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ドグラ・マグラ
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【この小説が収録されている参考書籍】
ドグラ・マグラの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全349件 181~200 10/18ページ
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何回読んでも引き込まれる。 独特の書き方も、良いですね。 OK! | ||||
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見覚えのない無機質な個室で目覚めた、意識のはっきりした記憶喪失者が、祖先から長く連鎖する遺伝的心理学上の壮大な実験に巻き込まれていく話。 10500ページもあり、前半の説明的論文の下りは昔の言葉っぽくもあり、忍耐が必要だが、世界観に馴染んでくると、すっかり惹きこまれてしまう。 推理、サスペンス好きであれば、ぜひ読むべき一冊ではあるが長いので万人向けではない事は確実('Д` ) | ||||
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異世界を覗くことができました。 私の知り得ない悲しみや苦しみの中で生きる人の人生は、とても刺激的でした。 途中、少し古典的な言い回しで読みずらいところもあるのですが、何か怪文を読み解くような楽しさと、捉えることもできます。 夜に一人で読むには少々怖いですが、現実離れした世界に飛び込める本です。 | ||||
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文章がとても難しくて、なかなか読み終わらなかったです。 でも、下を読むと上の大切さがわかります。ぜひ、上下を購入を。 | ||||
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上は、なかなか読むのが大変だったけど、下はあっという間に読んでしまいました。 次々と上の謎が解けていく感じです。でも、最後には・・・おススメです。 | ||||
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クトゥルフ神話の著者であるH.P.ラブクラフトと同じような運命を辿った方の本と聞いて期待して読みました。とても面白かったです! | ||||
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まだ読んだことがなかったので読んでみましたが、ちょっとむつかしいかも。 | ||||
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現代にも通じる奇書であり、遠慮容赦なく矛盾を暴き立てているほんとうに 稀なる奇書である。最初読むのにためらった しかし夢野久作翁はおそろしい哲人である 矛盾の脳髄領域・精神領域とそれらに対しての遠慮容赦のない矛盾、疑問、現代における 対処法を大いに反省を促すがごとく、また、目を見開くがごとく 糾弾している、しらずしらずに読んでいて糾弾しているのがわかるのである。 とてもいろいろと博識であり、いっけんちゃらんぽらんに見えるへんなお方 だが、その見つめている彗眼は、文体のいい加減さとは違い非常に核心に迫る これは、是非、一度読むべき本ではなかろうかと思われる 夢野久作翁の本はちゃらんぽらんのなんだかなぁの本に思われたりもするが 夢野久作氏はかなり優しい知識人であるのが判る。一見へんな人であるが(笑) この一般の風潮、矛盾含みまくりの現代において、おかしな本調ではあるが、 いかれているかのような、世相、常識とした常識を、それはちがうだろとねじ狂った矛盾を バッサバッサと暴きたて、読者に考えさせているのである。夢野久作翁のここに、 偉大ともいえる計り知れぬ思いやり、偉大なる知識や感性を感じさせられまくる のである 私が本を読んでベスト3に入るほどの本であった 第2位に値すると思われる。 とても、おそろしい奇書である。 とても、思いやりに満ちているかのような奇書である。 精神・医学者関係の方には是非見るべきではないのかと思ってしまう。 この、夢野久作が現代にあればどのような本を書くであろうか・・・・ 今にいて、本を書いてほしい、現代のさまざまな矛盾・手落ちの世界を指摘し解決のヒントを出して いただきたいがとおもえるぐらいの方である。著者である。 全ての人間は、狂人である。差異があるだけである。およそ狂人でないものなどおらぬ、 狂人でないものがいるとすればほんとうにどこまでも悟りきっている人ぐらいであろう このような意味を捉え、本書内にそういう意味を捉えまさしく鋭い当に入った見方を適切にされているのに 驚くのである。差別の意識なども書いてある。どのようにそれらが起こるのか・・・ 是非誰でも、一度この書を詠む機会に恵まれているなら是非読むべき本ではなかろうかと思われるのである。 感想文で御座りました。 | ||||
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一番好きな話です。私的には、これ一冊あれば他の本はいらないくらいにお気に入りなので、DLしました。 | ||||
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エログロは期待しないほうがいい。キ○○イ小説。 なんか、押井守が好きそうな話。自分も好きだが。 | ||||
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私はイカれなかったが、なかなかすごい本である!しっかり読み直していきたい。そうすれば頭が…… | ||||
