(短編集)
ニャン氏の事件簿
- 連作短編集 (229)
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◆結論◆ 世界観に入り込むまで抵抗があったが読みだしたらそれなりに面白かった ちょいちょい冷めるような場面がある ◇詳細◇ 友人に勧められて読むことになりましたが ただの猫がどういうわけか実業家で 通訳兼ドライバーの男が事件を名推理をするという設定が バカバカしくあまり読む気になれませんでした。 しかし読んでみると、それなりに面白く読めましたが 猫の名前がニャン氏であったり、通訳が語尾に「〜ニャン」を使ったりと 個人的にちょこちょこ冷める部分もあり☆3になりました。 | ||||
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主人公の青年がなぜか行く先々で謎解きをするはめになります。そんな時どこからともなく現れるのが、猫のアロイシャス・ニャン氏とその秘書だという丸山氏。「ニャーニャーニャニャニャ」は何かを伝えている? 三毛猫ホームズや猫探偵・正太郎とは毛色の違う新しい猫探偵登場です。しかし、ニャン氏をもう少し個性的なキャラクターにしたほうが良かったのではないかと思いました。青年の人間ドラマに力を入れすぎている気がします。 | ||||
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ニャンニャンニャニャニャーニャニャ! と、思わず猫語でレビューを書きたくなりました。猫好きにはたまらないですね。ミステリーとしてはどうかな、とはこの際どうでもいいです。(「真鱈の日もあります。」ではマジ吹き出しましたが。)かわいい女の子もたくさん出てくるので、映像化を熱望します!旬の若手を多数起用して、10時台くらいのドラマで。猫語は人気声優さんがニャニャニャしか喋らないのも面白いし、本物の猫の鳴き声を合成しても面白い。 | ||||
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「ニャン氏登場」「猫目の猫目院家」「山荘の魔術師」「ネコと和解せよ」「海からの贈り物」「真鱈の日」の6話を収める短編集だ。 いずれも猫が名探偵役を務める。といっても、ニャーニャーいうだけなので、本当にこの猫が推理しているのかはわからないのだが。 とはいえ、猫を主人公としたことによるユーモアがとても心地よい。身勝手・尊大・鼻がきく。名探偵と猫というのは、けっこう共通点が多いのかもしれない。 ミステリとしても、きちんとした水準のものに仕上がっており、安心して読むことができる。 | ||||
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本書の探偵は猫。まあ動物探偵というだけならいまさら珍しくもありませんが、本作はひと味もふた味違います。猫のニャン氏がニャアニャアと鳴き声を上げると、お付きの秘書の丸山が人語に通訳してくれるのであります。猫も人間もニャアニャア連呼な真相解明はとってもシュール。これは丸山氏だけに聞こえる幻聴なのか? それとも通訳のフリをしてふざけているのか? などと疑っていたら……まさかのガチでした! この真相が一番ショッキングだったかも…… 全6編収録、それぞれ40ページ前後で完結のコンパクトな連作短編集。ストーリーはあってないようなものでして、何らかの事件の話題が持ち上がり、登場人物たちの推理が飛び交って、毎回のように途中で押しかけてくるニャン氏&丸山が真相を指摘してオシマイのオーソドックスな推理ゲームモノ。それでもワンパターンに陥るまいとして、日常の謎と見せかけて未発覚の犯罪を暴いてみせたり、登場人物たちの目の前で進行する事件をリアルタイムで扱ったりといった具合に各話ごとにあれこれ工夫を凝らしています。伏線の張り方やロジックの妙などはなかなか。 そんな本作のがっかりポイントは何かといったら、こうした連作ミステリにつきものの「連作を通して一つの物語を描く」。この趣向が、かえって自らの首を絞めてしまったのでは。 雑誌掲載の読みきり4編はそれぞれ楽しく読めたものの、書き下ろしの2編で大きく失速。アルバイト大学生の佐多くんがあちらこちらでニャン氏&丸山に遭遇するのも、猫語(?)と探偵能力の素質を見込んでの半分スカウト半分ストーカー行為だったという説明はおふざけのような設定との噛み合わせが何とも悪くて、聞かないでおいたらよかったという感じ。神出鬼没な押しかけ探偵ニャン氏&丸山の、珍妙で惚けた探偵活動で最後まで通してくれた方がよかったんだニャ。 | ||||
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