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北帰行



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【この小説が収録されている参考書籍】
北帰行
北帰行 (角川文庫)

北帰行の評価: 4.00/10点 レビュー 1件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

低評価ですけど、終わりにインパクトあり。

あらすじに書いてある通り、個人で旅行代理店をしている関口が主人公でロシアから来た女をアテンドするところから始まり、この女が実は殺し屋で一緒に北へ逃亡するという話。
分かりやすい言葉使いや展開の早さはさすがで、いつの間にか読み進みてしまう。

ただ、この手の話は男女関係になって行くがうえに一緒に逃避行をする展開がほとんどだが、本作はそれは無い。(正確に言うと終盤までだが)逆に、女は肌すら触れ合うのも嫌う。これは、もちろんオチがあるのだが、だからこそ一緒に逃げる動機が薄くなってしまっている。脅されているという事だけで、この展開は現実感が低すぎる。
でも、まぁ百歩ゆずってここまでは許せる範囲で評価として6~7点あげられるが、最後の終わらせ方はありえないっていうか、無い。

恐らくだれが読んでも、えっ?、と言ってしまわれるでしょう。
急転直下というか、急に打ち切りになって締めなきゃいけなくなったというか、今までの関係や展開を覆すような終わり方。

逆に評価は低いけど読んでほしい。感想を聞きたい。

タカタソン
HU0OGV5Q

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