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ぼくを忘れたスパイ
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ぼくを忘れたスパイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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序盤のあらすじを紹介してもいいでしょうか。 競馬の好きな主人公のチャーリーは、借金で首が回らない。でも、離れて暮らす父は真面目で厳しい人物で、頼るなんて、とてもとても。 ある日、限界まで追い詰められたチャーリーのもとに、知らない人から電話が。えっ、父さんが徘徊して保護されてるんですか? 迎えに行ってみると、あの堅物の父さんが、髪はボサボサ、目は虚ろ、話す内容も記憶がごちゃ混ぜ。「狙われている」と妄想まで口にする始末。 あのね、父さん。ずっと家電のセールスマンだった父さんが、誰かに狙われるようなことなんて、あるはずが……って、うわあ、ホントに襲われた! そして父さんが蹴散らした! どうなってるんだい! と、そういうお話です。 ストーリーとしては、危機一髪→父さん覚醒→助かってホッと一息→次のピンチ!という繰り返しなのですが、ユーモアも散りばめられており、ついつい読み進めてしまいます。 (感動の超大作というより)ポップコーンを片手に楽しみたいB級エンタメアクションミステリーだと思いました。 内容に比して、少し長すぎるかなーと思わないこともないですが、なんだかんだ言って上下巻を読み切ってしまったので、これはこれで良いのかもしれません。 面白かったです。 | ||||
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元スパイが老人でアルツハイマー、この設定だけで 大いに興味をかきたれられた。 期待を裏切ることなく、ぐんぐんと引き込まれていく。 ただ、ただ面白い! 文章のセンスが良い! 翻訳の苦労も偲ばれる。 上下巻で長そうに思うが展開のスピードが速く、 短時間に様々な事件が起きるので、あっという間! まるでジェットコースターに乗っている気分! あれこれ細かいことは頁に置き去りにして、 素直にストーリーを楽しむことが出来た。 | ||||
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レビューにばらつきがあり、評価が低いと思い投稿しました。 上下巻にわかれていますが、文字が大きい為に昔の長編1冊とかわらないボリュームです。 おすすめなところ ・展開が早く中だるみがない。表現が小難しくない。物語に入り込みやすい。 ・競馬師でダメ男だった主人公チャーリーの成長がうれしい。 ・元凄腕スパイの父親ドラモント(現在はアルツハイマーで天然?ぼけ)とチャーリーのかけあいが面白い。 ・ドラモントのチャーリーに対する愛情。 最後はあっさりしすぎの感がありましたが、続編があるとの事なら納得。 感動巨編、名作ではないのかもしれませんが、読後感が良く「おもしろかったなあ」と素直にうれしい本です。 | ||||
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気軽に読める本です。ストーリーに目新しさや深みはないですが、展開が早く登場人物も好感がもてます(簡単に人が死ぬところはおいといて)。 文体も小難しくなく、無駄な表現(良く言えば深い表現)がないので肩の力をぬいて楽しめます。アルツハイマーの父親(元凄腕スパイ)と愛すべき息子 (競馬ぐるいのダメ男)のかけあいも(狙いすぎてない分)好感がもてます。 大作、名作、古典などを読んですこし疲れた方におすすめ。 | ||||
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文章表現が、どこまで視覚化に迫れるかの実験的作品と思える。 それぞれのシーンの客観描写ではなく、「ぼく」の目を通したらどう見えるかという主観と客観の世界。 つまり、我々が普段見ている世界の近似値でドラマが展開していく。 ただ、カーチェイスの部分は、訳文ではイメージできなかった。 トサカのシーンは一生脳裏にこびりついて消えなさそう。映像が頭の中にバチッと入ってます。 よく思いつくよなぁ、とひたすら感心。 それから、後半のプロットが「エイリアス」の焼写しの感が否めなかったのが、残念。 でも、自作に期待。 | ||||
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ギャグっぽい部分の訳がいまひとつなんでしょうか。 笑いをとる部分がしっくり来ません。。訳は難しいのでしょうが。。 その部分を除くと、結構おもしろいとおもうのですが、なかなかリズムに載れないのです。 ちょっと残念です。 | ||||
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敏腕スパイがアルツハイマーになるって設定は面白い。 でもここ一番の危機を乗り越える時には昔の記憶がよみがえり敏腕スパイに戻るんですね。 アルツハイマーについて詳しくないのですが、自分の記憶をなくしていくのは恐怖ですね。 人物の背景など描かれずに突然物語がスタートするから、本の世界に入り込むのに時間がかかったけど、チャーリーたドラモンドという人物を理解しだしてから読みやすくなった。 色々な組織が関わってくるのが少し難しく感じた。 下巻で色々な謎が明らかにされそうなんで楽しみです。 | ||||
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かつては二流の家電メーカーのサラリーマン、現在はアルツハイマー病に侵され見る影もない父、ドラモンド。 競馬に入れ込み、毎日かつかつの生活を送っている息子のチャーリーは、ひょんなことからドラモンドが、 家電メーカーのサラリーマンというのは表向きの隠れ蓑で、実はA級のすご腕スパイだったと知る。 過去の記憶もろともドラモンドを抹殺しようと次々と刺客が送り込まれてくるが…。 ドラモンド親子を次々と襲う危機。アルツハイマー病に侵されながらも時々戻る明晰な頭脳で危機を回避するドラモンド。 親子の逃避行を細部のディテールまでしっかり書き込んでいてなかなか読ませるが、上下2巻というのはチト重い。 ストーリーもやや平板で、★3つ。 | ||||
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在庫なしの本屋も有ったようだが、期待外れ。話しが飛躍過ぎる。今更マンパッタン計画もないだろう。 | ||||
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冷戦終結後、この分野はゲリラや民族紛争に踏み込むしかない。リアルだけど、なぁんか小粒。でも、これは21世紀の小粒で深い問題を絡めながら、懐かしいスパイものの香りがします。どんでん返しの連続だけど、最終的な悪役は結構はっきり悪なので、後味が軽いのも私は好き。主役が20世紀に活躍したまだらぼけのスパイ父、語り手がプーな息子だから。この設定、流行るかも。後半、テンポが上がるにつれ認知症の醸し出すおかしみ描写が薄れるのが残念ですが、コメディではないので、こんなもんか。とても視覚的な文章なので、出来のいいノベライゼーションのようでもあります。父親役、ハリソン・フォードでどうよ? もっともここまで目に浮かぶと、かえって映画化は難しいか?続編が出るってこと、気にしてない感じの邦訳タイトルがちょっと気に入らない。「僕」を忘れちゃいないんですから。高校生だと思ってる節があるだけで。 | ||||
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活劇とはいえ かなり緻密に考えられて構成されているので一級のエンターテイメントに仕上がっている。 軽いのは飽きると思っている私だが これは楽しく気軽に読め、それでいてふざけていない。 大変痛そうなストーリー展開だ。 車も、人もボロボロになる。 小説というよりも映画を見るようだ。 | ||||
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