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バトル・ロワイアル
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バトル・ロワイアルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全131件 81~100 5/7ページ
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この本の魅力は荒削りなところではないでしょうか。設定も一見メチャクチャ。延々と殺人の描写が続く。変にきどっていない本だと思います。他方で、サラリーマンの出世争いもバトル・ロワイヤルのようなものだなあと連想させられました。20代の新人の頃には同期は仲良しで連帯感がある。30代になるとそれぞれ会社内の人脈もでき、自分の仕事のスタイルも出来、そして何より家庭を持って個人として責任と独立感がでる。その中での出世競争。派閥でつるむものもいれば、独立独歩のものもいる。年を経るに従って、だんだん脱落していって残りの数が狭まってくると、若い頃はあんなに仲良かったのにという同志が足の引っ張り合い。社長や重役まで上がれるのは同期で何人いるか。 仲間を信用しないで会社で仕事を続けるのは寂しい人生だが、甘いだけでは出世競争から脱落する。そんな人間関係につかれた人がこの本を読むと、日ごろの人間関係のしがらみから、甘いオブラートをとりさった生の残酷さを見せられて、すっきりするかも・・・。 但し、スカッとは決してしない本なので、マイナス星ひとつ。 | ||||
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バトルロワイアルそれは『大東亜共和国』(戦中の日本のようなもの)という国(…てかぶっちゃけ日本か?)で行われたプログラム(BR法)と言う全国の中学校3年生を対象としてその中から毎年50クラスが無造作に選ばれそのクラスの中で残り1名になるまで、支給された武器等(銃器からナイフ等)を使い殺し合いをさせるという(目的は戦闘データを取るためらしいが…)というものである。これは、その中の1クラスについて書かれたたものある。読み終われば『生きることとは何か?』を考えさせられる作品である。 | ||||
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なんで社会的に問題になったのか。中学生が殺し合いする設定だから?中学生同士の恋の描写が「大人」的だから?不思議だ。ハリウッドものの方をR指定にすべきなものあるようですがね。「おっさん達」のくだらない正義感には、刺激が強かっただけでしょうね。内容は「バトルロワイヤル」そのままです。 | ||||
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発売当時の状況はよく分かりませんが、「問題作かなぁ?」という感じです。普通にエンターテイメント作品として面白かったです。もちろん、殺し合いを肯定しているわけではないですけど、「人を信じること」「愛すること」そして「生き抜くためにはやはり信じ抜くしかないこと」を教えてくれる作品だと思います。ただ、作者はこの作品を通して何かを訴えたかったわけではなさそうです。単純に、多くの読者が楽しめるエンターテイメント作品にしようと思っていただけでしょう。中学生が殺し合うという設定に批判的な人もいると思いますが、これは話を面白くするための設定です。面白くなるのなら別に子供でも老人でもOKだった。たまたま、この物語の設定に合った年齢を考えたら中学三年生だっただけだと思われます。また、「火曜サスペンス劇場」とか推理小説で人が死ぬのはOKなのに、中学生が殺しあうのはいやだ、というのは筋が通らない気がします。何にしても一つの「死」ですから。なにはともあれ、読まずに批判する人がもしいるのなら、読んで批判した方がスッキリすると思いますよ。少なくとも、読み始めたら止まらなくなって、傍観者として楽しんでいる自分に気付くかもしれません。 | ||||
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この本を読んでから映画を見たけど。映画よりもおもしろかった!!映画しか見てない人は読んでみてください。オススメです!! | ||||
