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ミステリアス・セッティング
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ミステリアス・セッティングの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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キャプテンサンダーボルトを読んで、作者の作品を読んでみたくなりました。 が、 感想としては、伏線がたくさん張られているようで、実は伏線ではないような、 あるような、長編であれば拾ってくれるのでしょうが、多々放置されていて、 気になって仕方がありません。 ストーリーは面白く読めました。 | ||||
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架空の時代の架空の世界でのリアルな話。主人公の何でも受け入れて位しまう女の子の描写や、人の弱みにつけこむ登場人物など、著者らしい世界観で描かれている。ただ、全体的に残念。 | ||||
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読み始めてすぐに、これは文学ではないな、と思った。読み終えた今でもその印象は変わらない。これはエンターテインメント小説である。その分、阿部和重の小説としては物足りない。携帯の小説サイトに連載したということも関係あるのだろうか? 文学とは呼べない軽さ。それがいい意味での軽さになっていない。文体は平易になっているものの、内容まで薄くなってしまってはしょうがない。 | ||||
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ストーリーはヘンテコだがわかりやすく、読みやすい作品。後半は何度か吹き出してしまうような可笑しさ(自称ポルトガル人のマヌエルだとか、スーツ型核爆弾を受け取ってしまった主人公が本気でうろたえている所だとか)があって面白かった。 しかし、それにしても阿部和重という作家がこういう作品を書くと、何となくその意図を深読みしたくなってしまう。それとも発表形式も雑誌連載という形ではないし、このヘンさは作者の遊び心というものだったのだろうか。 私は、「純粋な少女」「自己犠牲」「世界の破滅の危機」だとか幾つかのサブカル的なポイントを意識的に配置して、一種スカスカした感動ストーリーを作り出す、というような作者の悪意も含んだ意図すら感じられるような気がする。あるいは、語り手の老人が語っているのは舞台の2011年よりもさらに何十年も後の日本であるはずだから、「未来のリアリティー」というのはこういうもので、現在の私たちには一種の違和感を与えるものなのだ、ということなのかもしれない。ともかく、私はこの物語を真面目に受け取ることはできなかった。 しかし、やはりあっという間に読み終わるくらいに面白かったから、あまり野暮な詮索はやめた方が良いのかもしれない。 | ||||
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阿部和重がこんなにストーリーテーラーだったとはと。といのが第一印象。 驚きの小説です。昔からの阿部ファンには賛否両論分かれそうな 内容ですが、グランドフィナーレにあった優しさみたいな部分が本書では満開な気がしました。途中からスパイ小説の様な感じですが、ある意味ひとつの夢。 ひねくれ男が見た一夜の夢の中の出来事のような感じかな。。 個人的にはたくさんの人に読んでほしいです。感動するもよし、阿部さんの作風が変わった?と思うもよし。映画1本見るよりこちらを是非! (最初はどうして今こういう小説なんだろうと思いましたが,あまり深く考えない方がいいのかもしれませんね。) | ||||
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