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ジュリエット



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【この小説が収録されている参考書籍】
ジュリエット
ジュリエット (角川ホラー文庫)

ジュリエットの評価: 2.87/5点 レビュー 15件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.87pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(2pt)

大賞受賞作品にもかかわらず、退屈で冗長な作品。まるで怖くない。

日本ホラー小説大賞受賞作品を、年代の古いものから順に読んでいる。
本作品は、4作品目。

出だしは、期待を持たせた。
自己破産した主人公が、子供2人を連れて(妻とは死別)、南西諸島のどこかの島に渡る。
開発が中断されて放棄されたゴルフ場の維持・管理の仕事に就くためだ。
彼らは、ジャングルの只中にある、クラブハウスとして建てられた巨大な建物に住むが・・・

ところが、いつまでたっても、怖くならない。全体の2/3を過ぎても・・・いや、最後まで。
退屈な心理描写や、どうでもよいような出来事に関する記述が、延々と続く。
冗長過ぎて、読み進めるには、相当の忍耐力を要する。

その挙句、読み終えても、この話は結局何だったのか、という釈然としない気持ちだけが残る。
ホラーとしての怖さは、微塵も感じられない。

なぜこんな作品が大賞を受賞したのだろうか。
単行本に付されている選評を読むと、その疑問がある程度は解ける。

応募者にプロアマ問わないこの賞は、作品の完成度より、独創性や今後の期待値の高さを重視するようだ。
本作品も、弱点をいくつか指摘されている。
どの作品を推すか、だいぶ迷った選者もいた。

一方、本作の作者について選評には、「ひょっとするとこの作者は、大化けして日本のホラー史を書き替える傑作を書く才能を秘めている」、「今回の大賞で、さらに飛躍されるに違いない」などの言葉が寄せられており、期待値の高さが窺える。

だが、残念なことに、その期待はあまり実現しなかったようだ。
ジュリエット (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:ジュリエット (角川ホラー文庫)より
4043700024
No.7:
(2pt)

感想

途中まではおもしろかったし、ゾクッとしたところも多々ありました。
ただ、後半に入るに連れ無理に感動に持っていこうとしたのか、ダラダラ書かれてる感じがします。
文章表現は上手いのですが、たまに稚拙な文が目立ち、物語に入り込めなかったです。
犬のシーンは感動しました。
ジュリエット (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:ジュリエット (角川ホラー文庫)より
4043700024
No.6:
(2pt)

何だろう。ところどころ冗長というか、まわりくどいよーなだらだらとした展開は。 とはいってもアイディアは凄く良いしホテルの不気味さもシャイニングを思い出したりして、面白くもあったんだけど、文庫本のほーがかなり良かった。
ジュリエット (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:ジュリエット (角川ホラー文庫)より
4043700024
No.5:
(2pt)

恐ろしくないところがホラー

この小説は人により好みが大きく別れると思います。おどろおどろしいホラーではありません。呪怨みたいなのが好きな方にはあまり向かないと思います。きれいなホラー小説です。
ジュリエット (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:ジュリエット (角川ホラー文庫)より
4043700024
No.4:
(1pt)

禁じ手はやめて

ある島(石垣島とは慶良間諸島をイメージ)の使われていないゴルフ場でのお話。選評で、「島文学」と選考委員が書いていたが、バブル期にゴルフ場が計画されるほどの島ならば、結構リゾートしていると考えて読み進んでいたが、なんだか、イメージと違う(なぜ、この島で後述のようなことが起こるかの背景が全くない、これなら、渋谷の109の雑踏で、同じ思いを抱いても同じ)。
震災や、妻の死や、子どもたちの虐められた体験など、誰でも持ちうる思いを抱えて島に来た、父親と子ども二人。ある老人(影が薄すぎ、ついでに、島からいなくなるし・・・)の言葉と魂抜け?なる現場をみて、先述の思い出が大きく膨らみ、恐怖になるかと思いきや・・・・・結末は、だからどうなのよって感じ。
禁じ手でしょう、これは・・・
ホラー? 違うでしょ。人生には避けられない苦悩や、突然に幸福が断ち切られるのだということを描きたい純文学? 違うでしょう。
ジュリエット (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:ジュリエット (角川ホラー文庫)より
4043700024
No.3:
(2pt)

ホラー小説大賞受賞作がこの程度とは

南の島でゴルフ場管理の仕事に就いた小泉健二、彼の14才の娘・ルカとその弟・洋一が体験した不可思議な出来事を描く、第8回日本ホラー小説大賞受賞作である。ホラーに相応しいテーマを扱っているが、多少、生理的嫌悪感を催す描写があったものの、恐怖感を醸し出すような描写や、スリリングなストーリー展開は無く、がっかりさせられた作品である。
貝の中身を貝殻から引き出す「魂抜け」というものが、冒頭に出てくる。中身が抜け出す瞬間を見てはいけないと言うこの「魂抜け」は、魅力的なモチーフになり得たと思うのだが、ストーリーへの絡みが希薄だったのが残念である。
ジュリエット (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:ジュリエット (角川ホラー文庫)より
4043700024
No.2:
(2pt)

日本ホラー小説大賞?

日本ホラー小説大賞というので期待して読みましたが、何が、どーして怖いのか?という恐怖対象が明確に伝わってこないために、ホラー小説としての恐怖を感じられませんでした。象徴的な表現が多く、結末も予想通りであり、「この後どうなるんだろう」という期待感が湧いこない作品で、とっても残念でした・・・
ジュリエット (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:ジュリエット (角川ホラー文庫)より
4043700024
No.1:
(2pt)

日本ホラー小説大賞?

日本ホラー小説大賞というので期待して読みましたが、何が、どーして怖いのか?という恐怖対象が明確に伝わってこないために、ホラー小説としての恐怖を感じられませんでした。象徴的な表現が多く、結末も予想通りであり、「この後どうなるんだろう」という期待感が湧いこない作品で、とっても残念でした・・・
ジュリエットAmazon書評・レビュー:ジュリエットより
4048733052

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