■スポンサードリンク
ドグラ・マグラ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ドグラ・マグラの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全349件 221~240 12/18ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著作権切れ、という時代を考えると、ある種の表現のつたなさは仕方ないところかも。 それを差し引いても、これだけの表現力には異様な才能・迫力を感じる。 なにしろ無料なので、一度は読んでみて損はない! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
半分くらいまではスイスイ読めたのですが、チャカポコチャカポコのあたりから、「早く戻ってこい」と思いながら読んでました。 挫折者が多いのも納得。途中、いくらか飛ばして、一度読み切ってしまうのも手です。 2~3回なら、読んでも面白いですから。 試験勉強じゃありませんが、1回の理解にこだわらなくても良いと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
電子書籍はいいですね。もっとふえるといいです。、、、、、、、 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
少しイラつきます。時代かな?しかしイラつきの全てが 仕掛です。メンド臭いな、は音読で、シノギましょう!ケッして先読みはイケません…じっくり順番に読みススミますれば…二度目が楽しいですよ。(*^-')b | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読んだ事無いならば読みましょう。トモカク読めば解る。シッカリ丁寧に読めましょう。あとはオマカセ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
改めて読むために購入。 しかしこの表紙にする必要はあったのか・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読破ァァァーー!! 三大奇書だの読みにくいだのってさんざん言われているから これまでなかなか手を出せずにいたけれど、メチャクチャおもしろいじゃないか。 これ京極夏彦が好きなら全然イケる。あの当時の作品にしては読みやすいくらい。 悪名高いチャカポコに始まり、論文に遺書、事件の供述やら調査書が続くかと思えば、 正木教授がトーキー映画のスクリーンから語りかけてくるわ、チャンバラ時代劇あるわと、 変幻自在、奇想天外な語り口は、京極堂ですらも(良質ではあれど)コピーでしかないと 思わせるだけの凄みがある。まさに空前絶後の大作だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
夢野久作の代表作。信頼できない語り手の代表例。 ちなみに私は精神に異常を来たしてなどいません。 この主人公は一体何なのか、何者なのか、何をしたのか。 ちなみに私は精神に異常を来たしてなどいません。 はっきり言って、読むのは根気がいるが、それでもチャレンジする価値はあると思います。 ちなみに私は精神に異常を来たしてなどいません。 本書を読破した者は、必ず一度は精神に異常を来たすと言われていますが、 私は精神に異常を来たしてなどいません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
チョンガレの部分が読みにくい。 それを過ぎれば、夢中になって一気に読めた。 風景描写の表現が独特で想像力が掻き立てられる。流石です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
導入の数ページでこの作品の虜に。 夢中で読み進められました。 続きがきになるううううう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドグラマグラの雰囲気にのめり込める。 何度も読み込んで理解を深めたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
数年前に読んだが、逆説が読書の醍醐味だとするならば、これはその極点にあるもののひとつだろう。 ただ、過去にさかのぼれば全ての問題が解決するというような強迫神経症的な語り手の発想は実際上は一種の逃避とも言える。 後半直前からは血なまぐさい場面も出てきて、読者を困惑させるのは意図的だったのだろうか。 結局、逆説のオンパレードのような教養的部分と、事件類の描写部分の繋げ方が多少、通俗的な御都合主義になっていることは否めない。 上巻(だったか?)の中頃で主人公が読み始める物語の開始が・・・なのには、魂の底からぞっとしたものである。 後にミヒャエル・エンデがこの手法を彼の最高傑作に援用したのではないだろうか。いわば、天国的に。 牧歌的な「古き良き時代」の脳髄論の感覚と純粋かつ巧妙なセンチメンタリズムが読者の情感を深くマッサージしてくれるかもしれない。 ただ、この小説を自らの知力で解明しようなどとは思わないほうが良いだろう。逆に、自らの知力を粉砕されるのが落ちだから。 イマヌエル・カントが『純粋理性批判』で説いた「純粋理性のアンチノミー(二律背反)」を小説に移し替えたような渾身の日本語遊戯というべきだろうか・・・。 正木敬之と若林鏡太郎の、語り手の実存解釈をめぐる真剣勝負に読者は圧倒的に純粋な愛を観る・・・。 総じて、シェークスピアの最高傑作と呼ばれる『ハムレット』と同一なものを感じる。良いかどうかは別にして。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
不思議が一杯の大作です。再読します。理解できる迄。夢野久作の他の作品も楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
