■スポンサードリンク


ディスクロージャー



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

ディスクロージャーの評価: 4.23/5点 レビュー 13件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.23pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

新しい古さ?

 本作に限らずCrichton作品のテーマは、専門家からは「古い」と言われてるのに世間的には「新しい」と言われます。男性部下が女性上司からセクハラを受けるという本作の内容もオリジナル発売時(1993年)にアメリカ法曹界では「古い」と言われながらも世間では「新しい」と言われました。内容的に言うと英語圏で「インダストリアル・スリラー」と呼ばれるジャンルに属する本作はCrichton作品の中では明らかに<冗漫>という分類に含まれる上に、本作で描かれる技術的側面は今日の水準から見ると古さ(これは本当の「古さ」です)を隠し切れませんが、ハイテク企業システムの中で女性にハメられた男性が己の無罪を晴らすまでを描いたストーリーが背伸びすることなく「月曜日」に始まり「木曜日」に終わるという構成に収まっているので、<曜日形式>小説のファンには今日でも十二分に楽しめる作品だと思います。
ディスクロージャー〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)Amazon書評・レビュー:ディスクロージャー〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
4150408327

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!