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残酷な「ゲーム」の中で中学三年生が人を信じ、疑い、裏切る・・・・。確かに殺し合いというのは少し引いてしまう部分がある。しかし、そういう「殺し合い」という表現でしか表せないモノがこの本の中にはあると思う。ぜひ一度だけ目を通して欲しい。 | ||||
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読む前に、「不愉快」とか「不快感」といったネガティブな感想ばっかり耳にして、偏見と先入観に満ち溢れて読み始めたけど、実際に読んでみると普通の娯楽作品。かえって拍子抜けしたくらい。作者のメッセージを深読みして賛美するような作品でもなければ、不道徳だと目くじら立てるような作品でもない。無理な設定とか多少の矛盾はともかく、「この先はどうなるんだろう」とハラハラした気持ちで先を急ぐように読み切りました。 | ||||
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ページをめくってから、一気に読み終えてしまった。発売当時、問題小説として世間を騒がせた本であることは知っていたが、今まで何の関心もなかった本だ。(中学生同士が残虐に殺しあうゲーム?何それ?くだらない!)おおかたそんな印象だったと思う。先日、深作監督が亡くなった。日本を代表するような大監督が、そんなくだらない映画を作るんだろうか?原作読んでみようかな。そうして、読み始めたら、あっという間だった。リアルな登場人物の描写で、自分もそこにいるような錯覚をおこしながら、ぐいぐいと引き込まれていった。話し言葉のようなマンガのような、不思議な文章。残虐なのに、どこか非現実的で、ヒーローたちはドライでクールでかっこよく、そして限りなく優しい。この本をおもしろい、とするのは間違いかもしれない。そういっては、あまりの残虐な殺し合いを是認してしまうような気がして。でも、確かに言えるのは、残虐な描写はほんの小道具に過ぎなくて、むしろ、人間は善であるという勧善懲悪のテーマが根底にある。かつて日本でも戦争という不幸な歴史があった。かけがえのない命。戦争を知らずに平和に育った世代が読むべき一冊なのかもしれない。 | ||||
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孤島でのクラスの仲間達と殺し合いをするストーリー、読んでいて衝撃を受けました。緊張感あふれる設定、クラスメンバーのそれぞれの個性の書き分けが、秀逸です。クラスメンバーで殺し合いをしなければいけない状況で、団結を求める人、進んでクラスメンバーを殺す人、裏切りを働こうとする人、状況を打開しようとする人、それぞれ極限状態におかれた人間の行動が巧妙に描かれています。暗い救いのない物語のように思われるかもしれませんが、意外と読後の感想は爽やかです。それは、クラスメンバーで殺し合いをするという殺伐としたグロテスクなテーマの小説ではなく、友情・愛といったテーマが一貫としてあるからでしょう。分厚い小説なのですが一気に読んでしまいました。生きること、友情、愛、といった色々な事を考えさせてくれる良い青春小説です。是非、一度読んでみてください。 | ||||
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凄く衝撃を覚えた作品です。凄く感動と生きる事を考えさせられマシた。世の中に悪影響と思っている大人方もいるようですが、私は絶対にプラスになると思いマす。信じてます。そんな浅いテーマじゃない。いろんな所で考えさせられるよ。「純粋な恋、愛」とか「青春」とかの本を求めている人にもいいかもしれないです。餓鬼が何をほざいているのかとか思われそうですが、私の中でそれでも『星4つ』なのは、やっぱり処女作だからです。肝心な所が都合が良すぎたり、簡単に行く所はいって、しつこくじれったい所もあるところですかね。ミステリーを読みなれている方や、本を今までにたくさん読んでいらっしゃる方には恐らく物足りないかもしれません。だから、あまり本を読む機会の少なかった若い方たちに気が高まったんだと思います。それでも、それを抜いたとしても私はこの作品が死ぬほど好きですけどね。こんな素晴らしい話が何処から沸いてくるのでしょう、って感じで。それにそういうことは経験をつんで、初めて達成させられるものだとも思います。これだけのものがかけるのは、かなりの素質があると思います。次の作品が楽しみですね。こんなにも新しい想像力があれば、絶対日本を代表する作家になってくれる。期待しています。 | ||||