以前浮き雲を読み始め、文語調に挫折した経験がありますが、本書の読みにくさは内容の珍妙奇天烈な部分です。 文章自体の読みにくさは特に感じませんが、本文内に提示される文献・資料・論文がぶっ飛んでいる上に長いので疲れます。 中盤はこれが延々と続くので、読み手の飽きが一番の壁になるでしょう。 初めの引き込み方はインパクトでグイグイ埋没していきます。 読み進めていくうちに、頭が混乱し初めて、後半にいくに従って紐解かれていきます。 が、しかし、核心が近づいたときに、動悸が速まり展開にドキドキしました。 読み終えたときには、どこが事実で真実なのか読み手に問いかけるような夢野久作にやられた感じです。 再読すると発見があるような気がしますので、ときを置いて読んでみたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昔、購入した本です。久々に読んでみたいと思います。名作ですからね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
先に書いておきたい事、「ドグラ・マグラ」の角川文庫版の表紙が、おかしいと思います。 女性の股の間に「角川文庫」と貼ってあるやつです。 まず最初に強調したいのは、この本の内容は、そんなポルノ的な表現は殆ど見当たらなかったことです。 (他の点では、未成年が読むのはちょっと?という表現はあるような気がしなくもないですが。) 普通のサスペンスとして、複雑で注意して読まないと解き辛い難しさもあって、展開は、読み進める興味をそそり続ける緻密さで、普通に面白かったです。 普段は尚、本を読むのが苦手な私ですが、眠い目をこすって仕事帰りの二晩で読み切ってしまいました。 それだけ、ストーリーに、引きづり込まれたんだと思います。 三大奇書?とか言われてますが、TV番組のサスペンスでもある程度の猟奇殺人とかをやっているのだから、なぜこの本が奇書なのかという事は、ちょっと分かりかねました。 胎児についての表現は、確かに不気味なんですが、少なくとも、角川文庫の表紙のエログロナンセンスのイメージとは違い、ちゃんとストーリーに関連しているという意味では、安易に猟奇を連想させるつくりではないと思います。 また、ラストに関しては、ちゃんと一つのラストを迎える、ストーリーとオチのしっかりしたサスペンスと思います。 その意味では、普通に楽しめる本なのでは?と思います。 ここは合えて強調しておきたい点です。 ただし、「なんなのよ?」と思う人はいるかもしれませんが・・・ ここに出てくる精神医学の仮説?みたいなものには興味は持ちえませんでした。(この本は学術書ではないので当然ですが。) あくまでサスペンスストーリーに花を添えるものと感じつつ読み進める事が出来ましたので、この本を読んで頭がおかしくなったり、世界観が変わったりというのは、全くなかったです。 最後に、この本無料なのだし、気楽にトライしてみたら?と思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まだ最後まで読んでませんが、ここに書かれていることは細胞の”真”に迫っていると思います。 確かに、物事の判断や行動の基本になるのは脳ですが、一番生命の根源をつかさどっているのは延髄にある細胞だと思います。 すなわち、細胞が遺伝子に情報を記憶させて子孫に伝えていくわけですから、自分の前の世代が経験した事象はすべて細胞が記憶していても不思議はないでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
すっきりしません!あんなに関係ないと思われた内容を乗り越えてきたのに、最後まで煙に巻かれたまんま。途中、何度か心が折れそうになりました。折れそうになって、何とか読み続けていたらようやく確信に近づいてきた。そうして、私はどんどんスピードをあげて、ぐんぐん読み進めました。迷いの森はもうすぐ抜けられると。ただ、出口を抜けられそうだと思ったら、また入り口に戻される。あれ、まだ答えが答えが… 答えが!とぐるぐるぐるぐる迷うことになる。そして、最後まで歩かされる。しばらく本気で考えたり悩んだりしましたが、納得のいく答えは出そうにありません。そして、関係ないと思われたあの論文の数々。あれが実は迷いの森をより深淵にする一つのエッセンスではないのかと思い当たりました。好き嫌い分かれると思いますが、私は傑作だと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
統合失調症(旧名が精神分裂病)の患者には様々な容態があるが、自分が考えた事と他人が考えた事の区別がつかなくなることがある。テレビを見ていて、出演者が喋っている事を「これは私の考えた事で、なぜこの人は私の考えている事が分かるんだろう」といった具合だ。また、自分の考えている事が、何者かに命令される形で聞こえたりし、それに応答し、一人だけで会話をしているという状態にもなったりする。常人の想像を絶するすさまじい世界で彼らは生きている。 この小説では、それらの恐怖や不可思議さを実に巧妙な手口で体験させられる。 記憶を失った主人公は、自分の脳髄とその周りで起こったであろう出来事を探偵していくが、幾度となくそれらに翻弄され、自分が何者であるかを頭がおかしくなりそうな状態で探り続ける。やがて主人公は一つの結論に行き着くのだが、それすら解釈の仕方により嘘か本当か定かでない。話の構造はシンプルに見えるが、肝心要の真実や結論が葬り去られている。しかし、この小説にはそういったものはあくまで不要である。読者はそれを求め、ひたすら脳髄を引っ掻き回される、これは推理ではなく、いわば作者による壮大な実験に我々が放り込まれているのだ。そして、読者は十人十色・多種多様の容態を表す。 この喜悲劇を面白いと感じるかどうかは怖いもの見たさにかかっている。が、これが本当に怖いものかそうでないかすらも我々は断定できないだろう。ただ、主人公は救われない人間であり、誰も彼を救う事はできないはずである。 可笑しくとも悲しくとも、もう笑うしかない。笑わなければ、この本を何度も読み返して、ついには救われない人間になってしまうかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても、気に入って読んでます。電子書籍は便利で、値段もばっちりです。マニアにはたまりません。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!