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【黒川博行】
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螻蛄の評価:
8.40/10点 レビュー 5件。 A ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点8.40pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
螻蛄の感想
今回は絵を巡ってのストーリー。桑原二宮の相変わらずの掛け合いが相変わらず楽しめたのと、若頭嶋田の風格と最後の二宮のらしくない追い込みも良かった!
安定した面白さ。パターンと言えばそうなのだが、軽妙な会話とスピーディーな展開で一気に読める、楽しめる。関西弁やヤクザが嫌いで無ければ、是非おススメします。
シリーズ物の醍醐味、脂がのって来た!
大阪一の極道と弱気な(実はけっこうしぶとい)コンサルタントの疫病神シリーズの第4弾。ストーリーもキャラクターも脂が乗り切ったようで、500ページを一気読みの面白さである。今回、桑原が金のにおいを嗅ぎ付けたのは、巨大宗教の内紛に起因する絵巻物の争奪戦。宗教内部の権力争いが引き起こした宝物と大金のやり取りに、強引に首を突っ込んだ桑原と、桑原に引きずり込まれた二宮が東京のヤクザを相手に大活躍を見せる。知恵と度胸の突っ張り合いで、最後に勝利するのは誰か?いつもの二人に加えて、今回は若頭の島田がさすがの貫禄を示すのだが、その「若いものは意地を通して弾けるが、幹部はいつでも金勘定で駆け引きする」という考え方が、現代ヤクザの本質を表しているようで、本シリーズの通奏低音にもなっている。本作では、二宮に淡い恋の予感が・・・と思わせながら、最後はいつも通りの「浪速の寅さん」というオチもお約束で楽しめる。主役の二人の関係の面白みを堪能するために、ぜひ第一作から読むことをオススメする。
今回は絵を巡ってのストーリー。桑原二宮の相変わらずの掛け合いが相変わらず楽しめたのと、若頭嶋田の風格と最後の二宮のらしくない追い込みも良かった!