■スポンサードリンク
銃とチョコレート
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
銃とチョコレートの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt | ||||||||
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全59件 21~40 2/3ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 作者のバランス感覚がとても楽しめた一作。正義のヒーローはいつまでも正義のヒーローではなく、悪党もいつまでも悪党ではない、大なり小なりの固定された価値観がぐるぐるに揺らがされて、それでも「またか」とは思わせず、それが自然の摂理であるかのように納得してしまう、そういう優れたバランス感覚で成り立っていました。 唯一アンバランスだったのは中途半端な主人公の存在。GOTHぐらい思い切っても良かったようにも思います。とても楽しめました。ロイズとドゥバイヨルの二人による探偵物語の続編を読んでみたいと強く思いました。一筋縄ではいかない楽しいものになりそうなのですが、子供向けにはならないかもしれませんね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 作者のバランス感覚がとても楽しめた一作。正義のヒーローはいつまでも正義のヒーローではなく、悪党もいつまでも悪党ではない、大なり小なりの固定された価値観がぐるぐるに揺らがされて、それでも「またか」とは思わせず、それが自然の摂理であるかのように納得してしまう、そういう優れたバランス感覚で成り立っていました。 唯一アンバランスだったのは中途半端な主人公の存在。GOTHぐらい思い切っても良かったようにも思います。とても楽しめました。ロイズとドゥバイヨルの二人による探偵物語の続編を読んでみたいと強く思いました。一筋縄ではいかない楽しいものになりそうなのですが、子供向けにはならないかもしれませんね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 少年少女向き、と銘打ちながら、ヒーローであるべき探偵を 陰湿に、醜く描く点あたりは結構乙なものである。 それでこそ少年が自らの意思で動こうというものだ。 時代設定や世界観・謎解きなどはまあ凡庸であるが ところどころ順当にストーリーを流さない、 天邪鬼な点は現代世相を表しているようで妙にリアル。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 少年少女向き、と銘打ちながら、ヒーローであるべき探偵を 陰湿に、醜く描く点あたりは結構乙なものである。 それでこそ少年が自らの意思で動こうというものだ。 時代設定や世界観・謎解きなどはまあ凡庸であるが ところどころ順当にストーリーを流さない、 天邪鬼な点は現代世相を表しているようで妙にリアル。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 80点という評価が当てはまる良ミステリ。 読みなれた人は45ページで6割は解る。 あとの3割は読んでるうちに解り、残りの一割は事件が終わった後に解ります。 乙一さんもこういう作品をさらりと書けるようになったんだなあと感心しました。 読んで80%はやはり、面白いと思うでしょう。 しかしデビュー作の衝撃度から言うとどうしてもこの評価です。 本人もこの作品で100点は狙ってないと思いますが、 ミステリーランドのこのシリーズに一番ふさわしい作品ではないでしょうか。 ミステリーランドのこのシリーズの限定では、ベスト5には間違いなく入る作品でした。 面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 80点という評価が当てはまる良ミステリ。 読みなれた人は45ページで6割は解る。 あとの3割は読んでるうちに解り、残りの一割は事件が終わった後に解ります。 乙一さんもこういう作品をさらりと書けるようになったんだなあと感心しました。 読んで80%はやはり、面白いと思うでしょう。 しかしデビュー作の衝撃度から言うとどうしてもこの評価です。 本人もこの作品で100点は狙ってないと思いますが、 ミステリーランドのこのシリーズに一番ふさわしい作品ではないでしょうか。 ミステリーランドのこのシリーズの限定では、ベスト5には間違いなく入る作品でした。 面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 面白いです。 そんなに、時間はかからずスラスラ読めます。 始めの頃は、そんなに乙一氏独特の世界はそんなにありません。 ですが、序盤からは乙一氏の世界です。 リンツ少年が、自分で考えて、自分で選んで行動する、ところがこの話の重要な点なのではないかと、思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 面白いです。 そんなに、時間はかからずスラスラ読めます。 始めの頃は、そんなに乙一氏独特の世界はそんなにありません。 ですが、序盤からは乙一氏の世界です。 リンツ少年が、自分で考えて、自分で選んで行動する、ところがこの話の重要な点なのではないかと、思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 初め、頁の角が丸く切り取られているのを見て、ああ児童書なんだな、と感じさせられました。 内容も良く、子供から大人まで誰もが楽しめると思います。あと所々に乙一さんらしいユーモアがあって最後まで飽きさせませんでした。微妙に差別についてのことが書かれているのも良かったです。 平仮名が多く使われていましたが対して気になりませんでした。 全国の学校や図書館に一冊は置いて欲しい作品だと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 初め、頁の角が丸く切り取られているのを見て、ああ児童書なんだな、と感じさせられました。内容も良く、子供から大人まで誰もが楽しめると思います。あと所々に乙一さんらしいユーモアがあって最後まで飽きさせませんでした。微妙に差別についてのことが書かれているのも良かったです。平仮名が多く使われていましたが対して気になりませんでした。