公爵夫人邸の午後のパーティー



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    初公開日(参考)1997年06月
    分類

    長編小説

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    公爵夫人邸の午後のパーティー

    1997年06月30日 公爵夫人邸の午後のパーティー

    隠された意味の仮装を剥ぐ。デビュー以来、新たな小説世界を提示し続け、絶賛を浴びる気鋭作家の短篇集。ふたつのストーリーが呼応する表題作ほか、“全身キズだらけの男”が、自身の右瞼の傷の由来を語り始める「ヴェロニカ・ハートの幻影」を収録。 (「BOOK」データベースより)




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    No.4:
    (5pt)

    文章の映画的美術表現

    そういうのでは、多分これが一番の出来栄え。映画にすれば良い、ではなく、文章の段階で脳内にばっちりとそれが映ります。文章の段階で映画映像です。阿部作品では文章そのものも最も美しい出来栄え。中編二つの構成になっており、侯爵夫人邸に関しては。この過不足無いボリュームが最もな効果を上げているように感じます。
    文章読むとダルいと思う人も、侯爵夫人に関しては、トップスピードで、考えるまもなく、この読める映画を脳内で失踪できると思います。侯爵夫人、とか、三島的道具立てをテンプレ的な使い方をしており、その辺は。日本のゴスロリ都会派アニメみたいな味わいになっております。
    読む、ライトな、あったとしたら、日本映画として、かなり優秀なセンスの映画です。中学の頃IPを読んで、日本の映画監督でこういうセンスのある人がいれば、欧米で賞取れるなあ(しかも作品の尺は短い)しかし、現在も、妙に深刻な重いものが多く。映画の阿部和重はあんまり居ないと思います。(仮にいたとしても在日の監督で、作品は良くてもちょっと引っかかって楽しめなさそう)
    公爵夫人邸の午後のパーティーAmazon書評・レビュー:公爵夫人邸の午後のパーティーより
    4062087758
    No.3:
    (5pt)

    不評なの??

    村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」は
    「世界の終わり」と
    「ハードボイルドワンダーランド」の二つの話が
    平行して進む、
    そしてそれら二つの話が一つの世界を形成するといった小説です。
    んなの言われなくても知ってるよなんて言われそうですが。
    阿部和重の「公爵夫人邸午後のパーティー」は
    「公爵夫人邸」に乗り込んだ奥さんの話と、
    「山小屋」で銀行強盗とハチ合う女子高生の話が
    平行して進むのに、
    タイトルには「公爵夫人邸午後のパーティー」としか書かれていません。
    読み終えてから、
    なかなかうまいタイトルつけるじゃないかと思ってしまいました。
    世の中ってバカらしいなぁと思わせるような話です。
    私は好きですがねぇ。。。
    公爵夫人邸の午後のパーティーAmazon書評・レビュー:公爵夫人邸の午後のパーティーより
    4062087758
    No.2:
    (4pt)

    おもろい

    「公爵夫人邸…」は、初期タランティーノ作品の小説版とでもいうべき趣。 タイトルからは、どことなく純文学的な響きを感じますが、そこは阿部和重です! 確かに純文学的書き方も随所で見せつつ、「セーラームーン」なんて言葉が出てきたりと、現在(イマ)の物語であると痛感させられます。2つのストーリーが同時並行で進んでいき、最後にクロスする、のもタランティーノっぽいといえるか。全編にパルプな展開で、素直に読んでて楽しめました。阿部和重の才能は、こういう物語にこそ発揮されるのだと個人的には思っています。
    公爵夫人邸の午後のパーティーAmazon書評・レビュー:公爵夫人邸の午後のパーティーより
    4062087758
    No.1:
    (2pt)

    隘路

    「IP」でそれまでの文体を変え、売上げを伸ばした阿部和重は、その後の本作品において、小手先の技巧へのこだわりについて考えを巡らせば巡らせるほど貧弱な作品を生み出してゆくという隘路に突き当たっている。
    公爵夫人邸の午後のパーティーAmazon書評・レビュー:公爵夫人邸の午後のパーティーより
    4062087758



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