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迅雷



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【この小説が収録されている参考書籍】
迅雷
迅雷 (双葉文庫)
迅雷 (文春文庫)

迅雷の評価: 7.67/10点 レビュー 3件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.67pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(8pt)

迅雷の感想

黒川博行氏らしい、軽妙さとハラハラ感が同居した、安心して楽しめる一冊。
警察は登場しないものの、「堀内・伊達シリーズ」に近いテイストのクライム小説になっている。

主人公格の三人は、当たり屋稼業の稲垣、屑鉄売りで生計を立てる友永、そして稲垣の仲間のケン。
この堅気の三人組が、ヤクザの組長を誘拐し、身代金を奪おうとする物語だ。
とくに稲垣と友永の掛け合いが実に楽しい。そこに、誘拐されたコテコテのヤクザである組長・緋野が絡むことで、絶妙な関西漫才風の会話が生まれている。

読み終わってみると、ノワール的な後味はほとんどなく、むしろ心地よさが残る。
ラスト近辺ではハードボイルド色もぐっと強まり、「友永って、実はかなりのナイスガイじゃないか」と思わされる一冊だった。

十分にアマゾン評価の4点。当サイト評価の8点にはなるでしょう。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.2:
(7pt)

迅雷の感想

んーおもしろかったですね。痛快、心配、安堵、切なさを感じれる作品かなと。結局最後はどうなったのか、、、がなくても後味のよい作品でした。

kmak
0RVCT7SX
No.1:
(8pt)

金のために誘拐するなら極道だ!

雑誌連載の長編小説。病院で知り合った素人3人組が暴力団組長を誘拐して身代金を取ろうとする、痛快なノワール・アクションである。
交通事故の骨折で入院した友永は入院中に知り合った稲垣に誘われ、稲垣の仲間であるケンと三人組でノミの元締めの暴力団幹部を誘拐し、見事に一千万という身代金を獲得した。それぞれの分け前を手に解散した三人だったが、その三ヶ月後、懐が寂しくなりかけた友永は、もう一度誘拐をやろうという稲垣からの誘いに乗った。今度の狙いは組織暴力団の金庫番と言われる組長・緋野で、身代金は三千万と目論んだ。緋野のあとを付け、追突事故に見せかけて誘拐に成功し、緋野の組から金を届けさせようとしたのだったが・・・。
金の受け渡し、人質の交換を巡る無鉄砲な三人と極道のメンツを賭けたヤクザの丁々発止のやりとりが本作の読みどころ。陰謀あり、心理戦あり、カーチェイスあり、暴力あり。著者の十八番である関西弁でのテンポのいい会話とスピーディーな展開が理屈抜きに楽しめる。
黒川博行ワールドにはまっている方には絶対のオススメ。和製ハードボイルド、ノワールのファンにも文句なしのオススメ作である。

iisan
927253Y1

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