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砦なき者



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【この小説が収録されている参考書籍】
砦なき者
砦なき者 (講談社文庫)

砦なき者の評価: 9.00/10点 レビュー 2件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点9.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(8pt)

砦なき者の感想

「破線のマリス」で登場した首都テレビを舞台にした作品で、遠藤瑤子が収監された後の首都テレビを描いたほぼ続編です
今作では赤松というディレクターが主人公的な役割を担っていますが、前作の遠藤に負けず劣らずの熱血漢でなかなか面白いです
前作でも感じたことですが、作品全体を通してテレビ局が抱える問題や実情を読者に提起しているような印象を受けましたし、やや暗めな終わり方も著者自身の憂いを表しているような気がしました

最終列車
KU3TJU3C
No.1:
(10pt)

砦なき者

映像化もされていますが、小説から読んでほしいです。
何の力もない若者がカリスマのように崇められることの危うさを感じました。八尋は若者とメディアが作り出した虚像だったのでしょう。ラストは秀逸で泣いてしまいました。野沢さんが書くミステリーはどれも素晴らしいですが、特にオススメです。

ほそやん
IYPDLT89

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