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九月の恋と出会うまで
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九月の恋と出会うまでの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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本屋さんでお勧めされていたので、手に取りました。川口春奈ファンです。 物語はカメラ、写真好きな27歳女子。会社勤務で、現像するから引っ越しを迫られて、 ゴドーにめでたくお引っ越し。ゴドーに入れる方はちょっとアートな方という限定あり。 ゴドーの住民たちとお話ししていくうちに、やがて謎の平野さんがターゲットになり、 なんの因果か平野さんを毎週水曜日追跡することとなり、それをお願いしたのはシラノ なる謎の人物。シラノはエアコンの穴から聞こえる声の持ち主。彼は一年後の世界から 話している、お願いしている。 追跡していく女子が巡り会うのは?そして彼女を待っている運命とは? 45点。 出だしは良かったんだけどね。残念ながら素人っぽさ満載。ツッコミどころ満載。 これを原案に誰か手直しすると、イルマーレみたいになると思うけど。ちょっとねえ。 説明ばかりで、しかも都民しかわからない説明も多かったね。残念。都民以外には 読んでいただかなくてもいいってスタンスなのかな。 イルマーレになり損ねたラノベって感じ?素人さんにしてはまあまあ文章は綺麗だけど。 これをどのように映画で感動させるのかな?そこに興味あり。 | ||||
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映画を先に観ました。考えさせられたのは、シラノの哀しみ…です。一人の女性に一目惚れした青年…そしてその女性が偶然、同じアパートに住んでいた歓び…そして彼女の死…彼は死んでしまった彼女の部屋で何を想っていたのか…例え幽霊の彼女であってもまた会いたい…そう願っていたのか…それが知りたくて、この本を買い。その後、前作の「雨の日の君に会いたくて」を読みました…この二つの物語は繋がっているのですね。優しい作者ですね。消えてゆく彼女をこの作品で救ったのだと思いました。 | ||||
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最後の10ページくらいがおおおと楽しくなる感じではありましたが、最初の何も起こらないエピソードが長すぎて読みなれてない私は疲れちゃいました | ||||
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暫く前の某大学学園祭のパンフレットで取り上げられていたのを見て手に取った。 後から仕掛けを知り、「なるほど、そういうことだったのか」と得心するのがミステリー作品の醍醐味であろうが、この作品についてはその仕掛けが複雑怪奇過ぎて、読者を無視した作者の自己満足としか思えなかった。 後から、この作品が「書店員が選んだ、もう一度読みたい恋愛小説」の第1位となったり、映画化がされていることを知った。この事実こそがミステリー。 | ||||
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川口春奈さん主演の映画化の際に、書店店頭に積まれているところを見かけて原作を知りました。 今年のゴールデンウィークにAmazonのプライムビデオでその映画が観れるようになっていました。せっかくなら小説も読んでみたいと原作を購入。 小説の本編は、主人公の志織がこじんまりしたマンションへと引っ越すところから始まります。その部屋に聞こえてきた「未来にいると言う男の声」と隣人の青年とのやりとりを通じて、自分がある運命から救われたことと、「声の男性」の正体という謎をめぐっていく展開がくりひろげられます。 彼女の日常にまぎれこむ謎めいた雰囲気と、少しずつ変化する志織・隣人の青年の心情が描かれています。すこし予想がついてしまうラストではあるものの、大きく期待を裏切らない、期待通りの安心できる内容ともいえます。 冒頭の数ページを読んで、雰囲気がお好きなら読んでみて損はないと思います。 (なお、文庫版のあらすじよりも、コミカライズされた漫画のあらすじ紹介の方が、内容のイメージに近く感じました。) 軽いSF風の要素やタイムリープの謎がふくまれた作品ですが、メインはあくまで志織と隣人の青年、そして「謎の声の男性」との関係の変化や、成長のストーリーです。 そのため、もしかすると、細かい設定の齟齬や「なぜこのタイムリープが起こったのか?」「これによるタイムパラドクスは?」と気になってしまう方ですと、気になってしまって純粋に楽しめない部分もあるかもしれません。 個人的には楽しめたのですが、ほんの少しだけメインの志織と青年が惹かれあっていく感情が、後半に急に加速したような気がして、もう少しページ数をかけて彼女(彼)と時間を過ごしたいとも思いました。 蛇足ですが、こちらの上品なカバーイラストは、自分の本棚にあるのを見かけるたびに少し幸せな気分になれます。 文章の端正な雰囲気ともマッチしていて、個人的に好きな一冊です。 | ||||
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映画で「うーん…」と思い原作を買いましたが、映画の方がまだいいかなぁ…という感じです | ||||
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これから何が起こるのか先が読めてしまいました。最後の終わり方も私は好きではありませんでした。 | ||||
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本を読むのが遅い私があっという間に読み終えました。 本来ありえない奇跡がしっくりと収まって、読み終えた後なんとも言えない楽しい気持ちになれました。 | ||||
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ラブストーリーを期待して購入。映画化にもなり期待値は高く…その分がっかりでした。 奇跡の説明ばっかり だった様な内容でした。 | ||||
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私がこの本を読んだのは、15~16年前の集英社文庫か新潮文庫版だったと思います。カジシンさんばりのロマンティック時空ものとミステリーを組み合わせたという感じの小説で、何度も読み返しています。松尾先生の他の著作は失礼ながら読んだことはないのですが、この本を読んだ限りでは、読みやすいわりに、なかなか練られた伏線も張ってあり、とても楽しめました。高橋一生さん主演で映画化されたようなので、映画もぜひ見たいと思います。 | ||||
