のジョー。竜門は猟犬が専門といいながら、ついつい脱線してほかの捜し物まで引き受けてしまう。この主人公はかなり旧来型のハードボイルドのキャラクターに近く、ケンカは強いが女に弱い、タフだけど優しい、そんなクールなキャラ。どの話も、脇役たちが魅力的で、読み終わった後に心が温まります。
猟犬探偵 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:猟犬探偵 (新潮文庫)より
4101218145
No.3:
(4pt)

なぜか胸にズンと来る、珠玉の短編集

名作中編『セント・メリーのリボン』の続編となる、行方不明になった猟犬の探索を生業とする“猟犬探偵”竜門卓を主人公とした4つの短編からなる短編集。今回は猟犬だけでなく、なんとトナカイや引退した競馬馬などをも探すことになる。竜門は、行動やアクションそのものはアウトローで荒っぽいが、ストーリー展開はなぜか人生の哀愁が漂い、各編とも、読み終わったあと胸にズンと来るものがあった。
猟犬探偵 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:猟犬探偵 (新潮文庫)より
4101218145
No.2:
(5pt)

ハードボイルドなのになぜか泣けて

「セントメリーのリボン」に続く連作短編集。前作はハードボイルド色が強く、表題のほかはそれほど感動しなかったけれど、こちらはぐっと身近な作品集になっている。主人公竜門は失踪した猟犬を専門に探す「猟犬探偵」。相棒犬ジョーと広大な山林の小屋に住み、ときには山に分け入り猟もする、ハードボイルドを絵に描いたような男だ。この短編集では犬ならず、トナカイや馬までも依頼を受けて探す羽目になる。一匹狼のくせに情にもろくて、困っている人を助けずにはおれないのだ。前作に登場したセントメリーの後日談もさりげなく物語の中に織り交ぜられていて、昔の恋人に会ったような気分になる。ほろりとくるような小編が多く、目頭が熱くなってしまう。
猟犬探偵 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:猟犬探偵 (新潮文庫)より
4101218145
No.1:
(5pt)

何度も噛みしめたい苦い思い

"¬-¢10 ̄èa"§ä1...-¶èaäo-è§£èa¬§"¿'èèa¿°-¢μé-" ̄±èa-¬°é--a¢μ£'¬§¨¨¬'¢"''¶'1'...é- ̄-a¢'è¿§¡a£±ä3¡aa3-"ä"é"ä" ̄äè°a"¨'"2¬ ''迨" ̄aé- ̄§...aäoooäé- ̄äé '-'ä'§-¨-"§é-é-¢äoo... ̄¬"3-¨ ̄£ääoo§ ̄3-é-\¬¨"§ ̄±èé£'-£ °è2-¿ ! ̄é-' ̄±aèé£'±§è¿è¶¨¨2èäè ̄ ̄a-èaé"" ̄¢èä-1èμaé...-¡' äoo... ̄\±o-¨"aä- ¢oé'¿è-±é£ä è1èo-¨-±o-±aééèa ̄"  ̄é-¶-aéo--a ±o-oa"a¶3§¨±o-aä '£°èa-...°-¨\'a±o-èäoa"' '-'èa¬\'䶨2èäè ̄'... ̄"§±"ä""äooé-"' '-'è
猟犬探偵 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:猟犬探偵 (新潮文庫)より
4101218145

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!