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やたら理解力の低い、ある意味健常な方々はレビューしないで頂きたい。この作品は元より教養深く頭の冴えたキチガイのためにあるのだから。 | ||||
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とても気に入って再度購入したい。とても気に入って再度購入したい。 | ||||
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読むと気が狂うとか、いろいろと、高い評価を受けている本作品。本当は 角川文庫の購入を考えましたが、カバーの画が非常に個性的で、日本語の理解できない 私の家族(豪州人)や現地の友達に見られて、カバーそして本の内容を、説明するほどの 語学力が乏しい為、Kindle版を購入しました。え、本の感想ですか・・・・・・・。 非常に興味深い本だと、思いました。あ、私は正常ですよ。いま、顔を触ってますが・・・・・。 あれ?これはなんだ?こんな人知らないぞ・・・・・・・・。 | ||||
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もはやオーパーツであると思います。1900年前半に書かれたというのは驚き・呆れを通り越す。 精神の構造を論文的に説明しつつ文学的にそれを読者に実体験させてくる様に感じます。 最後にはさらにその先を…。論文よりも文学よりも優れた文章ではないでしょうか。 奇書(色モノ)という評価には疑問。 ここ最近哲学・心理学等で言われている事だけにとどまらず、その先まで言ってしまっている。 おそらくこの小説の先に行くためには読者個々人の体験にかかっているように思いました。 追記:私にはすごく面白かったです。下巻は喫茶店で読み始めたのですが5時間くらい使って一気に読んでしまいました。 | ||||
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とてもわからない。わかりにくい。わからせようとしない。 だけど読者をひきつける。引き寄せられる。幻覚に陥らせる。幻覚の中に誘う。ここが何処なのか、何時なのか。どの辺まで読んだのか。誰の話なのか。 わからない、それが感想です。 | ||||
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時間軸がずれています。それが作者の意図で、読み進めるとそうなんだと開けてきます。文語体にはつらいものがあります。漢字の使い方もちょっと独特と思います、辞書がほしいかもしれません。我慢して読み進めなければならない部分もいくつかあります。明治の香りがします。今では到底書けないであろう差別的な言葉も出てきます。不快感を感じるかもしれません。構えて読んだのですが、奇書というより、怪奇小説のような感じがしました。決して読みやすい本ではありませんが、独特の味わいのある図書です。読み進めるのに時間がかかること、我慢が必要なことは覚悟したほうがよいと思います。 | ||||
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2015.2.23.Tue 晴れ 夢野久作を読むのは初めてのくせに、いきなり大著の『ドグラ・マグラ』から読み始めた私。 知る人ぞ知る名著。 オノマトペを多用した独特の文体と、奇怪なキャラクターたちが演じる脳内地獄。 何よりその圧倒的な世界観。 胎児の夢、電話交換所としての脳、狂人解放場としてのこの世界、そして自己喪失。 もはやこれは一個の宇宙論、壮大な哲学の伽藍だろう。 本書には『瓶詰の地獄』、『氷の涯』も収録されているのでこれで1200円というのはお得感がある。 (貧乏な私にはその辺の功利がけっこう重要だったりする;泣) 本書を読んで、夢野久作のほかの作品も読んでみたくなった。 | ||||
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考えれば考えるほど、何が真実で何が夢なのかわからなくなる。いろいろな解釈ができる内容だ | ||||
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会話、論文、説経、映画、新聞記事、事件調査書 、漢文、チャンバラ劇、詩、唄、遺言書…あらゆる文体によって表現されており、さらに、中国の唐を舞台に物語が展開するかと思うと、40億年前の地球が舞台ともなる壮大なスケールで描かれている。 挿入話の中では、特に脳髄の機能はさほど重要ではなく、実は意識は細胞全体で形成しており、脳髄はそれらを束ねる単なる電話交換手的な役割を担っているにすぎないという『脳髄論』や胎児が母胎で見る夢は、(進化論を前提に)生物誕生から人間になるになるまでの壮絶40億年と共に、人類の野蛮と言える歴史を見続ける悪夢だという『胎児の夢』は、単体で読んでも面白い。 非常識極まりないものであり(そこがまた面白いとも)、また一見すると物語本編とは関連しそうにない物もあるが、実は後半にて前提条件として話が進んでいくので、読み飛ばしてしまうか、大意を理解できないでいると物語が荒唐無稽なものとなってしまう。状況をひっくり返す仕掛けもあり、頭の体操とも言える。 ※「本書を読破したものは、必ず一度は精神に異常をきたす」という帯書きがありますが、精神病患者と正常者の境はないという作中の証明から、読破したあなたは世界中の人が精神病患者という証人ということでは、と個人的には理解しました。 | ||||
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