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高い芸術性を持つ者が居住を許されるアビシアンゴドーに住む独創的な平野と詩織の2人の恋の始まりが著書のおしまい。空想上のシラノが生むタイムパラドクスの結果による詩織の死を回避するために論理的思考と創造を働かせる平野とそれらに振り回されながらも確固とした自己を維持する詩織との間に生まれる奇跡的な摂理によって物語は終焉を迎える。 | ||||
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何というか もどかしい進み具合から、いっきに進み始めたら最終ページ…という感じでした ラブストーリーなんだけど…不器用なラブストーリーなんだけど読後モヤモヤ? 確かにどなたかが書いておられた通り、読む人を選ぶみたいです。 そして気付きました…この本は紙媒体で紙と印刷の文字を感じながら読むことが相応しいと… もしこの本が気になっている方がいるなら、出来れば紙媒体がお勧めです。 この小説は、電子書籍では感じられない紙媒体のぬくもりの中で更に生き生きすると思います。 | ||||
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そこまでの感動がなかったのが事実(・・;) でも最後はキレイには終わってるのでこの評価で | ||||
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とても読みやすい小説でした。 【読みやすい】と言うのは、文章に変な癖がなく、回りくどい言い回しや不自然な表現もなく、途中で読むのを止めたくなる事もなくスラスラと読む事が出来ました。 そういう意味でこの小説は好きです。 主人公が本の中で考えた事と同じ様に私も思っていたので、最後には【え?!】と主人公と一緒に驚き、そして良かったと思いました。 そんな感じで感情移入できる作品です。 個人的には最後、もうちょっとあったら良かったな〜。 これは個人によって意見が分かれそうですが。 | ||||
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27歳の少女と隣人の不思議な恋の物語。 多少無理に時間軸を作った感じはあるけれど、純粋にファンタジー小説として読むことができた。 最近、重たい本を読んでいたこともあり気分転換にたまに読むにはとても良い。 松尾さんの前作は読まずにこれを読んでいるので、作風なのかと思う。 季節や時間を感じることができる作品はよいですね | ||||
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生々しい恋愛モノが苦手な人って少なからずいると思います(かくいう私がそうなのですが)。ところが、現実離れした話なら、案外大丈夫だったり…。全体的に地味で、自分には魅力なんてないと思っているヒロインは、まさに現実によくいるタイプですが、物語は非現実的で、SF+ファンタジー+ミステリ+昔ながらのピュアな少女漫画(ヒロインはアラサーですが)といった様々な要素があります。前半はやや退屈でしたが、途中からはページをめくる手が止まらなくなり、結局一気に読了し、珍しくキュンキュンし、ラストではガラにもなくうるうる、しばらく余韻に浸っておりました。少女趣味だと一蹴する方もいらっしゃるかも。しかし、基本的にリアルな恋愛要素の強い作品はなるべく避けている私ですが、こういう恋愛モノならもっと読みたいと思いましたね。「男はみんな奇跡を起こしたいと思ってる。好きになった女の人のために」↑作者は女性ですし、果たして現実の男性がみんなそう思っているかは怪しいところです(笑)しかし、小説の世界ぐらいは夢を見たいものですよね。終わり方もいいと思いますよ。 | ||||
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2007年に出た単行本の文庫化。 ちょっと不思議な恋愛小説である。いかにも松尾さんの作品らしく、しっとりした読後感であった。 何を語ってもネタバレになりそうなので、説明しづらいのだが、一種のパスティーシュでもある。古典を現代版に書き直したというか。とはいえ、ラストはきちんとひねってあるので、ご安心を。 しかし、松尾作品としては不満が残ったのも事実。あまり優れた作とは言えないだろう。 | ||||
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松尾由美は、女性読者が圧倒的だと思うのだが、もっと評価されていい作家だと思う。 相当文章を書き込んできた人のようで、描写力もあり、 読んでいて、違和感を覚えることがない。 非常に格調高い文章を書く作家である。 私自身は、池波正太郎の文章が、最も格調高い文章であると思っている。 流れていくようで、しっかり記憶に残る文章。 決して独りよがりでなく、誰が読んでもわかる文章。 松尾由美の文章はそれに近い。 作家を目指す女性はこの人の文章を真似るといい。 今作も、「ありえない」話なんだけれども、非常にうまくまとめている。 また文章がいいから、作品の世界にすっと入っていける。 この人の作品は、「雨恋」以来2作目だが、 今作も「雨恋」同様通勤電車で読んだのだが、 しっかり記憶に残る作品である。 ただ、好き嫌いが分かれる作品であることから、☆をひとつ減点した。 はまる人ははまるだろう。 | ||||
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時間SF・ミステリー・恋愛・色々な要素が混ざった一冊ですが 私が読んだ感想はファンタジーだなと思いました。松尾作品は 二作目ですが、この方は胸をキュンとさせてくれますね。 主人公たちの「時間の行き来の会話」が多少ややこしいですが、 全体的にとてもよくできたお話です。個人的に最後のシーンに 主人公たちの結びつき、読み手に安心感を与えて終わらせてほ しかったと^^;思う面もありましたが、新書で買っても後悔 しない素敵な物語との出会いになったと思います。 | ||||
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九月の恋は九月の奇跡の物語。恋を忘れた心にときめきを取り戻すような奇跡。 主人公のさりげない日常の中で、気のせいだと片付けたくなるぐらいひょっこりと、不思議な出会いが起きる。 かすれて低く、ゆとりがあって大人っぽい、時には甘く優しい声は、謎に満ちている。 ハンサムだけど、寝癖が愛嬌、どこかもてなさそうなへどもどした外見の隣人も、謎の人だ。 時を越えて、恋は叶うだろうか。韓国映画の『イル・マーレ』や『リメンバー・ミー』を思い出すストーリーだ。古典的なSFの伝統を受け継いだ、品のよい恋愛小説だった。 | ||||
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