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今更、って言われそうですが書き込みさせて下さい。。生きる事について、ここまで考えさせられたのは初めてでした。現在中3なんですが、学校で学ぶ事より何倍も何倍も大切な事を教えられた気がします。実際読んだのは中2か中1の時だったんですが、そんな俺にここまで衝撃を与えた小説は初めてだったんです。グロテスクな描写が好きで、好奇心で読んだ小説なんですが、読んでる時凄く手に汗をかいていた自分を思い出します。夜中、静かな部屋の中で集中して読んでました。本の厚さは全く感じさせず、なんとか3日程度で読み終えたんですが、その後に残ったのは凄く新鮮なモノだったんです。泣いたり、苦しくなったり、ってのは無かったんですが、最後のシーンでは感動してしまいました。自分が43人目の生徒になっていた気分です。七原と共に時間を過ごしていた気分です。生きる事を、自分の奥底で叫んでいる小説ですね。ありがとうって言いたい。そして、読んだ事の無い人、内容を知っただけで批判する人は是非、一度読んでみて下さい。最後まで、目を逸らさず、正面から。 | ||||
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映画がR指定になったり、国会議員が「実にけしからん」と眉をひそめたり。実にわざとらしくも空々しくも見えるやり取りがあったのを思い出す。とにもかくにも話題作だった。 しかし、この作品に本気で怒っている「良識層」の人々がいる以上は、言葉のタブーへの挑戦作という位置付けは悪くないんじゃないか。 川田も七原も、いや・桐山でさえも受けて立つだろーよ。 | ||||
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誰に、どんなに批判されようと、私は涙が止まりませんでした。この本を読む前から嫌っている方がいらっしゃるなら、それでも一度、読むことをお勧めします。この本は言葉に出来ない程、私を悲しく、苦しい思いにさせました。「信じることは難しい。」「死ぬ為には今を生き抜け。」「誰かを愛することは、他のだれかを愛さないことだ。」この本は、私に沢山の感情と言葉を与えてくれました。非現実的なストーリーでも、私は現実性を感じてしまいました。とても近くに感じてしまいました。私は、この本に出会えたことを本当に感謝しています。あんなに涙して、苦しくて仕方がなかったのに、この本はいつも私に一番近い場所に居て、私に生きることを訴えています。 | ||||
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2001年、本の売り上げ年間ランキングで嬉しくもびっくりしたのは『バトル・ロワイヤル』が7位入賞したことだ。管理国家が無差別に選んだ中学3年生のクラス対象に武器を与え、最後に残ったひとりだけが家に帰れるという“プログラム”が孤島で行われる…中学生が殺し合う内容だけに発刊されるまでいろいろもめたそうだし、発刊後も民主党内で論議が起こっていた。ああ、どこまでピンボケなんだろう。この小説ちゃんと読めば殺人の肯定がテーマじゃないことなんてわかるだろうに。これは扉で引用される「愛するってむずかしい」ことについての作者なりの考察なのだ。この小説に登場する中学生たちは絶えず他者の行動、すなわち相手が何を考えているのかに敏感である。そして目の前の他者を信じるのか、はたまた殺して生き残るのかを選択しなくちゃならない。この小説に眉間を寄せた人たちは、これくらい他者に真剣になれているのだろうか。たとえば子どもたちの素朴な質問「なぜ人を殺しちゃいけないの?」その答えが見つからないあなたに。 | ||||
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最初から最後まで話題になりっぱなしなこの小説ですが、なにか「人殺し」とか、「グロテスク」とか、そんなものをも超えたさわやかさがあるような気がします。「坂持金発」というネーミング、感情をなくした桐山の存在、川田の背負っていたもの…etc私の周りでこの本を読んだ友達は皆衝撃だったのは誰かが死ぬシーンだったといいますが、私にとってはこの本の最後で「今度は乗ってやる」とつぶやいた秋也が一番衝撃的でした。今までは主人公とは思えないほど(?!)影が薄かった秋也。殺人を眉一本動かさずやってのけた桐山に「なんなんだ?!」と叫んだ秋也。自分を殺そうとした少女をも助けようとした秋也。そんな秋也が最後にはこっちも乗ってやると、宣言するなんて…もちろん、それは政府に対してでしょうけれど、それでも何かを考えさせられてしまいました。 | ||||
