■スポンサードリンク
無情の世界
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
無情の世界の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
彼の作品で、ピストルズを著んだのが、最初だった。これがまた、すごい長編で、どうなるものかと思いましたが、彼の筆力に引かれ、ついつい読んでいるうちに最後まで読み通した。内容は、時に過激な発言もあり、バイオレンスのにおいが紙面からも伝わってくる。読者によっては、好みがはっきりと二分するのでは、と思えわせる。独特の世界が広がる、移植作家のひとりとして注目している。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
巻頭編が印象的ながら、語り手と語り口における妙、そして微妙なリアリティの暴力が三様に展開。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
~三つの短編が収められた本である。それぞれの評価を記すと、トライアングルズ:星二つ無情の世界:星四つ鏖(みなごろし):星三つ半というところです。どの作品もまともではありません。それなりに楽しめますが、読み終わると精神的にどっと疲れてしまうような作品ばかりですので、自分をごく普通の人と考えている人には、深夜に読むことをおす~~すめしません。「トライアングルズ」は気が向いたら読んでください。大人子供(小学校六年生)が語り部の、どこまでも訳が分からない作品です。表題作の「無情の世界」は20頁前後の短い短編で、気の弱いいつも何かにびくびくしているような高校生が体験した夜九時から次の日の午後二時頃までの出来事をあつかったもので、一番私の身近に感じた短編です。~~「鏖(みなごろし)」はオオタタツユキというろくでなしの若者をはじめとしてちょい役に至るまででてくる登場人物のほとんどすべてが、虚勢だけで生きていて、いつもハリネズミのように神経を逆立てています。そして暴力にふりまわされている・・・、そんな世界に生きるひとたちの半日をあつかっています。阿部和重さんのストーリーテリングは非常に上~~手いのだが(特にどの短編も出だしは極上)、どれを読んでも短編にこそぴったりで、長編にはとても向かないのではないか、と感じました。(ほっとするところがない) 100頁をこえたら多分読み手の心も病んできて、とてもそれ以上読むに耐えないようにおもいます。(これは褒め言葉です)でも、彼の小説を好きなひとは本当に好きなんだろうな、とおもいま~~した。~ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まさに 無情の世界 です。読みやすいです。この人の作品は、文章を読んで情景が浮かんでくるというのではなく、映像にしたらおもしろそうだなというか、映像になりやすいな、みたいな感覚です。やっぱり映画学校卒業してるからなんでしょうかね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
危機的状況に追い込まれた人間の狂気を書いた作品。彼の作品はほとんどが同じ傾向で書かれているので前作のインディヴィジュアルプロジェクションが気に入ったならば、買って満足できると思います。(格段に読みやすくまとまっている)ジャケットの常盤響さんの写真が気に入った方もぜひ^^ | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!