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バトル・ロワイアル II 鎮魂歌
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バトル・ロワイアル II 鎮魂歌の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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前作がそこそこ面白く、前作の主人公である七原秋也のその後に興味があったので読んでみました。 内容としては前作から2年後の話です。前作ではクラスメイト同士が殺し合うという独創的な設定でしたが、今回は無人島にたてこもる七原秋也をクラス全員で殺しに行くという設定です。つまり形式的には「バトルロワイアル」ではありません。 前作が素晴らしかったのは、仲の良いクラスメイト同士が殺しあうという究極の状況でした。しかし今回は仲間同士の殺し合いではないのでそれほど究極ではありません。しかし二人一組という設定はよく考えてあると思います。全く違う話というよろ続編としてはこれでOKかなという気はします。前作は極限状況のわりにさわやか過ぎる雰囲気がありましたが、今回は設定と雰囲気がマッチしているのがよかったと思います。 七原と今作の主人公が生き延びてるようなのでBR3に期待です。 | ||||
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1はやはり傑作だったと思う。むさぼるように読み、周りにも進めまくった。私に限らず、1に思い入れが強すぎると、今作は、やはり物足りなく感じただろう。いくつもの伏線をはり、プロットはかなり面白く出来ていると思う。ああ、この人物とこの人物が結びつくのかっていう驚きもあったし。だから☆3つ。ただ、登場人物の書き込みがやはり足りなかった。主役も自分たちが置かれた壮絶な状況に、「バッキャロー!!!」「ちっくしょー!」と叫ぶばかりで、あまり魅力的に感じなかった。他の人物も、死んでしまったことで涙がでたものは一人もいなかった。1のミムラや、貴子の死は本当に泣けたのだけれど。あと、設定ありきの為に、登場人物の行動がところどころおかしい。たとえばワイルドセブンの最後の戦いに、戻ることにした3人の少年や、リキの最後の行動。行為自体は泣かせる行為だが、あの状況でそうする理由がなさすぎる。三村のおじの行動も絶対不自然。いろいろ書いたけど、勢いはあるので、最後までノンストップで読みました。 | ||||
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前作に比べて若干の見劣りが感じられる作品。生徒一人ひとりの視点が弱い気がする。前作のインパクトが強くてそのせいもあるかも?教師のタケウチリキ、キタノシオリの謎めいた部分が面白いが、もっと核心に迫ってもよかっか気がする。 | ||||
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貪るように読んだ第一作ほどのインパクトはありませんでした。中学校のクラスメート同士が無人島の中で殺し合うという設定、死亡すると爆発する首輪、時間の経過と共に立入禁止エリアが増え強制的に戦わされるという苛烈なルール−。前作はその全てが衝撃的でした。3年B組(またか)同士で殺し合うのではなく一致団結して七原秋也のアジトを攻撃する、という点が二番煎じを免れてはいます。男女二人のペアを組まされパートナーが死んだらもう一人の首輪も爆発するという設定も面白い。しかし肝心のキャラが前作の川田、桐山、教師の北野などと比べると印象が薄く、私などが覚え切る前に次々死んでしまいました。3年B組の殺し合いに加えて秋也のテロ組織結成に至るまでにも頁が割かれているため、少々散漫になってしまった感があるのが残念です。七原秋也と中川典子の「その後」を知りたい方には一読の価値があります。というか、この世の全てのパート'Uは登場人物の「その後」を知りたくて読むもんですよね。そして大半は前作を超えられない。 | ||||
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「バトルロワイアル2 鎮魂歌」が前作「バトルロワイアル」や映画に比べて良いか悪いか読まれた方は割とはっきりわかれている気がしますね。映画のノベライズとはいえ、バトルロワイアルの原案者である高見さんが二作目を書かなかったのは確かに少し納得がいかないと思います。ですが、決して内容は薄くはなく、ワイルドセブン結成までの過程や、生徒達、テロリスト達一人一人の過去が書かれていて、本の世界には入り込める作品だと思います。タケウチリキのセリフ。「人生には勝ち組と負け組みの二つしかありません。 果たして本当にそうだろうか?」この感想を書いている僕には『バトルロワイアル』が本当に伝えたいメッセージが大きすぎてはっきりとわかりませんが。このリキのセリフはリキだけが言っているようには感じられなかったです。 | ||||
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映画の続編ですね。バトルロワイヤルほどは面白くはありませんが、それなりに楽しめました。序盤は数を減らすためだけに殺されている感があったし、中学生の描き方に全然感情移入が出来ませんでした。でもワイルドセブン登場からは、結構面白かった。七原のその後は興味深く読めました。前作ほどのインパクトを望むなら読まない方がいいと思いますが、単純に七原のその後に興味があるならお勧めです。 | ||||
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本書はノベライズというせいもあってか、映画化がおそらく前提だったのでしょうか、読後は前作とは別物という印象を強く受けました。前作から2年後が舞台として描かれ、その後の七原秋也が読めたのは嬉しい限りではありますが、前作の場合は舞台設定というか、それぞれの日の出来事が強烈で、登場人物それぞれに個性があったものの、今回は印象に残る登場人物は前回に比べると遥かに少なく、今回BRIIで狩り出されてしまった少年達の怒りや悲しみの深さが単調に描かれすぎていたのは何とも残念です。本書を読むのは、前作「バトル・ロワイヤル」を読んだ人達だろうが、前作の印象を一度リセットしてから読んだ方がいいでしょう。それでも映画は見てみたいとは思います。 | ||||
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