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京都感情旅行殺人事件
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京都感情旅行殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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1981~82年にかけて連載された小説である。84年に文庫化され、文庫単体としては光文社文庫史上最大の127万部という記録を樹立した作品だそうだ。“十津川警部 meest 京都”という設定が受けたのだろうか。 京都で、東京から来た男女カップルの変死が次々と起き、京都府警は心中として処理するが、十津川警部の部下・西本刑事の友人が含まれていたことから、殺人の疑いをもって警視庁の彼らが動き出す…という話で、ページの多くが動機探しに割かれている。 その動機の是非は、この際おいておこう。それより僕が気になるのは、辻褄の合わない記述である。例えばP337で、十津川警部が、目撃証言と犯人の服装が合致するかどうかを知るために、西本刑事に犯人を探して服装を確認してこいと命じるのだが、これはどう考えてもおかしい。その目撃時点から少し後の服装は、ほかならぬ西本刑事自身が犯人を尾行することで見ているはずだ。というか、そもそも目撃時点から数日たった「今現在」の服装を確認することに意味はあるのか。 と、読んでいない人にはチンプンカンプンなことを書いてしまったが、ついでにもうひとつ。ラスト近くで、ある文学賞の選考委員に某作品を送り付けたのは誰か、という記述にもブレが見られる(P345~346)。まあ、こういうことに目くじらを立てて読むようなミステリでないことは重々承知しているけれど、これが大ベストセラーなのか…と索漠とした思いにとらわれないでもない。 | ||||
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捜査側には犯行の動機がわからず、動機を突き止めるのがストーリーのメインである。 ただ、捜査の結果で判明した犯行の動機が… なんとも、納得しがたい動機でした | ||||
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