全国の学校や図書館に一冊は置いて欲しい作品だと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 一応児童書なんですが。平仮名の多い割に、妙なところ漢字なのが読んでて乙一らしさを感じます。 児童書として良いところは、主人公の感情が率直に表れる表現が多いので、子供は感情移入出来るんじゃないかな、という事。 大人は大人で、童心に返る事が出来るんじゃないかなぁ、と思います。 ただ、乙一ファンとして他の作品を見ている側の意見としては、『乙一らしさ』はいまいち。彼らしい切なさとか、そういう所がなかったのは悲しかったな。 それでもやっぱり面白かった。ということで、星は一応四つ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 一応児童書なんですが。平仮名の多い割に、妙なところ漢字なのが読んでて乙一らしさを感じます。 児童書として良いところは、主人公の感情が率直に表れる表現が多いので、子供は感情移入出来るんじゃないかな、という事。 大人は大人で、童心に返る事が出来るんじゃないかなぁ、と思います。 ただ、乙一ファンとして他の作品を見ている側の意見としては、『乙一らしさ』はいまいち。彼らしい切なさとか、そういう所がなかったのは悲しかったな。 それでもやっぱり面白かった。ということで、星は一応四つ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 児童書と言うこともあり、ひらがなが多く読みにくいかと思いきや、一時間ほどでスラスラ読めてしまいました。 今までの作品とはまた違ったものですが、乙一さんらしさが出ていてどんでん返しの末納得の結末☆ とても面白かったです。 探偵と怪盗の話なので、息子が出来たら読んであげたい本になりました! きっと続きが気になって早く読んで!と、せがまれるんじゃないでしょうか?(笑) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 児童書と言うこともあり、ひらがなが多く読みにくいかと思いきや、一時間ほどでスラスラ読めてしまいました。今までの作品とはまた違ったものですが、乙一さんらしさが出ていてどんでん返しの末納得の結末☆とても面白かったです。探偵と怪盗の話なので、息子が出来たら読んであげたい本になりました!きっと続きが気になって早く読んで!と、せがまれるんじゃないでしょうか?(笑) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| この作品はひらがなが多くて、単語と単語のくぎりがわかりにくかったです! 児童書なので、ひらがなが多いのは仕方がないと思いました。 けれど案外簡単な単語をひらがなにして、難しい単語を漢字にしていて…これにも何かひっかけが?!とも思いました。 けれど、やはり乙一の作品らしくて、騙しやひっかけがあって、またまたそれにひっかかってしまった自分が悔しいです! 他の乙一の作品のように様々な人間が描かれていて、読んでいて面白かったです。 乙一の「くつしたをかくせ」とはまた違っていて、けれどやはり乙一らしい作品です! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 児童書ということで、文字も大きく平仮名も多いので、小さい子供も楽しく読めるでしょう。 今までになかった乙一。さながら、ルパンの様なスリルが味わえます。 子供だけでなく、いつかは子供だった人にもお薦め。 箱付きで、相当立派な本なので、少し高いのが残念ですが、納得出来る仕上がりです。 乙一の新境地、また広がりを持ちそうです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 児童書ということで、文字も大きく平仮名も多いので、小さい子供も楽しく読めるでしょう。 今までになかった乙一。さながら、ルパンの様なスリルが味わえます。 子供だけでなく、いつかは子供だった人にもお薦め。 箱付きで、相当立派な本なので、少し高いのが残念ですが、納得出来る仕上がりです。 乙一の新境地、また広がりを持ちそうです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 正直平仮名が多めで(児童書だから仕方ないんですが)少し読むのに苦労しましたが、 その今までとは違う物語に期待しながら読破しました。 一気に4時間ほどかけて読みましたが、良い意味で期待を裏切られたりして 良かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 正直平仮名が多めで(児童書だから仕方ないんですが)少し読むのに苦労しましたが、 その今までとは違う物語に期待しながら読破しました。 一気に4時間ほどかけて読みましたが、良い意味で期待を裏切られたりして 良かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 怪盗ゴディバはルパン、探偵ロイズはホームズ、主人公のリンツは小林少年、中盤までは、そんな典型的な少年向け探偵小説のフォーマットで物語は進む。まぁそのまま進行してっても「よく出来てるなぁ」くらいの評価は獲得できる作品である。ところが、ところが、さすが乙一、ただのジュブナイルで終わるはずがない。大ドンデンが話の中盤に仕掛けられているのだ。やっぱ、今の時代、ジュブナイルだからって、正義と悪の二元論、勧善懲悪は成り立たないのであって。小林少年にとっての明智小五郎のような、全知全能の正義の味方、ヒーローなんて、実際、昔も今もいないのだ。ヒーローは居る、って嘘を信じられた昔の子供はうらやましいっちゃ、うらやましいけど、「仮託出来るヒーローなんかいなくて、信じるべきは自分なんだ」って処世訓を支持したい。それと、正義と悪がひとりの中に混在している人間の多面性や、敵味方が時と場合で入れ替わるっていう人と人の関係性なんてのも、ジュブナイルだからって単純化しないで、混沌を混沌として提示したほうがいい。 大ドンデンを仕掛けて、一筋縄じゃ括れないフォーマットにしておきながら、最後まで息をつかせない冒険活劇、エンターテインメント作品に仕上げてる(しかもクールに!シニカルに!)力量に感服。 そうそう、リンツのおかあさんが、さりげなく魅力的な母であり、妻であり、女性であるのもマルである。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!