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レビューを書くには今更な感じは否めないけれども。この作品のひとつのキーワードは疾走感だと思う。のどかな島の自然の中にあって焦り戸惑う人物の心理にぐっと引き込まれる。極限状態だからこそ人格がなんの覆いもなく現れてくる。その非日常性が魅力なのだと思う。さらに中高生の心を掴んだのは、人物個々に与えられた少しずつのエピソードだろう。作品全体にわたって散りばめられている為に自分と良く似た、あるいは自分の理想な、自分の周りにいるような、人物に接することでさらに引き込まれたのだと思う。そうでなければここまでの現象を引き起こさなかっただろう。ただ映画は時間内に収めようとしていて、原作に感動した僕には商業的な犠牲になっていた気がした。高見さんの次作に期待したい。 | ||||
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この世では絶対にあり得なさそうな話です。残酷なシーンを読んでも、それが当たり前のように出てくるので、頭に浮かぶ場面がマンガになってしまう。娯楽ものと割り切って読んでるとハラハラドキドキして楽しめます。 | ||||
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「おもしろい」と言ってしまうと、誤解が生じるかもしれません。これは青春小説です。たしかにグロテスクな描写、クセのある表現ではありますが、皆さんもおっしゃっているように、すらすら読め、物語の世界へ引きこまれてしまいます。映画だけを見てあーだこーだ言っている方に特にお勧めです。映画では時間や費用の都合でカットされた、生徒達の様々なエピソードがとても魅力的です。みんな一生懸命生きようとしている姿が素敵です。いろんな生徒がいて、いろんな背景があって・・・。私は何度も泣きました。すばらしい作品だと思います。絶対に皆さんにわかってもらいたいこと、それは「バトル・ロワイアルは単なるサバイバルストーリー、殺し合いの話ではない」ということです。とにか!!く、読んでみてください!!生徒達の「生」に対する心など、様々なものに胸を打たれることでしょう。 | ||||
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かなり面白いですバトルロワイアルは!(長いのでバトルに縮)過酷で理不尽で非道徳な戦いの中で必死に葛藤する42人の中学3年生の姿が鮮明に描かれていて、その中にはいい人もいれば悪い人もいるし、生き残ろうとして殺す側に回る人もいるし、クラスメイトを殺す事が出来ずに殺されてしまう人もいるし、このイカレたゲームから脱出を図る人もいるし、大切な人を守ろうと必死に戦う人もいるし、自分で死を選ぶ人もいるし、狂ってしまう人もいる。そんな42人の思いが本当に切に伝わってきます。マジで。かなりみんな中学生離れしていますがそこはやっぱり小説なんで「スゲェよこいつ!」というような感じで流しましょう(細かい事考えてると大者になれないゾv)結構残酷な描写がされているようですが・・・(普段洋画を見慣れている私には全然そんなことないんで(^^;)読んでその光景がどれだけ鮮明に頭の中に浮かんでくるかというのはいかにその本の描写が鮮明か、ということに比例していると思うのでその分ではバトルの描写はかなりすごいと思います。(何を偉そうに言っとるんじゃ(^^;)この本は私に信じる事の難しさというものを再認識させてくれました。人を信じる事の素晴らしさも。(忘れかけていたもので(^^;)とにかくこの話を考えた作者の思想とかそんなもん関係無しにバトルは面白かった!!人の考え方は三者三様だしいろんな意見があると思うけど私はスゲェ面白いと思いました。是非いろんな人に読んでいただきたいです。そしていろんなことを考えて欲しいです。 | ||||
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戦いが始まるまでは、登場人物の紹介でつまらないが、いつの間にか、中に中に吸い込まれていつの間にか読み終わっている作品です。しかし、R指定の付いた映画の原作だけに内容的には、グロテクスな表現の殺人場面も多々あるが、友情・恋愛・憎悪…etcを見事にまとめていて、とても面白いです。分厚いがすぐ読み終えることが出来きおすすめです!! | ||||
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